毘沙門堂の中に祀られていた毘沙門様ですが、災害後はお隣の山江村の歴史民俗資料館に保管されています。山江村歴史民俗資料館では、水害で被災した仏像や神像を一時的に預かり、展示されています。中にはどこから流れてきたのかわからない仏様もありました。この中で一際大きい仏様が大柿毘沙門堂の毘沙門天様です。全高2メートルあるそうです。文政6年(1823年)に作られた記録がありました。毘沙門天様の足元には黒焦げになった仏像が寝かせてあります。実はこれ、大柿毘沙門堂の先代の毘沙門天様なんです。毘沙門堂は幕末に火災に遭い、その後に現在の毘沙門天様が作られたんですが、火災に遭った先代の毘沙門天様も廃棄せずに大事に保管されていたものが、今回の水害で発見されたのでした。昔から毘沙門天様を大事に祀ってきた、大柿地区の人々の想いが伝わってくる気がします。毘沙門天様が安心して帰ってこられるように、一日も早く毘沙門堂を修復したいと思います。
いつもご支援・ご協力ありがとうございます!去る23日に当クラウドファンディングについて、讀賣新聞社さまから取材を依頼されましたので、地区の皆さんにも集まっていただきました。写真左から中神町大柿地区の町内会長の一橋國廣さん、町内の小川開さん、尾方泰典さんです。水害から一年経とうとしていますが、まだまだ大柿地区の復旧には時間がかかります。町内では、同じく聖地巡礼スポットの紅取橋の整備は進んでいますが、天狗橋は取り付き道路が寸断されたままです。それだけでなく、公民館の建て替えや避難所の整備、観音堂や白木神社の修復など、課題は山積しています。町内の57世帯は全戸被災しているため、住民の方々の力だけではどうにもできません。まずは地区の皆さんの心の拠り所である毘沙門堂を復旧し、ファンの皆さんに訪れてもらうことで、地区内で手付かずとなっているその他の宝の復旧に繋げていければと思っています。これまでのご支援に心よりお礼申し上げます。あと3日となりましたが、地区の未来に繋げる毘沙門堂の復旧に対して、最後までご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
ご要望の多かった低額のリターンを追加しました!5000円:「人吉球磨アニメ通リズムマップ」のデータとともに復旧した毘沙門堂の竣工写真付きのお礼メールをお送ります。こちらも一般社団法人人吉温泉観光協会さまと人吉球磨観光地域づくり協議会さまのご協力によるものです。ありがとうございます!10000円のリターンとの違いは、10000円はお礼のメッセージに毘沙門堂の竣工写真と実物のマップを添えて郵送するのに対し、5000円はメールで写真とマップのデータをお送りするものです。ぜひご検討をよろしくお願いいたします!
いつもご支援・ご協力いただき、ありがとうございます!応募締め切りまであと2週間となりましたが、最後まで諦めずに頑張ります!皆さまもシェア等での応援をよろしくお願いいたします!
当プロジェクトでは、毘沙門堂修復後および新型コロナ感染症の収束後に、人吉球磨地域に訪れていただき、聖地巡礼していただけるような現地でのサービスを主なリターンとして提供しております。新たに、一般社団法人人吉温泉観光協会さまと人吉球磨観光地域づくり協議会さまのご協力により、10,000円以上のリターンには全て、人吉球磨地域の聖地巡礼スポットを紹介した「人吉球磨アニメ通リズムマップ」をお付けできることになりました!一般社団法人人吉温泉観光協会の中村専務理事、ありがとうございます!毘沙門堂修復後および新型コロナ感染症収束後の聖地巡礼のお供に持っていかれるも良し、または遠方から想いを馳せていただくも良し、ぜひご支援の検討材料にしていただければと思います!