ここでの報告が遅れましたが・・・。
『房日新聞』2021年10月16日の紙面にて、「パクチー銀行」の実店舗ができることを掲載してもらいました。
共同運営をする株式会社グリッドフレームの名前と「SOTOCHIKU」のコンセプトもバッチリ紹介されました。
館山信用金庫の跡地が片付けしている→パクチー銀行をつくりたい
これは僕の脊髄反射的な反応でした。パクチー銀行を一種のアートとして存在させること、そして、それが無理なく運営できること。それが、「金融機関の跡地にパクチー銀行をつくる」と言い切るための条件でした。
そこにグリッドフレームとの再会や同社の新しい動きと、鋸山が与えてくれたインスピレーションにより、パクチー銀行という「ありえないプロジェクト」は実行へと舵を切ったのです。
鋸南町の中から、SOTOCHIKU素材が少しずつ集まってきて、じゃあこれをあそこに使おうというアイデアが湧き出し始めたところ。記事はそんなタイミングでした。
普通の店舗物件と違うところは、入手できた素材によって内装が変わるということ。つまり、関係者の誰もが、完成形を知らないまま、物事が進んでいるということです。イノベーションが起こるときの「なんかよく分からないけど、いい感じ」という状態を維持しながら、日々変化していくことでしょう。これは開店前だけでなく開店後も同じです。
「そういうのって面白いけど、すごく書きにくい」
とおっしゃっていた房日新聞の記者の方、内容てんこ盛りでまとめていただきありがとうございました。
ちなみに、『房日新聞』は安房地域+αのローカル紙ですが、今年の8月から電子版を強化して、読みごたえのある記事を増やしています。電子版のみの購読もできますので、安房地域のことを知りたい方、これから興味を持ちたい方はどうぞお読みください。