はじめに・ご挨拶
初めまして。
岐阜県の東の地❝東濃地域❞において専業で養蜂業を営んでいる
株式会社堀養蜂園の園主、堀 孝之と申します。
私は岐阜県恵那市山岡町で育ちました。寒天生産の有名な地域です!
もともと、母の実家が養蜂業を営んでいた為、幼い時から養蜂とは身近な存在でした。
高校卒業後、愛知県のスーパーに就職し鮮魚部で2年間働いたのち、
父の経営する健康食品の会社ではちみつを販売したりプロポリスなどの健康食品の販売に携わりながら、
飲食店でのアルバイトを掛け持ちしていました。
父の会社は母の実家の養蜂を経営していたじいちゃんがプロポリスの専門の会社を創業し
父が引き継いだ形で経営していました。
しかし、経営が悪化、はちみつの生産もなかなか増加していなかったため、
母の実家の養蜂業の手伝いも同時に行うことになりました。
母の実家の伊藤養蜂園で2年間修業もしながらだったので、当時は本当にハードだったことを覚えています。
最初は養蜂業をやろうとは思ってもいなかったのですが、養蜂と真剣に向き合っていく中で養蜂の魅力に引き込まれ、
21歳ころから独学で養蜂を学び、養蜂をやっていく中でもともとの養蜂のやり方を自分なりにオリジナルのやり方へ変更し、
最初は1箱のミツバチの巣箱からスタートしました。
この時、養蜂の歴史を調べていた時に【ミード】(はちみつ酒)を知ることになりました。
養蜂を学んでいる間、地域に自生する植物にもスポットをあて、
養蜂を行いながら樹木医の経営する苗木の販売会社で5年間樹木の知識を学びながら働かせてもらい、
樹木についてもいろいろと学ばせてもらうことが来ました。
この樹木の勉強がのちの【単花蜜へのこだわり】になりました。
28歳の時ミツバチの群数が50群まで増群したことから、養蜂での独立を視野において活動し、
蜂を設置する場所の準備、新しい巣箱の準備などを進めて、市役所へ相談に何度も通い、
新規就農での起業をすることになりました。
生まれ育った地域で事業として養蜂を始めたのが29歳の時でした。
それから、養蜂という自分の軸を追求する一心で毎日毎日、ミツバチの管理を徹底し、
家族をはじめ、地域の方々に支えてもらいながら養蜂に奮闘してきました。
起業して4年たった時に個人事業から法人経営へ転向し、株式会社堀養蜂園として事業スタートしました。
しかし法人設立して間もなくコロナ禍に突入し、イベントや催事等、出店はできなくなり、
本当につらい時期でもありましたが、自社直営店舗をこのタイミングで計画し、
もともと飲食経験があったので、新たな事業態「物販と飲食」を複合した直営店
堀養蜂園 蜜やを2021年8月にオープンしました。
不安はもちろんありましたがはちみつをより多くの方に知っていただきたい一心と、
養蜂や自然に関心を持ってもらえるきっかけになればと思い、思い切った挑戦をさせていただきました。
オープンしてから現在まで本当にたくさんの地域の方々、お客様に支えられて現在の堀養蜂園があります。
そこで、今回のプロジェクト堀養蜂園の春一番に採蜜する山桜のはちみつを使用して作るミード酒を
このクラウドファンディングで挑戦し、たくさんの方へ養蜂、自然、堀養蜂園、ミード、単花蜜を知ってもらいながら、
応援していただければ幸いと思いスタートしました。
このプロジェクトで実現したいこと
今回のプロジェクトでは堀養蜂園のこだわりの単花蜜でミード酒を造ることが一番の目的です。
前回、クラウドファンディングで応援していただきました
大好評のミード酒(蜂蜜酒)❝そよご❞に続き
当園で大人気の山桜蜂蜜を使用してミード酒を造ります!!
山桜蜂蜜は希少価値の高い蜂蜜です。
人気に加え、今年は採蜜量も少なく、5月頭の販売でしたがもう完売状態!
