おかげさまで、現時点で87名の方にご支援いただき、支援金額も目標の300%に迫っています。皆様、本当にありがとうございます!
さて、今回のプロジェクトページでは、何よりも「小さな仕込みのレア酵母のお酒」という部分を皆様に一番知っていただきたかったこともあり、これまで、お酒の基本的な情報を書かずにおりました。きっと気になっていた方もいらっしゃると思います。
ということで、お待たせしてしまいましたが、今回のお酒について、今日はもう少し詳しくお伝えしたいと思います!
★使用するお米:伊那市御園(みその)産の「ひとごこち」
ひとごこちは、長野県で生み出され、1997年に品種登録された酒造好適米です。稲は倒伏に強く、収穫量も多く、出来るお米は大粒で、酒米の必須条件である心白(しんぱく)の発現率が高いのが特徴で、ひとごこちで仕込むと、「淡麗で味に幅のある」お酒ができます。
★精米歩合:60%
玄米の表面を削った残りの割合を示す、精米歩合。一般的に、栄養素を含む玄米の表面を多く削れば、雑味の少ないすっきりとした味わいとフルーティーな香りのお酒になり、適度に残せば、旨味があり米本来の香りのお酒になる、と言われます。今回は精米歩合60%のお米を使用します。
★無濾過
一般的なお酒造りでは、醪(もろみ)を搾ったあと、濾過の作業を行います。が、今回はこの作業を行わず、お酒の個性をそのままお楽しみいただける「無濾過」でお届けします。 (そのため、お酒には澱(おり)が混じることがあります。)
★火入れ
お酒の品質や味わいを一定に保つため、火入れ(加熱処理)をしてお届けします。
今週は1号酵母の酛立てが行われ、現在、小さなタンクの中で酵母がプクプク増えています。お酒の出来上がりがとても楽しみです♪
写真は今週月曜日に撮影した、ひとごこちの田んぼ。ちょうど穂が出始めて、今年のお米もすくすく育っています。今回のレア酵母のお酒に使うのも、この田んぼで穫れたお米です。