こんにちは。プロジェクトオーナーの小林駿です。
残り9日。いよいよ10日を切りました。最後までよろしくお願いします。
本日、マイルCSが中央競馬では行われ
グランアレグリアが見事に有終の美を飾りました。(本日も主は外しました)
これで歴代の名牝と肩を並べる賞金女王に加え、G16勝で堂々と繁殖の道へと向かうことになるでしょう。
そして、来週のJCを最後に昨年の三冠馬コントレイルも引退。スターホースが続々と第二の馬生へと向かってゆきます。
一方、その裏で今週も恐らく、檜舞台には顔を見せない馬達の抹消馬のリストは更新されます。
地方転出も含まれている事でしょう。多くの馬が再度のチャンスを求めて、また第二の馬生を求めて中央を去っていきます。高齢の馬も数多くいます。
「勝てないのだからもう引退させてやれ」そんな声も多く聞く馬もその中には含まれていることもよくあります。
ここからはあくまで私個人の意見ですが、競走馬は走れる限りは走らせてあげるべきではないかと言うように思います。
勿論、能力の限界などが見えてきて、それでもなお走らせるというのに関しては見てるこちら側としても非常につらい思いですし、なにより他の出走馬の1枠を奪い取っているという見方もできてしまうだけに難しい所ではあります。
それでも走らせ続けるのには、何か理由があるはずです。
実績が足りなく繁殖入りできない。もう1タイトルあれば道が開けるかもしれない…
この子は走らないけど、人懐っこい性格がある。だけど引き取り手がいない…
そんな様々な思いが、きっとどこかにあるのではないでしょうか。だからこそ、多くの道を模索できるよう、少しでも上を目指せるよう、仕上げ、レースに出走させているのではないでしょうか
そして引退し、繁殖入り、また引き取り手が見つかり、無事に第二の馬生を歩み続ける事ができるようになったら、今までの激闘を労い、また新たな旅立ちができるようにサポートしてあげる。
「無事是名馬」という言葉があるように、怪我なく、長らく生き続け健康であること
それと同時に、走れる限りは走らせてあげる事。
これらふたつを彼らが成し遂げられるよう、全力でサポートしてあげることこそ、我々人間の全うする道ではないのか…と思っています。
それでは皆様、また明日!