「野心的な目標」を社員の皆様に発表します。そして改革・改善会議を通じて「野心的な目標」をどのように実行するか計画を立てます。特に営業数字の場合は誰がどれだけやるのか詳細計画が必要です。メンバーを決めます。中心メンバーは現場で顧客に接している社員の皆様+社長が好ましいです。最前線の現場の意見を経営に生かそうと言うものだからです。中小企業は人数もそれほど多くないので関係者全員の参加が可能であればベストです。会議の時間はなるべく少なくしたいところですが、最初のフォーメーションをしっかりする必要があります。この局面は時間をかけて下さい。会議の回し方ですが、コンサルタントは会議前に議事をタイムスケジュール入りで作ります。実際に会議を回す時は、事前に時間通りの進行を宣言し、タイマーを使い時間通りに進めていきます。I phoneが使えます。参加の皆様の大切な仕事の時間を使っているのでタイムオーバーにならないように注意します。コンサルタントは社員の皆様の発言を引き出します。求められれば別ですが、批判したり、批評したり、アドバイスはしません。ここでもファシリテーターに徹して下さい。
目標 の付いた活動報告
社長はインタビューの結果を読み、社長の、社員の将来の想いを乗せた「野心的な目標」を、社長自身で作って下さい。社員の皆様の気持ちを捉える、共鳴できる目標を作ります。簡単に飛び越えられる目標ではなく、かつ全く無理な目標でないものを設定します。私の勝手な空想ですが、・来期売上を前年比130%、13億円を達成したい。・新規顧客獲得を営業マン一人当たり年間30件としたい。・既存顧客の売上を前年比120%、売上24億円を達成したい。・採用の苦労を軽減する為、年間離職率を10%以下にしたい。・顧客満足度アンケートを前年比10ポイント上げたい。実際の経営では銀行、株主に報告しなければならない場合もあります。その場合、現実に即した予算と、自分達の「野心的な目標」を作っても良いです。野心的な「目標を達成した場合」は、それは特別な事ですから、何かプレゼントがあるとモチベーションアップに繋がります。目標が決まったら、これをどうやるかという作業になります。