季節はずれの長雨の中、建物の状況をご心配頂く声を複数頂いております。
また、5月末にプロジェクトが終了したところ、現在まで着工できておりませんが、現状についてご報告です。
工事内容について複数の見積もりをいただき、それぞれの施工業者様にて予定する工事内容と保全の見通しについて聞いております。
その中で論点となっているのが次の点です。
・既存の防水アスファルト層を活かし、屋上防水工費を抑える考え方。
→ 外壁保全など包括的な修繕対策に回すことができます。
・既存防水を撤去し、新工法を適用することで、屋上重量を軽くし、また長期的にみた保全費用を抑える考え方。
・お稲荷さん部分の防水工事がいずれの見積もりにも入っておらず、しかしここの防水を含めるべきというご意見。
・外壁防水をより重要視する考え方。
Ø 屋上防水はメンテナンスにとどめ、外壁を完全に防水する考え方。
Ø 屋上防水もしっかりやり、外壁についてはまずは高所作業車で部分的な調査及び限定的な補修のみ行う考え方。
・西側窓のシーリングを急ぐご意見。
なお、お稲荷さんの保全については、尾西繊維協会様より協会負担で実施していただけるとのお申し出を頂いており、防水工事については別途協議しております。
各社各様の考え方を伺いながら、最善の工事をと内容の精査をしており、おおむね方針としては見えてきたかと思います。遠からず施工予定のご連絡ができると思いますので、ご心配頂いている中たいへん恐縮ですが、もう少々お待ちいただければと存じます。
改めて、ご関心とご支援をいただきありがとうございました。
伊藤