今日は昨年に引き続き、ご依頼いたきました横濱中華學院 様に訪問し、中学1年生向けに「SDGsを自分ゴト化するワークショップ~神奈川県版」を実施して参りました。
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昨年(2022年)実施の模様は下記記事をご参照ください。
https://camp-fire.jp/projects/412405/activities/351290#main
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今回は昨年実施の経験から、
『昨年実施していただき、改めて非常に有意義な取組だと実感しております 。
中学校1年生の秋は、2学期がはじまり、新たな気持ちで色々なことに挑戦してもらうという意味でも、SDGsに対する考えをしっかりと植え付ける良いタイミングであると考えられます。
社会科や総合授業と合わせてより効果的なプログラムに出来る可能性あります。その第一歩として実施をお願いしたい。』
というお声を頂き、実施のために訪問して参りました。
今年、スタンダードな中学生向け3コマ授業の実施
学校様から上記のようなお話を頂戴し、今年中学校向けに実施し、大好評をいただいている3コマバージョンを提案させていただきました。
SDGsボードゲームの特徴
私たちのSDGsボードゲームの特徴は、なんといっても「事例の豊富さ、分かりやすさ」にあります。
全国版には社会、経済、環境分野において、実際の事例が96事例、神奈川県版には106事例収録されています。
自分の推しカードを探す「事例読み込みワーク」
最初に、SDGsのインプットとして大枠を説明した後に、「事例読み込みワーク」を行いました。
最初に、経済、環境、社会の事例カードから各自3枚のカードを手に取り、中央の山札から1枚取っては、一番共感できなかったり、興味がないカードを捨てていきます。
そうして、全員が20~30枚のカードを目を通し、最終的に手元に残った3枚のカードは、自分にとって興味があるカードとなります。そして最後に、その3枚の中から、自分なりの推しカードを選び、グループ内で共有しました。
実際多くの事例カードに触れると、「これまで遠くの大人だけがやっているイメージだったのが、こんな簡単なことがSDGsなんだ!」という感想などが出ました。
事例を読み込んだ後に行うSDGsボードゲーム
数十枚の事例カードの中から自分なりの推しカードを選んだ後に、次に、その事例カードを使って「SDGsボードゲーム~神奈川県版」を実施しました。
生徒さんたちは事例にも詳しくなっているので、事例の内容を精査しながら、「実施したいもの」「実施したくないもの」などを判断し、仲間と一緒に世界を良くするゲームを進行していきました。
地元横浜だけでなく、神奈川各地の取り組みに興味いっぱい!
・事例の解決法をみて、自分でも何かできるのではないかと思った。
・SDGsを共通言語として、様々な分野の人と繋がれる。そこに気づけたのが一番の収穫でした。
・日本の弱点であるパートナーシップが、逆にクラスの強みであることが分かった!
・協業の大切さを知った。今日から意識します。
・「誰かが」という受け身じゃなくて、「誰もが」という主体的に行動する大切さを感じました。
という声なども出て、ゲームで大盛りあがりした後の感想シェアも活発でした。
横濱中華學院様 ありがとうございました。
この授業での機会を第一歩として、生徒の方々の深い学びがスタートしていくことを楽しみにしてます。
実施ファシリ―テータ:三井恒雄
※本ブログラムは、物品寄付プログラム『お宝エイド』様による支援で実施されました。
お宝エイド
一般社団法人未来技術推進協会
神奈川県版ふるさとSDGsボードゲーム制作プロジェクト
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Facebookページ「未来ある子どもたちにSDGsに触れる機会を提供したい!~ふるさとSDGsボードゲームプロジェクト~」
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