2021/08/21 12:23

私の勝手な思いの製品作成、第2弾です。


それは乾燥させる製品、魚で言えば干物、フルーツはわかりやすいドライフルーツ、野菜はドライトマトです。

其々利点を御説明致します。

まず、多くの方が高温多湿の亜熱帯地方である八重山で干物やドライ製品は出来るわけが無いと最初から諦めている方がいらっしゃいますが、そうではありません。

もちろん、天日干しで放置するやり方では食材が痛んで製品には成りませんが、やり方を変えれば作れるのです。

その上で


【魚介の干物】

これが製品化できた効果は昨日の冷凍品でも共通する事ですが、今回のコロナ含め天災で1次産業が疲弊しても製品を作成しストックできると1年通して安定した売り上げを取れる可能性が高まります。

また資源の枯渇に気を配りながら旬の時期に大量に取った資源をロスする事無く製品としてストックできます。

この事は別の側面として災害時に輸送船が中々到着せず、島に食材が少なくなった時にも非常食として備蓄できると思うのです。

魚に関しましては、店のブログに載せましたが石垣島のマグロで生ハムを作った手法がほぼ干物を作る技術なので、既に立証できています。

干物の技術を使ったマグロの生ハムについて←タップ

生ハムは熟成させましたが、干物は短期間で仕上げ、マイナス60度で冷凍保管すれば1年以上は保管できると思います。


【ドライフルーツ】

これは正規品で作るのではなく規格外、訳ありなどを使う事が重要だと思います。

折角農家様が丹精込めて作った農産物を買い手が居なければ破棄してしまうのではなく有効活用し八重山の為に御力を借りるのです。

現在、八重山ではフレッシュフルーツは有名で日本全国から買手がいます。

しかし加工品としては全国的に知れ渡っている製品はごく少数で、裏を返せば可能性はあると思っています。

ドライフルーツをそのまま売るのではありません。なにせドライフルーツへのニーズは限定的だからです。

しかしドライフルーツを使ったデザート、生菓子は多くあるわけではありません。

ここに活路があるのではと思っているのです。

加工製品ですから形は構う必要はありません、カットしてCAS冷凍をして材料としてストックもできます。

そして何より正規品ではありませんから安価に仕入れる事が出来きることで、日本のどこに行っても手に入る事の出来ない八重山、石垣島独自の価値を作れると思うのです。

そうなれば昨日の魚の話と合わせて、石垣島、八重山に来ないと食べる事の出来ない料理や製品が出来て八重山全体の価値が上がると同時に災害にも強く、島の産業を強化できると思うのです。

もちろん多くの方の御協力と知恵をお貸し願えなければできません。

それでもコロナを経験したからこそ、必要だと思うのです。


【ドライトマト】

石垣市にお住いの方々にもあまり知られていませんが、旬の時期のJAゆらてぃく市場に並ぶ完熟トマトを本州の人に食べさせると十中八九目を丸くして、その美味しさに驚愕します。

実は30年間通っていた私もその1人です。

そしてドライトマトの美味しさが日本全国でそれほど伝わっていないのは安価で美味しい材料が無い事から、海外の高価な製品を買う機会も食べる機会もほぼ無いからです。

しかし本当に美味しいドライトマト、詳しく言えばドライトマトのオイル漬けは筆舌に語りつくせぬほど美味です。

この理由から旬の時期の規格、訳ありのトマトを使ってドライトマトのオイル漬けを作れば上記の2品と同じく八重山の価値を高めるだけでなく、夏季の野菜が不足する時期にも安定して提供できて八重山の方々の健康にも寄与できると思っています。


最後に昨日の投稿でも申し上げましたが、国への報告期間が終わったら作り方含めたノウハウを公開して多くの方々に作って頂き、新しい何かが生まれたり発展につながって頂ければと願っています。

欲が無いと疑われるかもしれませんが、このクラウドファンディングが失敗したとしても、こうして可能性について述べさせて頂き知って頂いた事に大きな意味があると感じています。

多くの方に知って頂き、何かしらにの動きが出て結果的に島の方々が潤うのなら私は成功したと思っています。

コロナの最大被害が出ている今だからこそ、復活出来るように、経済が元の様に回った時にいかなる方法でも皆様が笑顔に成ればと心から願っています。

今回は以上に致します。