絵本の絵を担当しているmomoが、みなさんからの質問にお応えします!
Q .新版で新しく描いた絵はありますか?
A.あります!冒頭の見開き3枚と後半の見開き1枚を新しく描いています。冒頭は、絵本の入口となるので、描いている私もとってもドキドキわくわくしています。そして、旧版であった書き込みスペースは、別冊の付録としてモノクロ線画にししました。これが、思った以上に苦労しました。線だけで表現するのは、やっぱり技術が必要です。私は、色で描いていたんだなーと改めて勉強になりました。モノクロ線画にしたのは、子どもに塗り絵としても楽しんでもらいたいという意図からです。言葉にならない気持ちを色や形で出してみてくれたら嬉しいです。
Q .この絵本に関わって、大きな変化はありましたか?
A .ありました!これまでは、身近な人の絵を描いてきましたが、今回は世界の子どもたちを描くということで、新しい挑戦でした。海外の子どもたちを描くにあたり、写真や本、映像などたくさん見ました。当たり前ですが、目や肌の色、目の大きさや眉の太さ、鼻の形、着ているもの、本当に違うのだなーと思いました。どう違うのか、どう描くと違って見えるのか、研究しながら楽しく描きました。私は、絵を描き始めると没頭してしまうで、家の人がいない時や寝ている時に集中して描いています!
Q.絵本作りの喜びは?
A .絵本の仕事は、自分の作品とはまったく違って、編集者さんやデザイナーさんたちと相談しながら進めます。何をどんな風に描くか、文字と絵のバランス、ページをめくった時の印象、子どもの目線がどう動くか、全体のバランスなど…自分では気が付かなかったことや、思い浮かばなかったアイディアが、やり取りの中で生まれることがとても新鮮で嬉しいです。今回のチームでは「momoさん、どんな絵を描いてみたいですか?」、「楽しく描いて下さいね」という言葉を頂いて、勇気100倍で仕事ができています。本当に感謝です!
絵本は、一人では作ることができません。文を書く人、絵を描く人、構成を考える人、デザインをする人、印刷に関わる人、校閲をする人、相談に乗ってくれる人たち、営業や販売をする人、絵本を広めてくださるたくさんの方たち。そして‼︎手の取ってくれる子どもたち…どんなふうに読んでくれるのかな〜?!待っていてね。
クラウドファンディングは、あと8日。
引き続き、応援よろしくお願いいたします!