本日も、ビルのアップデートに向けた動きがありました。2Fにカフェがオープンするのですが、その熱源である「ガス」と調理に欠かせない「水」について、いつも連携している協力業者さんと打合せを行いました。
普段DIYでリノベーションを行っている私たちですが、さすがにガスは触りません。ここは専門知識と経験の成せる業ですね。水道関係は、まぁ多少は、ですが、このボリュームになってくるとお任せしてしまった方がカタイかなぁ、と言ったところです。
と言うのも、ビルは昭和44年竣工=今年で築52年の建物なのですが、度重なる修繕・改装で結構『めちゃくちゃになってますね~笑』と言われるくらいの履歴が残っています。これは水道に限らず、電気配線もそんな感じです。むしろ、電気の方がもっと頻繁に更新されるので、よりひどい状況です。
どれが、どこに繋がってるか?が良く分かりませんし、何でこんな施工になってるの?って言うやり方だったり。
これはもう『時代のせいにするしかない。』と言って半ば諦めている部分ではあります。
ただ、この年代の建物は概ねこんな感じで今日現在まで成立しています。逆にしっかりとまとまっている事なんてないんじゃないかな、と思います。
ですから、ここの解決方法が見つかると、この年代の建物に対する改修アプローチが増えると思っています。ようするに自分達の戦える武器が増えるって事だと思っています。
端から見たら苦労も多そうな改装ですが、実は結構なお宝(新しいアプローチ方法)が見つかる可能性も秘めていたりします。
明日は、そもそも何故このビルの改装を決断したのか?と言う部分について触れたいと思います。
本日も、読んでいただきありがとうございました。
soiro living 松本啓太