記事を開いてくださりありがとうございます。
沢山の方々に支えられ現在達成率は31%となり、5,000円のBプランは完売となりました!
ご支援頂きました方々、本当にありがとうございます。
プロジェクト終了まで残り20日を切りましたが、まだまだご支援賜りたい状況です。
我々も残りの期間、変わらず精一杯尽力して参りますので、
この記事やプロジェクトの拡散など、引き続きご協力・応援頂けましたら幸いです。
第九回目となります活動報告ですが、前回に引き続き、過去の妖オリジナル近代能楽集公演についての紹介となります。
※第八回目(近代能楽集公演 第一回、第二回)の記事はこちらから。
前回の記事には、座長槻城が近代能楽集公演を開幕するに至るまでの経緯や思いが掲載されています。ぜひ併せてお読み下さい!
今回ご紹介するニ作は
「時を超えた愛」をテーマとして
公演されたオリジナル近代能楽作品です。
それでは、まずは近代能楽集公演 第三弾。
【船辨慶(ふなべんけい) Reincarnation】のご紹介です。
2018年
妖オリジナル近代能楽集・第三弾
【船辨慶 Reincarnation】
脚本:槻城耀羅
時は平安時代。源義経を倒そうと画策する兄、頼朝により
妖怪「人魚」の術によって窮地に陥る義経と弁慶。
時を同じくし義経が海に沈められようとしていると知った静御前は、義経の身を案じ、
今生の別れになっても来世で出逢えるよう祈りを込めた舞を踊る。
一方、弁慶の術によって正体を表した人魚から、
頼朝に尾びれを奪われ、代わりに人間の足をつけられたこと。
義経の「遺品」と引き換えでないと尾びれを返して貰えないことを聞き出していた。
義経は、自らの髪と太刀を遺品として人魚に手渡しその場を去って行くが、
その後は史実の通り・・・。
だが「遺品」によって尾びれを取り戻すことのできた人魚の恩返しにより、
義経と静御前は現代のとある船上で再び出逢うこととなる。
互いに恋人と許嫁が居る中、前世の記憶が無くとも強く惹かれ合い、
ついには禁断の恋が始まってしまう。
運命の再会は悲劇のトリガーとなり
船は炎に包まれる。
業火に揉まれながらも最期には
かつての記憶を蘇らせた静御前と義経は
いつかまた巡り逢う事を約束し、船とともに沈んでいった・・・
どんな悲劇が待ち受けていても
愛し合う二人の魂は
いつかまた必ず、巡り逢う。
妖怪「人魚」を義経の伝説に絡ませた
輪廻転生と、その先に起きる悲劇と終わらない愛を描いた、
スキャンダラスな恋物語でした。
【船辨慶 劇中写真】
続きまして、第四回公演。
【羽衣-時空浪漫奇譚-】のご紹介です。
2019年
妖オリジナル近代能楽集・第四弾
【羽衣-時空浪漫奇譚-】
脚本:槻城耀羅
———今でも私は、天女に殺められる日を待っている
2019年、劇作家 白石龍二(りょうじ)は「天女」の演目を執拗に公演し続けている
異端な作家だった。
そんな劇作家を追い続ける若手記者、後藤日奈子は
白石の衝撃的な過去を古い新聞から発見する。
早速その記事を持って、公演中の白石に突撃取材を試みる。
「私は長いこと恋をしているんだ。もう二度と叶いはしない、苦しい恋だよ」
そう語る白石だが、取材中突如苦しみだす。後藤に薬を取ってくるよう頼み、
誰も居なくなった部屋で白石は胸を抑え、願った。
「叶うなら、もう一度だけ、”天音”に会いたい」
あの日救うことができなかった
美しいあの天女に。
苦しむ白石の目の前に突如として「茶袋」が目の前に現れた。
それが天女と関わりのあるものだと知っていた白石は、縋るように手を伸ばす。
気づくと、白石はかつて見慣れた景色。大正十年の地に立っていた。
そこで過去の自分に再会してしまった白石は、自らの過去を変えるために奮闘する。
全ては、一人の女のために。
大正時代 東京の色街で起きた過去を変えることが出来るのか?
妖怪「茶袋」をストーリーに絡ませた
時空を超えた恋物語。
悲劇の果てに現代にタイムスリップした男が、もう一度過去に戻り、若かりし頃の自分と対峙する。
多くの方からご好評をいただいた、大正浪漫作品でした。
【羽衣 劇中写真】
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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