夏新蕎麦の花が咲き出しましたね。もう夏ですね。
激減続ける蕎麦屋を救いたい。旨い「マシン打ち十割蕎麦」道場を開設したい。
その一心で皆様にお訴え、呼びかけさせていただいた東京・湯島の湯島春近。その代表兼皿洗いをさしていただいている荒井久でございます。
例えば東京都下だけで見ても2002年(平成14年)までは僅かに増えていた7051軒ありました蕎麦屋さんですが、それ以降なんと19年間、減り続け2020年9月には4406軒にまで激減してしまいました。
さらに新形コロナ禍が後ろを押します。その影響が始まった2020年1月から今年2021年3月末のわずか1年3カ月の間に新規開店は235軒、廃業が572軒と、差し引き337軒も激減しました。この影響はまだまだ続くでしょう。
もともと手打ち蕎麦は素晴らしい日本食の技術であるのですが、重労働が伴い、後継者がいなくなってきたというのが背景にあります。
そこで、「手打ちでなくてもマシン打ちでも十分に美味しい蕎麦ができますよ」というのが僕の主張でした。現にそのことで拙著「湯島春近の蕎麦イノベーション」なる本も出版しました。そのことをお訴えするために、東京・神田のA-POT(株)のご協力を得て、「マシン打ち十割蕎麦道場」を開設したい、ということでした。
この運動にご参加いただいた方々が49名様。実際に道場に参加されたいと申し込みをされた方が7名様、オンラインによるリモートでの参加を希望された方が9名様いらっしゃいました。誠に誠にありがとうございます。
正直のところ、もっと反響をあるかと期待していました。それだけに「マシン打ち」に対する壁の厚さに驚きました。逆にそれだけに、ご希望された方々への感謝には大きいものがございます。ですが、まだまだ僕はへこたれません。
募集を5月で締め切り、6月に様々なお返しをするお約束で進めて参りましたが、思いもかけぬ新形コロナ禍が続き、東京などで、また新たな緊急事態宣言が発令されています。
誠に申し訳ございませんが、こちらからの6月のお返しを7月まで1カ月延長させていただきたく、お願い申し上げます。
なお、道場の日程だけはお知らせさせていただきます。
2021年7月18日、日曜日、午前10時半~午後12時半
2021年7月19日、月曜日、午前10時半~午後12時半
道場参加、オンライン参加の方には、このどちらかにエントリーしていただきたく、お願い申し上げます。
090-7733-3408
荒井久までエントリーをお願い申し上げます。
僕はまだへこたれません。そうお伝えした証拠に、今また、新たな本を執筆中です。
「70歳で湯島春近を始める―コロナ明け、蕎麦屋開業のお勧め」。60代、70代で蕎麦屋をやろう、という本です。定年明けで蕎麦屋を始めた、北海道、山形、高崎、岐阜、高松、松山などに出かけて、素晴らしい先駆者を取材させていただきました。
湯島春近については開店からの5年間の毎月の収支報告なども詳細にご報告、その厳しさ、楽しさも書き連ねました。
ご興味ある方は1割引き(消費税なし)で送料無料でお送りします。上記の荒井久までお申込みいただければ幸いです。7月初旬に発売予定です。
なお、湯島春近にお出でになる方、あらかじめご一報いただければ幸いです。こちらにご支援者の名簿が揃っていますので、確認させていただきます。
長くなりました。お付き合い、誠にありがとうございました。