
益城でちいさい飲食店を夫婦で経営している満田結子と申します。この度の震災では世界からあたたかいご支援をたくさんいただきまして大変ありがとうございます。 益城は今、土木や建築の工事ラッシュ中ですが圧倒的な業者さん不足で、官も民も工事がなかなか進んでいないです。傾いた電柱はそこらちゅうたくさんあり復興までまだ遠い道のりですが、少しずつ前進しています。 私達の店は、被害がひどかったエリアと軽いエリアの中間的な場所にあります。鉄骨2階建てのテナントの1階で、建物は無事で運よく避難所にもいかずに済みました。 停電による食材ロス、ごみ収集が来ないのでゴミにも出せない、それならば皆様に配ってしまおうという発想で始めた炊き出しは、図らずもたくさんの支援をいただき、続けざるを得なくなったのですが(笑)、びっくりするほどたくさんの最高のご支援とご縁をいただきました。 その中で川崎市の支援グループの山本さんと出会いました。 【2回目の震度7の翌日に店の前にて】 車に乗せていたイベント出店道具で、すぐ調理場をセッティングできました。 豚汁とかわいい豚まん 子供達に笑顔を、という思いでLINEでお声掛け その他、小籠包などを近所や車中泊の方に、暗くなっても配りまくりました。 【PTA仲間と調理→避難所となった小学校へ】 お母さん達とこども達で店前に調理 総勢20名以上でにぎやかに作業しました 途中でガスボンベガスが切れるトラブルも(笑) 頂いた食材からメニュー決め きんぴらごぼう、肉じゃが、焼きビーフン、麻婆茄子、カレー、豚汁、と品数豊富なラインナップでした 【ミニ炊き出しから小学校へ】 給食センター被災のため、パンと牛乳だけの簡易給食だった小学校にカレーと汁物800食 被災中の食は「生きるため」から「楽しみ」に変化します。 こころの健康にとっても大事な食。 そして実は、炊き出しすると喜ばれ、自分が元気になるというメリットがあります。 そんな思いなども、いただいたご恩返しのひとつとして、このプロジェクトで未来に繋いでいけたらと思います。