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平戸の大仏|熊谷市に江戸時代から伝わる3.5mの仏像を修復したい!

埼玉県熊谷市の源宗寺には、江戸時代初期に制作された「平戸の大仏」が伝わっています。高さは3.5mほどで、埼玉県内の木造寄木造の仏像としては最大級の大きさ。熊谷市の文化財にも指定されています。昨年の調査で老朽化が著しく、バラバラになりかねない状態であることが判明したため、修復しようとしています。

現在の支援総額

2,210,500

105%

目標金額は2,100,000円

支援者数

131

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/09/14に募集を開始し、 131人の支援により 2,210,500円の資金を集め、 2021/10/29に募集を終了しました

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平戸の大仏|熊谷市に江戸時代から伝わる3.5mの仏像を修復したい!

現在の支援総額

2,210,500

105%達成

終了

目標金額2,100,000

支援者数131

このプロジェクトは、2021/09/14に募集を開始し、 131人の支援により 2,210,500円の資金を集め、 2021/10/29に募集を終了しました

埼玉県熊谷市の源宗寺には、江戸時代初期に制作された「平戸の大仏」が伝わっています。高さは3.5mほどで、埼玉県内の木造寄木造の仏像としては最大級の大きさ。熊谷市の文化財にも指定されています。昨年の調査で老朽化が著しく、バラバラになりかねない状態であることが判明したため、修復しようとしています。

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大仏の移動
2021/12/15 20:03
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(株)文化財マネージメントの宮本です。12月1日に、仮屋から新本堂に大仏を移動しました。重量を軽減して安全性を確保する都合などから、事前に頭部を取り外しておこないました。仮屋から新本堂までは仮設の通路が設置され、その上をローラーを使って移動。頭部抜きでも400kgほどの重量が見込まれ、また修復で補強したとはいえ工業製品のように頑丈なものでないので、都度確認しながら慎重におこなわれました。作業自体は順調にいきまして、この一日で2体とも無事に移動することができました。


(株)文化財マネージメントの宮本です。このたびはご支援いただきまして、大仏の第一期修復も目途がついてきました。そこで下記のスケジュールで見学・公開を予定していますので、現地にぜひいらしてくださいませ。1.仏像移動の見学12月1日(水)、2日(木)10:00~ 仏像移動(新本堂へ搬入)※作業の状況により各日の終了時間は未定一日に一体ずつ、仮屋から新本堂に像を移動します。その様子をご見学いただきます。2.新本堂・一般公開12月22日(水)~26日(日)10:00~15:00 新本堂・一般公開※25日(土)は午前中が落慶式につき、一般公開は13:00~15:00完成した新本堂と、そこに戻った大仏を公開します。源宗寺へのアクセス等については、下記ページをご覧くださいませ。https://oobotoke.com/


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観音菩薩像の頭部を分離している(株)文化財マネージメントの宮本です。本プロジェクトの修復内容として、「像の体幹部と脚部の分離」という工程を予定しており、そのことをプロジェクトの説明でも記載しておりました。(「修復について」の「B.像の体幹部と脚部の分離」)しかしながら、クラウドファンディング期間中に先行して進めていた修復作業によって像の状態の詳細がわかったことで、他の方法のほうが安全かつ良好な結果となる見込みとなったため、一部修復内容を変更することになりました。詳細については、修復を担当していただいている吉備文化財修復所の牧野隆夫さんの下記のご説明をご覧くださいませ。1.作業内容変更について ・第1期修復では、あくまでもこれ以上の像の損傷を防ぎ、無事に新堂へ戻すことを第一議に考え、体幹部と脚部の分離を断念した。2.理由としては・像の部材接合(膠、鉄鎹、鉄釘)の劣化が全体的に進行しており、作業上の大きな振動や分離による重量バランスの変化でより損傷を進行させる恐れがあること。・今後の移動のために、像の底面に移動時のコロを入れたままであり、また修理作業のため、底面から像内に出入りを行う必要があり、作業台上に大きな開口部を開けてあるので、分離時に像を支え切れる確信が持ちにくいこと。3.代替作業・代替案として頭部を抜くことにより、新堂への搬入作業が格段に楽になるため、その方法に切り替えた。観音菩薩像の頭部を上方に引き上げて分離している観音菩薩像の頭部を完全に分離した状況・観音菩薩蔵頭部の取り外しに続き、11月5日、本日薬師如来像の頭部も分離できた。薬師如来像の頭部を上方に引き上げて分離している4.今後の作業・像内部の強化・新堂搬入のための準備※画像はいずれも吉備文化財修復所から提供いただきました。


(株)文化財マネージメントの宮本です。今回修復を目指している大仏から銘文が発見された件については、修復家の牧野隆夫さんのコラムを先日掲載しました。この件については10月17日の埼玉新聞でも取り上げられており、こちらはネット記事にもなっていますので、改めてご覧くださいませ。国内最大級、埼玉・熊谷の平戸の大仏から墨書 保存修理で頭部から発見、推定にとどまる建立年と仏師が判明


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(株)文化財マネージメントの宮本です。本プロジェクトで修復を担当していただく吉備文化財修復所の代表・牧野隆夫さんが立正大学のオンライン(オンデマンド配信)公開講座に登壇されました。基調講演およびパネルディスカッションで、日本の仏像文化全般の歴史、その保護・保存の理論、そして実例として平戸の大仏や本プロジェクについても講演なさいました。パネルディスカッションでは、立正大の秋田貴廣さんと廣原美登里さんから、平戸の大仏と同じく熊谷市にある、星宮地区の愛染明王・愛染堂の保全と地域活性化の取り組みも紹介されています。期間限定となりますが、ぜひご覧くださいませ。令和3年10月20日(水)10:00〜10月27日(水)18:00までオンデマンド配信(YouTube)仏教文化の継承と意義◆主催者挨拶髙橋 堯英(立正大学仏教学部長)◎以下のURLをクリックし、ご視聴ください →https://youtu.be/oqVWnCgCyAI◆第1部 第740回 日蓮聖人御会式法要導師:望月 兼雄(立正大学学園理事長)◎以下のURLをクリックし、ご視聴ください。 →https://youtu.be/HJDaWmgSijI◆第2部 公開講座 「仏像の維持継承における課題と展望」○基調講演講師:牧野 隆夫(吉備文化財修復所代表)◎以下のURLをクリックし、ご視聴ください。 →https://youtu.be/r-IsYmgINpY →講演資料はこちら○パネルディスカッションパネリスト:牧野 隆夫(吉備文化財修復所代表)      原 美登里(立正大学地球環境科学部准教授)コーディネーター:秋田 貴廣(立正大学仏教学部教授・立正大学法華経文化研究所長)◎以下のURLをクリックし、ご視聴ください。 →https://youtu.be/qDP15IJebvc