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ラオスの学校に図書室を! 本との出会いが子どもの未来をひらく

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

<ネクストゴール挑戦中>【あなたが本からもらったドキドキわくわくを、ラオスの子どもたちに届けませんか?】教育環境が充分に整備されていないラオスで「学校図書室」の開設をおこないます。図書館や書店がない中で、学校を拠点に読書の機会を拡げることで、ラオスの子どもたちが生きる力を育めるよう応援してください。

現在の支援総額

804,000

134%

目標金額は600,000円

支援者数

53

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/04/20に募集を開始し、 53人の支援により 804,000円の資金を集め、 2021/05/30に募集を終了しました

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ラオスの学校に図書室を! 本との出会いが子どもの未来をひらく

現在の支援総額

804,000

134%達成

終了

目標金額600,000

支援者数53

このプロジェクトは、2021/04/20に募集を開始し、 53人の支援により 804,000円の資金を集め、 2021/05/30に募集を終了しました

<ネクストゴール挑戦中>【あなたが本からもらったドキドキわくわくを、ラオスの子どもたちに届けませんか?】教育環境が充分に整備されていないラオスで「学校図書室」の開設をおこないます。図書館や書店がない中で、学校を拠点に読書の機会を拡げることで、ラオスの子どもたちが生きる力を育めるよう応援してください。

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絵本 の付いた活動報告

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たくさんの皆様に活動を応援していただき、心より感謝申し上げます。ご支援やコメントにとても励まされております。このチャレンジも、半分の日数が過ぎました。目標金額まであと30%。より多くの皆さまにこの取り組みを知っていただけるように、シェアやいいね!などで、ご紹介いただけると幸いです。さて今日は、本が好きなだけでなく、図書室の運営を支える女の子たちを紹介します。ヴィエンチャン県サナカム郡の中等学校で開設した図書室のボランティア(図書委員)をしていた15歳のソフィアさん。家は農家で、毎朝4時に起き、朝食の準備や家畜の餌やりが日課です。7時ぐらいには家を出て学校へ。夕方4時に帰宅してからも、夕食準備、掃除、家畜の世話など、弟妹たちの面倒をみながら家事をこなします。農繁期は、家族とともに、片道2時間かかる田んぼへ行き、終日農作業をします。「大変だね」と声をかけると、「このあたりに住む人はみんな同じよ」と明るく返事がかえってきました。そんなソフィアさんは、学校図書室が大好き。「図書室の当番の時は、休み時間に急いで行かないと混んでしまって大変なんです」と嬉しそうに話します。「家には本がないから、いつも図書室から本を借りてきます。本は知らなかったことをいっぱい教えてくれます。」借りてきた参考書で宿題の答え合わせや復習もするとのこと。勉強が大好きで、学ぶことが楽しくて仕方がないといった様子に、こちらも嬉しくなりました。キムさんとペポイさんは、ナパファー村の「文庫」で出会いました。ナパファー村の集会所私たちは、小学校が長期休みの時にも子どもたちが読書を出来る場を作ろうと、村に小さな図書室(文庫)を設置する支援をしました。村人に運営してもらい、子どもだけでなく大人も利用できるものです。集会所の中に設置した文庫その文庫の本の整理や貸出を手伝ってくれていたのが、中学生のペポイさんとキムさんです。 聞いてみると自分たちの通っている近くの中等学校には、図書室がないのだとのこと。最初は友だちに誘われて「村の文庫って何だろう?」と思いながらやってきたところ、生まれて初めて本と出会い、読書の楽しさを味わい、本の虜になったそうです。ペポイさんは、週末に時間を見つけて村の文庫で本を読むようになり、そのうちに、小学生たちが来ると「この本面白いよ」と声をかけるようになりました。楽しそうに絵本をめくる小さな子をみると、もっと読書の楽しさを多くの人に伝えたいと思うようになりました。運営を熱心に手伝う理由を尋ねたら、いつも物静かなキムさんが答えました。「私にとっては、この文庫が唯一本を読める場所なんです。私はここがないと困るんです」キムさん、ペポイさん、ソフィアさんような子どもたちを増やし、支えていきたいと思っています。


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皆さまこんにちは。NPO法人ラオスのこども代表のチャンタソンです。明日、5月5日は「こどもの日」ですね。子どもたちの健康や成長、幸福を願うことは、日本でもラオスでも変わりません。ラオスでは6月1日を「こどもの日」としています。子どもたちが自らの力を伸ばすことができるように、30年以上前に、ラオスで読書推進の活動をはじめましたが、当初はとても大変でした。子どもどころか大人も本に触れた経験が全くなかったので、本をどのように扱って良いか全くわからないのです。無くしたら困るからと箱に鍵をかけてしまい込んでしまったり、まだ文字の読めない小さな子に文字ばかりの本を渡して見せるだけだったりと、なかなか浸透しませんでした。本をどのように利用してもらうか、魅力をどのように伝えるか、試行錯誤しながら、ひとつひとつラオスの人たちに伝えました。活動当初、鍵をかけてしまいこまれてしまっていた図書箱ラオス事務所にいるスタッフたちも、最初はほとんど教科書以外の本を読んだ経験がありませんでした。本の読み聞かせのやりかた、紙芝居の演じかたなど、たくさんの日本の皆さんにも教えていただきながら、覚えていきました。以前、掃除のアルバイトとして来ていたカオさんもそのひとり。小学校を卒業し、家計を支えるためにいろいろなところで手伝い仕事をしていた頃、当会に来るようになりました。お掃除だけではなく、事務所の図書館の業務も少しずつ手伝ううちに、絵本のお話の世界に魅力を感じるようになりました。次第に、彼女が絵本を読むと、いつも小さな子どもたちが周りに集まってくるようになりました。お話の世界を自分も楽しみ、そして語りかけるような優しい声に、幼児たちは安心したのでしょう。カオさん同様、子どもたちに大人気でお話上手だった、アナチャックさんこのようにスタッフたちも成長しながら、ラオスでの活動を続けてきました。今の若手スタッフの中には、高校生の頃、私たちが設置した図書室を利用していた人もいます。自分が学生時代に経験した図書室の活動を子どもたちに伝えたい、と熱意をもってスタッフに加わりました。長年に渡り種を撒いてきた種が、ようやく芽を出し、成長しはじめたように感じます。でも、花を咲かせ実を結ぶまでには、まだもう少し時間がかかります。今しばらくの間、皆さまに見守りそして活動を支えていただけますよう重ねてお願いいたします。旭日双光章およびJICA理事長賞をいただいたことを記念し、感謝の気持ちを込めて、ラオスで4月初めに開催したイベントの様子&nbsp;


