この度、11/20に「こどもロケット教室」〜自作ロケットを、本物の飛行場で飛ばそう〜を開催しました!
このイベントは北海道で民間ロケットの打ち上げに挑戦している、(株)植松電気の植松努さんが全国に広めているロケット教室です。今回は、ロケット教室の普及団体である認定NPO法人くさつ未来プロジェクトのみなさんに協力いただきました。またここのねの近くにある大分県央飛行場の全面バックアップもあり、自作したロケットを本物の飛行場で打ち上げるという体験が実現しました!
大分県内、そして福岡からも、総勢30人の子どもたちが参加してくれました!
未就学児から中学生まで、説明書をみながら一生懸命ロケットを作っています。
*説明書をちゃんと読んで丁寧に作る子
*なんとなく感覚で作ってしまう子
*人の作っている様子を見て作る子
十人十色とはまさにこのこと、それぞれが自分だけの作り方でロケットを制作していきます。
「できたー!!!」
制作開始から1時間が経った頃、あちらこちらから声が聞こえてきます。
「私だけのロケットにするんだ!」と絵や名前を書く子もいました。
そして、いよいよ本物の飛行場へ!完成させたロケット片手に持つ子どもの表情は、誰よりも光り輝いています。
ロケットの発射準備中。
「本当に飛ぶかな…?」
「破裂したりしないかな?」
「ちゃんとパラシュート開くかな?」
さっきまでワクワクしていた子どもたちが一気に不安な表情に変わっていきます。
いよいよ打ち上げのカウントダウン。
安全確認よし!3、2、1、発射!
ロケットは40m上空へ飛んでいき、パラシュートがパッと開きます!
不安から一気に解放され、一生懸命ロケットを拾いにいく子どもたち。その姿を周りで見ていた保護者の人からは拍手が巻き起こっていました。
そして最後は、ロケットを打ち上げたぞー!と歓喜の集合写真。
参加者の中には、不登校の子もいました。その子は引っ込み思案で集団が苦手とのことでした。しかし、やってみれば心配無用。
「自分にだってできるんだ!」
今回のロケット教室で経験したことは人生の中では小さなことかもしれないけど、その中で沸いた自信はひとりひとりにとって確かなものとなっていました。
保護者の人は「子どもの笑顔が輝いていた」と伝えてくれました。
多くの人に体験してもらいたい!
次は、大分県内の学校に!小中学生全員に届けたい!と新たな夢ができました。