宇野です。このクラファンもあと3日になりました。思っていたより、ずっとずっとずっとたくさんの人に支援してもらって、とても感謝しています。そこで、クラファン終了後もこの「活動報告」で、支援者限定のコンテンツを提供していきたいと思います。仮タイトルは「モノノメ+(プラス)」。文字通り、『モノノメ』創刊号には分量的に入り切らなかった記事を、このクラファンの支援者限定公開というかたちで、いくつか公開したいと思っています。
実はこの「モノノメ」創刊号、に限らず紙のコンテンツは全部そうなのですが、限られた誌面の関係上、泣く泣く短くした対談やインタビューの原稿が結構たくさん発生します。今回もそうで、あの人のインタビューは本当は5万字あって、それがもう死ぬほど面白いからなんとかして活かしたいとか、あの対談は結構短く刈り込んでしまったけれど、本当は……みたいなものがたくさん出てきました。
そこで、こういったものを捨てずに、せっかくなのでこのクラファンで支援してくれた人へのお礼にしたいと思いました。なので、雑誌の出版後になると思いますが、ここの支援者の限定公開というかたちで公開したいと思います。本当は、販促用に使用しようと考えていたんですが、それだけでは勿体無いので……まずはこのクラファンの支援者に感謝を示すべきだと考えてこうしました。事実上の追加記事になります。
そして、このクラウドファンディング屈指の人気リターンである僕の対談集も、並行してしこしこ作っています。そのタイトルがまだ未発表だったのですけれど、某テレビドラマにあやかって「宇野常寛と三人の大賢者」にしました。坂口恭平さんとは初対面の盛り上がりすぎた長話で、いま、インディペンデントで発信していくことの意義をひらすらアツく語っています。けんすうさんとはいまのインターネットの現在地についての最新の議論、松本紹圭さんとはオウム真理教からコロナ・ショックまで、この四半世紀の現代史を宗教と文化批評というふたつの立場を往復しながら総括しています。どれも読みごたえのある対談に仕上がっていて、とても気にいっています。気になっている人はこの対談集はほんとうにここでしか手に入らないので、あと3日の間に購入よろしくお願いします!
それでは、あと3日……編集作業も校了にむけてなかなか、いや、かなり修羅場っていますが、よろしくお願いします。
紙の雑誌『モノノメ』創刊に向けたクラファンは8月20日までです。支援はこちらから。