5月24日カペーニDREAMセンター訪問
ソーシャル・オペレーターのダニエル・コーマ氏、カウンセラーのパトリシア・カンベーワ氏、アクティビスト(HIV感染者でセンターと他の患者をつなぐボランティア)のスーザンさんと面会。
同センターは、2009年にジョイス・バンダ副大統領のサポートで開設され、毎週月曜日と木曜日に患者の診察、採血やカウンセリングを行っています。月曜日と木曜日以外の日、スタッフは患者のフォローアップをしています。小規模のセンターのため機材も限られており、血液検査は大きなセンターで行なわれます。地元の行政との関係は良好ですが、行政からの支援はありません。
スーザンさんは、地域の患者を訪問して様子を確認したり、センターからの情報を届けたり、家からセンターまでの45キロの道のりをバスと徒歩で通っています。交通費は往復7ドル。交通費の負担はアクティビストが活動する上で課題となっています。
聖エジディオ共同体事務所訪問
マラウイにおける責任者のマタンボ・ロウォル氏、財務担当のクリスピン・ボンドヴェ氏、事業マネージャーのマダリツォ・カリコハ氏と面会。
マラウイでは、2005年にDREAM、2007年にBRAVO!がスタートしました。エジディオの事業では、人々は無料でサービスを受けることができます。予算のうち、間接経費(人件費、机・PC等の備品など)は15パーセントに抑えられています。また、経理に関してはローマとマラウイでダブルチェックを行うため、信頼性が確保できています。スタッフや事業に関わる医師などはエジディオ共同体のメンバーだけでなく、エジディオの精神、事業のすばらしさに共感してスタッフになった方もいらっしゃいます。