それでも何とか、ミード酒の為に確保した2022年採蜜の山桜蜂蜜で
ミード酒を造りたいんです。
ミード(はちみつ酒)とは蜂蜜を原料とするお酒です。
歴史はワインなどよりも古いといわれ、1万年前からあったとされるお酒。
ミード酒(蜂蜜酒)は❝ハネムーン❞の語源であったとも言われています。
Honeymoon、つまりは「蜜月」。ミツバチの一ヶ月という意味でもあります。
ミツバチは昔から強壮作用があることや、ミツバチの多産性にあやかり
古代から中世ヨーロッパで特に森を愛するゲルマン民族の風習で
新婚生活一ヶ月余りミード酒を飲んで子宝に恵まれるようにと
願いを込められて飲まれていたというお酒でもあります。
このことからハネムーンの語源となったとも言われています。
そんな素敵なストーリーのあるお酒を堀養蜂園の単花蜜、山桜のはちみつを使用して
前回のミード「そよご」とはまた違った香りのあるすっきりとした味わいのミードを
栃木県の酒蔵「天鷹酒造」さんにて日本酒酵母を使用し製造していただきます。
私たちの地域のご紹介
私たちの地域は本当に自然の多い地域です。
特に恵那市は市の70%が山といわれるほど緑の多い自然豊かな地域になります。
ゆっくりと時が流れる、緑豊かな土地には蜜源となる植物が多く自生しています。
プロジェクトを立ち上げた背景・これまでの活動
私が25歳の頃、養蜂歴史について勉強していた時、とある一冊の本に
蜂蜜を発酵させ造ったお酒、ミード酒について掲載されており
いつか自分の蜂蜜でミード酒を造りたい!!と思ったことがきっかけとなりました。
このプロジェクトの前にクラウドファンディングで応援していただき
ミード酒❝そよご❞を商品開発しました。
6次産業も含めた大きな挑戦で本当にたくさんの方の支援があったことから、反響はすごかったです。
関東でのイベント、愛知県でのイベント、そして、新店舗の直営店の販売では
いつも完売になるほど人気の商品になると同時に
たくさんの方が「えっ!はちみつのお酒?」と興味を持ってくださいました。
新しいミードということもあり、ミード酒【そよご】を造っていただいた天鷹酒造さんともいろいろお話をして、
「ミード酒に使う原料の山桜のはちみつは
今まで食べたことのないくらいの香り高いはちみつだから
きっと最高のミードを造ることができそうだ!」とお言葉をいただきました。
昨年からこの山桜のミード酒のために、養蜂でも力を入れて今季採蜜にも挑みましたが、
今年は天候に恵まれず、、、それでもミードの原料となる量数の確保ができました。
目標は最高の山桜蜂蜜でミード酒を造ること。
山桜の香るミード酒、、、どんなお酒になるのかワクワクしています♪
資金の使い道・実施スケジュール
・ミード酒❝山桜❞の製造費 62万
・店舗のミード酒用の棚の製作費 6万
・ラベルデザイン費用 5万
・ミード酒ポスターデザイン・印刷費用 10万
・クラウドファンディング手数料 17万円
・2022年7月
原料を酒蔵へ
試作し商品化決定 クラウドファンディング募集開始
・2022年8月
ミード酒❝山桜❞完成
クラウドファンディング募集締め切り(8月31日〆切)
・2022年9月
順次発送を開始
リターンのご紹介
・ミード酒【山桜】
・ミード酒【そよご】
・スポンサー
・御礼の手紙 等
最後に
このプロジェクトは堀養蜂園の挑戦になります、養蜂を発展させて、養蜂業がより多くの方に知ってもらえたら幸いです。
まず今回のプロジェクト【ミード】「山桜」完成はもちろんですが、はちみつの生産も頑張ってまいりますので
是非、応援をよろしくお願いいたします。
■特定商取引法に関する記載
●販売事業者名:株式会社堀養蜂園
●代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名:堀 孝之
●事業者の住所/所在地:〒509-6701 岐阜県瑞浪市穂並1丁目58番地
●事業者の電話番号:Tel:0572‐56‐2228
●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るミード酒とは
2022/08/27 19:30ミード酒とは古代ヨーロッパの人々に1万4千年前から愛されてきたお酒です。また、ケルト地方の人々には“不死の飲み物”として扱われてきました。中世のヨーロッパでは新婚直後の一ヶ月間新婦は蜂蜜酒を造り新郎に飲ませて子作りに励んだと言われています。これはミツバチの強壮作用とハチの多産性にあやかるため。ここからハチミツの一ヶ月蜜月“Honey moon”という言葉が生まれたとされています。 もっと見る
山桜って?
2022/08/26 19:17今回、山桜でミード酒を造りたいと思ったのは山桜にとっても思い入れがあるからなんです。日本の在来種である山桜。養蜂をしている私たちにとっては一番最初に採蜜をする蜂蜜なんです。今年の採蜜はどうかなと不安と期待に胸を膨らませ山桜の蜂蜜を絞ります。月上旬から下旬に開花する山桜は、春一番に咲き誇る香り高い花です。ソメイヨシノよりも見た目は地味ですが蜜は絶品。口に入れた瞬間、山桜の華やかな香りが口いっぱいに広がります。 そんな山桜の蜂蜜がミード酒になる!!納品されるまで私たちもどんな味、香りになるのかワクワクしています♪ もっと見る
秋の養蜂
2022/08/25 16:14こんにちは今日は雨のため養蜂部は室内でのお仕事です。堀養蜂園の蜂場は恵那市、瑞浪市にあります。こんな自然豊かな場所に蜂場があるんです。採蜜の時期が過ぎ、養蜂家って秋は何をしているの?そんな疑問に今日はお答え秋は気温が下がりスズメバチも食べるものが少なくなってくるとミツバチの巣を襲いに来ます。 ミツバチは命がけで自分たちの群れを守ろうとスズメバチに向かっていく為大量にやられてしまうこともあるのです。巣に処置をしてミツバチたちをスズメバチから守ってあげるのも養蜂家の仕事です。また、来春に向けて冬越しの準備など秋もたくさんの仕事がありますよ! もっと見る
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