タンザニアの小学校へ教科書を送るプロジェクト、現在67%まできています。皆様のご支援を心から感謝しています。あともう少し、ぜひ、ご興味のありそうな方へのシェアもお願いいたします。
さて、今日は昨年から今年にかけてTOFAの活動についてお知らせします。
ニャンブリ村の子供たちが学ぶ機会を得るのが難しい理由は、教科書がないなどたくさんありますが、そのひとつに学校までの道のりが遠いというのがあります。5歳から始まる小学校に行くのに、子供たちはその小さな足で、片道平均4キロ、つまり往復8キロで歩かなければなりません。
舗装された道があるわけでもなく、スクールバスなど夢のまた夢、しかも昨年から幼稚園(小学校の前の義務教育)が徹底されることになり、小学校の一部屋を急遽そのために使うことにしたとはいうものの、通える子供には大変なチャレンジで、脱落してしまう、或いはあきらめざる負えない小さな子供たちが続出し、大変な問題となりました。
そこでTOFAは子供たちの多い地区の屋根のなかった廃墟を幼稚園として使えるようにするために、昨年屋根の建設を支援しました。
村の人たちが協力して草が生い茂っていた土地を整備し、屋根の建設にできる限り協力し、そして屋根ができた今、今度は子供たちのために机といすを作っています。
2017年から小学校の教科書を送り、それを受け取った子供たちが学ぶことの楽しさを大人たちに毎日目をキラキラさせて語ったのでしょう。大人たちは教育に関心を示すようになり、それまで教育のあまり興味を示さなかった親たちも子供たちを学校へ行かせるようになりました。
いい先生が来るように先生の家を作ったり、学校の修理や環境つくりにできることを進んでやって、そして毎年私たちが訪れるたびに、誇らしげにそれらすべてを報告してくれるようになりました。
そして英語で数を数えられるようになった子供たちの映像を送ってくれました。
学校に行けることがうれしくて、学ぶことがうれしくてたまらない子供たちに、その機会を与えること、それは大人たちの義務、そして大人たちの未来への投資だと思います。
TOFAでは、様々な形で、子供たちへの支援を行ってまいります。
どうぞ引き続き、ご支援お願いいたします。