みなさま、こんにちは!
クラウドファンディングのスタートから15日が経過し、現在、26人の方から総額420,500円のご支援を頂戴しています。たくさんの温かいメッセージやご支援を頂き、本当にありがとうございます!
さて、今回はHIV陽性シングルマザーたちのカフェ事業について、これまでどのような活動を行ってきたのか、その一部をご紹介します!
本日は、今年5月14日-15日にはじめて実施した、カフェ事業の新しい取り組み、カフェビジットについてです。
カフェビジットの目的
カフェビジットは、カフェ事業に参加してくれる受益者候補のお母さんたちに、研修に参加する前に先輩のカフェママの店舗を訪問することで、ビジネスを具体的にイメージし、大変なことなどを知ってもらうために実施する新しい取り組みです。
以下の3点を目的にしています。
・カフェ運営についての具体的なイメージを持ってもらう
・ロールモデルとなる先輩カフェママに出会い、モチベーションを高める
・カフェビジネスの苦労や難しい点なども知ってもらう
(そのうえで参加する意思が持てない候補者は辞退することができる)
研修に参加する前のお母さんたちは、「カフェビジネスをやれば儲かってお金が入る」という誤解をしがちですが、そんなに簡単なものではないということ、またビジネスのリアルを含めて知ってもらったうえで事業に参加してもらいたい、という意図もあって実施しました。
先輩カフェママのお店を訪問
5月14日-15日に実施した初回のカフェビジットで訪問したのは、2つのサイトです。
一つは、アイシャというメンバーがリーダーシップをとって運営していて、カフェ2期の中でも売り上げも良い、優等生的な存在のブスラのサイト。
(写真)ブスラのカフェの様子
もう一つは、ジローブエというカフェ3期の参加者のサイトで、少しビジネスに苦戦しているサイトです。ジローブエは、3人グループで開始したものの、2人がドロップアウトしてしまい、現在1人で運営しています。また、競合もあって売り上げが上がらず苦戦している状況です。
(写真)ジローブエのカフェの様子
(写真)ジローブエのカフェママのナチャ
成功している事例だけでなく、苦労しているサイトも訪問することで、カフェビジネスの様々な側面を見てもらいたいと考え、この2つのサイトを訪問することになりました。
先輩カフェママにインタビュー
当日は、
「何時にカフェにきて何時から準備しているの?」
「昨日の売り上げはどのくらいだった?」
「売り上げをあげるために工夫していることはありますか?」
「ビジネスで大変なことは?」
「グループでビジネスをやるために心がけていることは何?」
「やめようと思ったことはある?」
など、ビジネスの話から日々の生活のことまでたくさんの質問を準備して臨み、カフェ4期のママが先輩ママに質問する形で実施しました。
(写真)ブスラのメンバー。赤ちゃんを抱っこしているのがアイシャ
ブスラのアイシャは、ホスピタリティあふれる人柄で、たくさんの質問にひとつひとつ丁寧に答えてくれたそう。また、アイシャからは「(チームのメンバーは)姉妹のような関係性で、オープンに率直に話し合うことが大切よ」と、事業成功の要になるチームワークの大切さを、参加したお母さんたちに伝えてくれました。
「私もアイシャみたいになりたい!」先輩ママを目指して
参加したカフェ4期候補者のママたちからは
「ビジネスのことなど色々教えてくれたアイシャみたいになりたい!」
「ジローブエのカフェが、大変なこともたくさんあるけど頑張ってビジネスを続けている様子を見て、カフェビジネスを様々な側面から見ることができて良かった」
などの前向きな感想が多く聞かれたようです。
アイシャのようなロールモデルを実施前に見ることができたのは、彼らの今後の研修にも良い影響を与えると感じています。
また、コーディネーターのエバリンも「とても良い機会だった!」と手応えを感じている様子でした。今後も、カフェビジットの企画は継続して実施していきたいと考えています。
いかがだったでしょうか?
今回ご紹介したように、カフェ事業では、研修に参加する前のママさんたちにも、カフェ事業についてのイメージを持ってもらう機会を設けています。
このクラウドファンディングのカフェプロジェクトに参加するママさんたちにも、最初から自立まで、一緒に歩みを進めていくことを大切にして支援を届けます。
是非、このプロジェクトを応援・ご支援いただけたら嬉しいです。
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