本クラウドファンディングの活動報告もこれが最後となります。支援者の皆様には多大なる支援感謝申し上げます。ありがとうございます。ホームページでは引き続き日々の業務をアップしてまいります。今後とも是非ご覧ください。さて、今回の活動報告は「萌芽更新(ほうがこうしん)」です。これはコナラ、一昨年間伐された切り株です。切り株から10本程萌芽しています。来年くらいに2,3本に整理し、下草刈りを行います。これが15~20年程で良いほだ木の材料となります。20年程でサイクルしていきます。
ほだ木用の立木を選別しました。今秋に伐採します。選別の条件として・伐採の際、足場が良いこと・作業道まで運搬が可能なことが必須です。太さは根元の直径が20センチ位までを使います。それ以上だと運搬に苦労します。また、菌の廻りがよくありません。2枚目の写真は帰り道にカモシカに遭いました。
原木の様子です。北陸 富山は梅雨が明けたそうです。今年の梅雨の降水量は平年並みとのことです。原木にとっては良い雨だったみたいです。菌糸が原木の幹の中へ延びています。
昨年の春に植菌した原木です。接写で画像がボケていますが、表皮を少しけずってやるとオレンジ色の間に白く見える部分が菌糸です。今秋ここから椎茸が発生します。
ほだ場付近によく発生するきのこです。写真はササクレシロオニタケと思われます。見た目にも毒っぽいですね。毒きのこの一例です。私が日本きのこセンターの指導員から教わった毒きのこの見極め方です。 まず一口含んで、かんでみます。 毒きのこの場合大概「にがい」です。すぐに吐出し持参の水等でうがいをします。少々乱暴な方法ですが確実です。特になめこ系は見た目では分かりませんが、「なめこ」は苦くないです。色々書きましたが「疑わしきは食しない」です。