こんにちは!ESDプラットフォームWILL事務局です。
WILLが毎年行ってきたハンセン病療養所「邑久光明園」でのワークキャンプ、昨年はコロナウイルスの影響で泣く泣く中止となってしまいましたが、今年はできる限りの感染対策を講じ、なんとか実施することができました。
参加者間での事前事後・プログラム中の体調チェック、可能な限りのワクチン2回摂取、PCR検査・直前の抗原検査を実施した上で、公共交通機関は利用せず現地に向かいました。
コロナ禍のため、光明園の入居者・職員の皆様との交流ができないのは大変残念でしたが、このような状況でもワークキャンプ実施の方向で調整し、受け入れてくださった園関係者の皆様には感謝してもしきれません。
ワークキャンプ中の1週間では、光明園を囲む4つの海岸の清掃活動、ベテランメンバーによるハンセン病問題に関するレクチャー、社会交流会館の見学(入居者の皆様と接触しないよう閉館時間に見学させていただきました)などを行いました。
8月中旬に続いた大雨の影響でたくさんのゴミが海岸に打ち上げられ、なかなかハードな清掃活動となりました…^^;
メンバーそれぞれが、邑久光明園という場について、ハンセン病について、ボランティアについて、自分自身について、他者とともに生きるということについて、考えを巡らすことのできる時間になったように思います。
「コロナだから」と諦めるのではなく、工夫をしながら動くことの大切さを改めて実感することができました。
参加メンバーはもちろんのこと、応援してくださった皆様の支えがあり、今回のワークキャンプを実施することができました。本当にありがとうございました!
これからも数ヶ月、数年は感染対策を講じながら活動しなければならないのだと思います。フィールドでの活動を続けるためには皆様のご支援が欠かせません。
これから秋にかけてもさまざまな形で動いていきます。
引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします!