ネムの木の花が満開になってきました。
「ジローのおうち」からも
ネムの木の大木を眺めることができます。
写真だと分かりづらいですね・・真ん中あたりに咲いてます。
さて。
7月12日、よき日に
新しい宿「ジローのおうち」の
地鎮祭を無事に執り行うことができました。
準備の間は、曇天。
雨が降りそうだったので
簡易テントっぽく張ってみました。
電柱もできて、いよいよ工事が始まるんだなぁという感じになってきました。
地鎮祭が始まるころには雨が降り始め…
時折、雷もとどろき…
神主さんは濡れながら
四方にお参りをしてくれました。
神主さんは、お宿と、以前の宿の間に位置する
水口(みなくち)神社の神主さんです。
井上建築の社長の同級生でもあります。
畑山のある安芸市は高齢化も進んでいますが
Uターンしてきた若手もいるんです♪
地鎮祭を終えて、靖一さんと近所へ挨拶へ。
はたやま夢楽のある場所(加工場のあるところ)は、
すでに集落としては存在しないけれど
新しく宿の建つ場所は、畑山では一番大きな集落になります。
とは言っても、住んでる家は4戸6人のみ。
(でも、時折、帰ってくる家がプラス5戸あります。)
はたやま夢楽の隣りに住んでるばあちゃんと合わせて4戸に挨拶に行きました。
(4戸のうちの1戸は、義弟なので…)
工事でうるさくなるけれど…と挨拶に行ったけれど
ばぁちゃん、じぃちゃんたちは、それすらも楽しみにしてくれていて
「いろいろあるけど、頑張りよ!」と声を掛けてもらいました。
「早く建ってもらわんと、夜の明かりがどこも着いてのうて寂しい」とも。
皆、シャイなので、宿のお客さんとの接点や
マスコミの取材等は一切受けてくれないけれど
基本的には、宿にお客さんが来てくれるのは嬉しくて
子どもたちの歓声が響くのも嬉しいみたいです。
ジローのおうちが建つ集落は、
集落で谷水をあてて使っていて
再々、水をあてなおしに行ったりしなければならず
高齢化が進み、大変そうでした。
数年前に、地下水をくみ上げるポンプを共同設置したので
今は、ポンプ等の管理だけになったみたいです。
こうした担い手も不足している中、
はたやま夢楽が集落に入ることは、
喜んでもらえているようです。
挨拶をして帰った途端に豪雨に。
雷鳴とどろき、びっくりするような雨になりました。
雨降って、地固まる、ことを願っています。
さぁ。間もなく、着工となります。