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私たちが開設した学校図書室で出会った双子の兄弟、チュン君とチェン君の話をします。ふたりが住む、ヴィエンチャン県ムーン郡は首都から車で5時間、海抜300メートルほどの田畑の多い丘陵地です。私たちは2015年に、ふたりが通うナムプーン中等学校に図書室開設の支援をしました。チュン君チェン君をはじめほとんどの生徒は、この図書室で初めて教科書以外の本と出会いました。読書の楽しさを知ったチュン君チェン君は毎日図書室に通い、1か月に16~7冊の本を借りているとのことです。おばあさんと暮らすふたりの両親は、彼らが2歳の時に離婚し、それ以来、お父さんとは音信不通、お母さんはタイに出稼ぎに行っていて、年に一度の帰省の時にしか会えません。休日には、片道2時間かけて山道を歩き、畑へ行き、唐辛子の収穫を手伝います。収穫した唐辛子は、大きな袋に入れて、頭や肩に引っかけて、山から持ち帰ります。そして小分けにして、市場で売ったり、近所の家々をまわり売り歩いたりするそうです。唐辛子の運搬方法を実演してみせてくれました。好きな本について尋ねたら、チェン君は、ラオスの民話『カンパーと歌うジャコウネコ』と答えました。「主人公のトンとジャコウネコが、村の人を喜ばせるシーンがかっこよくてワクワクする!ぼくもトンみたいに優しく立派な大人になりたいんだ」と元気よく話してくれました。主人公に自分を重ねて、勇気をもらったそうです。チュン君は、もぞもぞしながら小さな英語の絵本を手にしていました。アメリカのテレビ番組「セサミストリート」のキャラクターが表紙になっている薄い絵本。私たちの団体がご寄付でいただいた絵本を図書室に置いたものでした。小さな子ども向けの絵本なので、中学生としては、ちょっと照れくさかったのかもしれません。「えっと、この子はエルモっていってね、色々なところへ行くんだ。」と、本の内容を一生懸命に説明してくれました。「もっともっと英語を勉強して、色々な外国の人と話せるようになりたいんだ」とのこと。「英語話せる?」ときくと、「うん、ちょっとだけ・・・・・Nice to meet you!」1冊の本との出会いが、世界への扉を開けて、翼となって、彼らを飛び立たせるようにみえました。そんな彼らの姿に私たちも勇気をもらっています。


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私たちの現地事務所は小さな図書館を併設しています。その図書館にやってきた子どもの話を紹介します。~~~~~~~~~~~~~~~イーアンちゃんは、兄弟と一緒にストリートチルドレンをしていた女の子。おそらく6歳ぐらい(本人に聞いてもよくわからないとのこと)だが、学校には通っていない。いつも図書館の近くをウロウロしていて、扉の外から覗きこんでいたので、スタッフが呼び寄せて、水浴びをさせたりご飯を分けてあげたりした。しばらくすると、兄弟には内緒でたびたびやって来るようになったイーアンちゃんは、本に興味を持ち、スタッフに読み聞かせをせがむようになった。ある日、図書館でお絵かきをしていた小さな子が、文字を書きたいというので、スタッフが見本の文字を書いた。近くにいたイーアンちゃんも誘い、紙と鉛筆を渡してみると、一緒に書きはじめた。二人とも文字を習ったことがない。だから文字というよりは、見よう見まねで線を書いていく。何度も何度も同じ線を書くうちに、突然イーアンちゃんが叫んだ「ぐりのぐだ!」&lt;イラスト:やべみつのり&gt;&nbsp;最初は何を言っているのかわからなかったが、ひとりのスタッフが気づいた。イーアンちゃんが好きな絵本『ぐりとぐら』の「ぐ」の文字が、その時彼女が書いていた文字だった。(『ぐりとぐら』(福音館書店)は、日本語絵本にラオス語の翻訳を貼り付けて、図書館に置いていたもの。イーアンちゃんはこの本を気に入って、何度も読み聞かせをしてもらっていた。)絵本で出会った単語(名前)と文字が結びついたのだ。その後イーアンちゃんは、「ぐりぐらぐりぐら・・・」と唱えながら「ぐ」の文字を書き続けた。~~~~~~~~~~~~~~~図書館での本との出会いが、子どもの未来への扉をひらきます。ひとりでも多くのラオスの子ども達が本と出会えるように、ご支援をよろしくお願いします。