ちょっと皆さん、一旦想像してみてください。。。
はい、最初の姿です。
元々上海菜館さんの貸切スペースでした。
こじんまりとした個室でこれはこれで良い感じの個室感や年季を感じます。
壁に貼ってある写真にはお客さんたちの笑顔がたくさんあり、ここが愛されていたことがよくわかります。
さて、そんなところを借りてみたものの、、、どうする??
隣やし、なんか便利そう!二店舗並んでたらここの通りもおもろくなるんちゃうかな。というザックリした構想しか当初はありませんでした。
それもそのはず、このコロナ禍で二店舗目を出すなんて考えてもいなかったのですから。
ここで、この文章を読んでいただいてる皆様にお伺いします。
いまはぼちぼち良い感じ。
もっと上手くいきそうなチャンスがやってきた。
下手すれば損失が増えるけど上手くいけば色々やりたいことも出来るしキャリアもアップする。
そしてそれをちょっとやってみたいと思ってる自分がいる。
あなたならどうしますか?
こういう人生の選択肢みたいな2択って結構日常に溢れてますよね。
ラーメンにするか、つけ麺にするか的な。
僕はなんでもそうなんですが、「やろうかな、、、?」と思ったものはやることにしています。
例えば、皆さんの中で一番多い悩みの一つに転職などがあるかと思います。
転職するかどうか悩むけど、したらしたで給料下がるかも、、、
など、考え出したらデメリットってキリが無いんですよね。
ただ、僕はこういう時はやるようにしています。
「迷ってる」時点でもう損してるんですよね実は。
その時間があれば僕ならお店一軒造ります。
僕たちはいつ死ぬか分かりません。1ヶ月後、1年後、あるいは明日死ぬかもしれません。
死ぬ瞬間に自分のことを褒めてやりたいなと僕は思います。
「もう死ぬんか〜早いな〜でも精一杯やったよな〜しゃーないか〜」って感じで。
要するに、昨日の自分に誇れる選択を今日したい。ってことなんですが、まあこれは無理です。人間ですし。。。
ということで僕は「去年の自分より何か成長した自分になる」というのが目標です。
だからやろうか迷ったものはやるようにしてます。
それは失敗や成功を経験して成長できるから。
はい、というスーパー御託を並べ終わったところでこちらをご覧ください。
色々絶望しました。
散々偉そうなこと言っといて思いっきり後悔しそう!!!
ザックリと白を基調としたリゾートっぽくしようという構想はありましたが、それをどう実現すれば良いのか分からないまま壊していたからです。
そして色を塗って気持ちを落ち着けます。
ボランティアの人たちにも手伝ってもらってようやく完成形の片鱗が見え始めます。
そして一旦完成したかに思えた感じになります。
ただ、なんか違う。
ボトルの背中の壁紙とか、酒棚のライトの色味とか、そもそも床もあげてないし、油鶏角打倶楽部との扉とつけてないし、カウンターも不安定で軋んだらするし、、、
2度目の絶望に襲われます。
カウンターの内部を補強していきます。
壁をレシプロソーで粉まみれになりながら焼き切って枠をはめる、、、これも6時間くらいしっかりドアが閉まるように調整します。
そして地獄の床上げが始まる。ゴゴゴ#DIYとは
油鶏の店長とその弟さんで大引きをひいてそこに根太を打っていきます。レベル調整もしながら水平にあげるのが難しい。この1ヶ月で一生分の「大引き」って言葉使いました。もう使うことはないでしょう。
ないと信じたい気持ちが強いです。
そして、ついに床が上がった!!
クララが立った時の50倍の感動です。3日かけて立ち上がったんです。クララが。
そして外壁も塗装。
本当は脇道から入る感じにしたかったのですがお隣のマンションの大家さんからダメーーーされてしまったので正面から入る感じになりました。
ちょっと隠し扉っぽい、、、??
ほんでこう!!!幾度も挫折を味わいましたがついにここまで来ました!!
ボトルの背中の壁も板を張って塗装、
ライトも昼白色から電球色に変えて暖かみを加えています。
一歩踏み入れると、東京のど真ん中なのにリゾートに来たような心地よさと解放感。
before
after
僕らが売っているのは料理やお酒ではありません。くつろげる時間と帰る場所です!!
協力金はもらえないので明日から17:00〜25:00で通常営業していきます、ゆとり会議室 - reserve - 是非お酒が飲めない方でもお気軽にいらしてください!
そしてコロナ禍なのでソーシャルディスタンスや手指の消毒、マスク等を徹底して他所様の迷惑になることがないよう、そっと楽しみましょう!
さて、あとは油鶏角打倶楽部かぁ、、、