ゆみちゃんがワークキャンプのノウハウを学ぶため修行していた『特定非営利活動法人NICE』。代表の開澤真一郎さん(通称:かいさん)から応援コメントが届きました!ーーーーーーーーーーーわくわーくするしかないす!こんな企画を待ってました☆私は学生時代に世界を放浪中、ポーランドで「ワークキャンプ」に出会いました。世界中から集まった若者達が住民と汗を流し、食べ、語り、笑い、時にはぶつかり、そして理解と友情を深めあった刺激溢れる日々。こんな素敵なものを日本でも始めたい!とNICEを結成したのが31年前。それから81,523人ものボランティアと百万人を超える住民が日本・世界で参加し、無数の美しい夢、感動、思い出を生み出してきました。それでも、まだまだ多くの人には知られていません。各地で消滅の危機にある、豊かで独特の自然や文化。競争・効率・膨張に追い立てられる都会の人達。ワークキャンプはその2つが結びつき、どっちも活き活きと元気になる面白いツールです!また地域の中でも、新しいつながり・連携が色々生まれます。これを故郷・ふくしまで始めたい!それどころか「村」にしてしまおう!と動き始めたゆみちゃんと、相棒のしもさん。その発想と行動力とコラボに脱帽です。一緒に働いていた仲間の夢いっぱいの挑戦と、新しい形でのつながりも嬉しい限りです。協働される地元の方々にも感謝致します。今回のプロジェクトが立ち上がれば、コロナ禍で傷ついた社会に新しい希望と、大切な宝物を守る力が沢山生まれるはず。一緒にワークするのが今から楽しみです。皆さまの応援をぜひともお願い致します!ーーーーーーーーーーー国際会議に参加するため、トルコにて。NICEでは職員合宿もワークキャンプ in 栃木県かいさん、応援コメントありがとうございます!NICEと出会い、海外でワークキャンプに参加したからこそ、今回のプロジェクトがあります!ポーランドから日本にワークキャンプを持って帰って来てくださりありがとうございます!!今までたくさんの経験をさせてもらって学んだことを生かして、福島の地でがんばっていきたいと思います。また一緒にワークキャンプができる日を楽しみにしています☆ゆみちゃん より
5月19日、小雨が降る中で、基地づくりにあたっての地鎮祭が執り行われました!同じ部落の方々や基地づくりに関わってくださる地域の方々にもお集まりいただきました。下條家にとっては、初めての地鎮祭でドキドキ。神主さんに言われたものを事前に準備していたのですが、神殿の周りを囲うための竹が必要で。しかし、どんな竹を用意したいいのか分からなかった、しもさん。少し細めの竹を用意してしまって、しめ縄の重さに耐えられず、ふにゃってしまう、という笑。(竹も細いし、しめ縄も太かった…)また、神殿に捧げるお榊を神主さんから受け取るんですが(玉串奉奠たまぐしほうてん)、お榊の受け取り方の作法が間違っており、式典後に地域の方にご指導いただく、という笑。初めてのことばかりで、ほんと勉強になります…!ーー 地鎮祭後の小話。 ーー基地を建てる場所の敷地に柏の木があり、地域の人から「これで柏もち作れるから、切らずにとっておいたほうがいいぞー」と。田人町の人は、近くに生えている木とか実とか花を見つけると、「これは、こうやって使えるよー」ってすぐに教えてくれます。地域の人が集まると、自然の楽しみ方、活用の仕方で話が盛り上がります。そうやって、みんな楽しそうに話しているときが、私はいつもほっこりします。来年は、柏もちづくり大会とか、よもぎおはぎづくり大会とかをしようと、心に決めました!!!文:ゆみちゃん
ついに、クラウドファンディングがスタートしました! 本格的にやろう!と、ここまで進んで来ることができたのは、私たちが住む「福島県いわき市田人町」の皆さんが、下條夫婦を温かく迎えてくださったからこそです。田人という町は、優しさや温かさの溢れる人々ばかりと、改めて感じています。地域おこし協力隊として着任した初日、私が緊張しているのに対して、「良く来てくれたなぁ〜。」「気張らずにのんびりしてくれよな〜。」「〇〇を曲がった所に家があるから遊びに来い。」そんな優しい声を皆さんがかけてくれました。住み始めて3年目を迎える今も、お借りした土地で畑仕事をしていると「青梅いらない〜?いっぱいあるから取りにおいで〜」と梅採りに誘い出してくれ、変わらずにとても優しくしてくれます。また、ある日、地域の方から「話しているだけで元気を貰えて嬉しいんだ〜」と、言ってもらいました。ただ居るだけで、話しているだけで喜んでくれる人がいる町。そんな温かい町が、この田人町です。 私たちは、そんな田人町が大好きです。しかしながら、同時に人口減少・少子高齢化が進む町でもあります。綺麗な風景であったろう農地も後継者が減ることで荒地が増え、伝統芸能でもあるお祭りも縮小をしながら何とか維持をしている状況です。そんな状態を地域の方が悲しそうにされている姿を見て、少しでも笑顔にしたいと思うようになりました。「田人の暮らしを体験して、地域の<中の人>と<外の人>が一緒になって作る町にしていきたい。」そう声を上げると、たくさんの人々が応援をしてくれました。基地の予定地として土地を貸してくださり、建物の設計をしてくださり、工事の準備も一緒に進めてくださり、今やっとここまで来ることができました。地域の外の人にとって、田舎暮らしや伝統文化、自然体験といった非日常を楽しむだけでなく、町の人と触れ合うことで、心が癒される空間を。地域の中の人にとって、たくさんの人が町を訪れ、さまざまな活動に関わってくれることで笑顔になれる空間を。 そんな空間を作っていくため、皆さんのご支援とともに、一歩を踏み出します!2021.05.31下條真輝(しもさん)