皆さん、こんにちは。井上です。
さて、今回は開発に使っている馬肉について、詳しくご説明したいと思います。
酒楽さんで使っているのは希少な国産品種「道産子(どさんこ)」と既にご紹介していますが、日本固有在来馬 とは、外来種と交雑することなく現在まで残っている血統登録付き和種のことを指します。固有在来馬は8種でその75%を道産子が占めているそうです。
道産子馬は300~400kgと国産馬の中では大きい方ですが、輸入馬の800~1200kgと比較するととても小さく、それだけ希少であることがわかっていただけると思います。
道産子の味ですが、部位全体が柔らかい肉質で脂の滑らかな甘味が特徴のようです。酒楽グループの店舗では、お肉の旨味を味わってもらうため馬刺しは醤油をつけずに先ずは馬油にくぐらせて食べてみることをお薦めしているのも頷けます。
そして、火を入れてもパサつき感がない、というのが馬刺し以外のメニューを提供する上で大変重要で、色々と味比べして最終的に道産子にいきついた理由がここにあります。
松本を訪問する機会がありましたら、酒楽グループのこだわりの馬肉料理を楽しんでもらいたいと思います。
本日の活動報告でした。また書きますのでよろしくお願いします!