主人公の母親役の斉木さんからコメントをいただきました!『娘は私たち夫婦が幸せを願い、大切に育てた自慢の娘です。まあ反抗期には多少手を焼きましたが(笑)その娘が自分の気持ちに向き合い一歩を踏み出そうとしています。それがどんなものなのか私たちはまだ知りません。ですが娘の一歩は「幸せ」について考える大きなきっかけとなることは間違いありません。誰もが幸せになりたいと思い、大切な人の幸せを願っています。この作品が1人でも多くの人に届きますように。 梨沙の母より』斉木さんはオーディションに参加して頂きました。オーディションの時から、芝居を見て、主人公のお母さんはこの人だってすぐに自分の中で決まりました。とてもチャーミングで、娘の幸せを1番に考えている優しいお母さん。本当にイメージ通りでした。斉木さんはとっても気さくで、接しやすく、お芝居にも愛嬌と本当に身近な存在に感じられるお芝居をして下さいました。話しているとどこか共通しているところがあり、本当に素敵なお人柄でした。こんなふうに素敵に年を重ねたいもんですね。もっとたくさん出て欲しかったー!短編なのでしょうがない…。
ジェントルさんからコメントが届きました!『この度三浦役として、主人公・梨沙の同僚として出演しましたジェントルです。コロナ禍やウクライナ危機など、毎日哀しいニュースで考えさせられることが多い現代。多様性が叫ばれる時代、日々の中でも世界のどこかで生きづらさを感じている人がたくさんいると思います。この作品で、その中のひとりにでも、何か救いやエールが届けばと、そう願っています。ぜひこの映画を応援してください。』ジェントルさんはオーディションに参加して下さいました。オーディションなのに色々と小道具を持ってきて役作りをしっかりとした上で、オーディションに来てくれて熱意を感じました。お芝居も自由にやってもらったら、元々芸人さんという事もあり、とても気持ち良い間で芝居をやってくれました。三浦という役は、自分の中で少し特別な役だったので、ジェントルさんにお願いしてよかったなと思いました。彼の不思議な空気感とお芝居に虜になる事間違いなしです!この服の下にくまさんのめっちゃ可愛いセーター着てたんだけど、写真なかったー!!
竹石悟朗さん。悟朗さんは内に秘めた情熱と芝居に対して真っ直ぐな誠実さを持っていて、とても柔軟性がある役者で、しっかりと相手と向き合って話してくれて、優しさを振り撒くわけでは無く、そっと置いていくような人だと感じました。今回の役はとても難しかったと思います。しかし、彼は彼の役を見事に演じてくれました。実は、この映画の中で伝説になっていることがあるんです。それは画の撮り方です。悟朗さんとのシーンは重いシーンが多く、お互いの芝居が納得いくまで撮りたいと思ったところがあり、何度かテイクを重ねたシーンがありました。ほんの少しのニュアンスなんだけど、しっかりとそれを伝え、じっくりと話をしました。しかし、あるシーンは1回しか撮らないと決めて望みました。撮り直しはしない。これは役者の腕が試されるところなんです。そのシーンを撮る前、私は息ができないくらいに追い詰められました。その時は悟朗さんとの会話もほとんどなかったです。それだけ現場に緊張感がありました。見事にそのシーンはワンカットで終わりました。その時、あぁこの人に頼んでよかった。心からそう思いました。芝居をしていて、お互いがお互いの事を思い、相手を見て芝居をする。当たり前なようで中々出来ないんですよね。悟朗さんにしかこの役は出来なかったと思います。何度も何度も役と私に向き合ってくれた悟朗さんに感謝です。そして撮影中に、坐骨神経痛を持っている私にマッサージをしてくれました。ボロボロな私でしたが、そのマッサージで体も心も復活したことはここだけの話。
川連廣明さんからコメントが届きました!『「手のひらのパズル」に参加させて頂き、観た人に僅かでも受け取って頂けるモノがあれば、本当に嬉しく思います。この作品は、スタッフ、キャスト、ご協力頂いた様々な皆様から集まったピースを、監督が大切に並べ、完成に近づいています。この作品が、どこまで広がり、どういう形で完成するのか、僕自身楽しみにしております。』川連さんは黒川が所属している事務所の先輩なのです。次の日から金沢へ行くと知っているのに、差し入れに金沢土産を持ってくるという変態っぷりです笑気を使ってもらっちゃいました。笑いつも変な顔しかしないので、オフショットはまともな写真がありません!笑しかし、芝居を始めると急にスイッチが入り、ガラッと変わります。川連さんのお芝居はすごくナチュラルで、アドリブとセリフの境目がないので、きっとどこまでが台本なのかわからないと思います!そして細やかな芝居のうまさがあります。作品の中でもいいスパイスになってくれていると思います。写真右。(なんの顔なの笑)そして、本読みの際に言われた一言を、私は根に持っていて、(良い意味)そのかけてもらった一言で最後のシーンが大きく変更されました。実は台本を作ってから、本番までにシーンを大幅に変えたんです笑なので、この台本には本当はこんな台詞でこんなシーンだったんだ!と、驚くと思います笑幻のシーンがあったり、セリフが大きく変わっています。これは役者の力でもあり、芝居を見てからセリフが変わると言うことは大いにあります。今回はかなり変わりました。台本を見ながら作品を見たり、きっと台本があるだけで色々な楽しみ方ができると思います!ぜひ、手に取って頂きたいです!!川連先輩・・・偉大です。
長内映里香さんから作品の感想コメントが届きました!『まずタイトルが、すぐにわかりそうだけどわかりきらなくて、でもなんだか手に届きそうな気がして早く読みたい!という気持ちに駆られました。読んだ感想は、始まりと終わりが好きだな〜日常だな〜特殊も特別なこともないんだなぁってことです。これだけ日常だと、境界線なんてただ誰かが引きたい線なのかなと思わされました。』いつも明るく、場を和ませてくれるおさちゃん。撮影中も芝居案についてのディスカッションが絶えず、いい作品を作るためにたくさん力を貸してくれました。役のことを一番に考え、自分の役はこう言うだろう、こうしたい!という芝居プランがとても明確で、掛け合いの芝居もとてもいいものになりました。お互いが気持ち良い芝居になるにはどうすればいいのか。それだけを考えて、気持ちがぶつかる芝居をしてくれました。私の事をアツイ人という彼女。いや、あなたの方がアツイ人だという事を伝えたい。長内映里香。情に厚く、優しく、懐が広い。それが今回の映画の中にも隠し切れないほど溢れています。彼女の真っ直ぐな誠実な思いを受け取ってもらえたら嬉しいです。きっと、きっと彼女のことが大好きになるはず。撮影が寒すぎて、阿波踊りをしながら体を温めたというエピソードは内緒にしておくね。これやから関西人は・・・笑好き。