原崎大作さんは、カタルタをお子さんへの読み聞かせに使っているそうです。今日はその動画をご紹介。楽しそうだとは想像していましたが、父も子も本当に楽しそうで和みます。 原崎家のおやすみ前には、「今日は10枚ね」などと、読み聞かせ前の会話としてはなかなか斬新なやり取りがなされるそうです。お子さんがただ受動的に聞くというのではなく、カードをめくる行為自体の楽しさも読み聞かせに一役買っているようです。 父がおもしろおかしく紡いでくれる物語。まちがいなく自分のために作ってくれているのだから、愛情がダイレクトに伝わってくるのではないでしょうか。 楽しんでいたら自然に論理的な思考が身についていた、という状況を作るのは目指すところですが、それどころか愛が伝わっていた、となれば作者冥利に尽きるところ。そんな場面をたくさん作りたいものです。 メドラボ・福元
鹿児島の海際でちいさな本屋を営む山下誠一朗くん(カタルタ#0,#1のグラフィックデザイン担当)は、照れ屋をこじらせ人前にあまり出たがらないのですが、このあいだ人里におりて来て(喩えです)、インディアン・カタルタを体験しました。その昔、大阪の路上でポエトリーリーディングなどいそしんでいた物静かなせいちゃんが、高2以来のテンションの上がりっぷりを見せた貴重なシーンを映像におさめましたのでシェアします。来月、シブヤ大学でこれやります。
TEDxSakurajimaのスタッフによって開催された「トークカフェ」というサロンイベントの一回目にスピーカーとして参加しました。 カタルタの提供する価値のどの部分に焦点を当てるか悩みましたが、今回は「違いを楽しみ同じを喜ぶ」精神をシェアすることに着地させました。「使い慣れた道具、最強説」だとか、「ポケットを叩くとビスケットが増える」喩えなどを交えて約10分。 カタルタの魅力はやってもらうと一瞬で伝わりますが、今回の経験を経て、プレゼンテーションによって伝えるやり方をもっともっと磨いて行こうという意欲が湧きました。 また、国境を越えてカタルタを広めてゆく志を強める意味で、英語での紹介文は新鮮で改めて刺激になりました。イベントページより引用紹介させていただきます。 --(トークカフェのWEBサイトより引用)-- 5. ライブトーク1 Live Talk 1 Speaker: 福元和人さん Mr. Kazuto Fukumoto メドラボ代表 人と人がよくわかり合う方法を、おでことおでこをくっつける以外で何か。そんなテーマのもとに「カタルタ」というツールを作ってみました。そのツールはカードゲームの形をとっており、対話をゲーム化します。結果として、世の中の誤解や無理解の総量を減らすという試みの提案です。しかもそれは、楽しみながら実践できる方法なのです。私はこの方法を、国境を越えて、同時代に生きるみなさんとシェアしていきたいと考えています。 Mr. Fukumoto is the owner of “Meddo Lab”. He created a set of stickers called “Kataruta” in shape of playing cards which can be used to make conversation into a game. He hopes that “Kataruta” can be used as an experiment to bring people together and reduce the amount of misunderstanding in the world, while having a lot of fun doing so. He hopes to take “Kataruta” across borders and share it with people all over the world. --(引用ここまで)-- メドラボ・福元
イラストレーター江夏潤一氏によるカタルタZINEがついに完成しました! 本日のインディアン・カタルタ大会@林光華園でお披露目できそうです。 10/24(水)に行ったカタルタラボ#02では、仕事×遊び×カタルタの実験的な軽作業パーティーを行いました。 その様子を江夏氏が観察して、即興でZINEを制作。今回完成したのは、それをブラッシュアップしたものです。 カタルタは多面的な価値を持っているため、その魅力を伝えるのには体験してみるのが一番です。しかしそれだけでは、カタルタが広まる速度を制限してしまいます。時間と距離を越えてそれをお伝えする方法を考えるに、まず思い当たるのは動画。とはいえカタルタの面白みが、文脈を共有してこそということを考えれば、それにも限界がある。 そこで、"今ここ"を切り取って伝える手法としてZINEは面白いなあと思います。まず、袋にカタルタとZINEが入っていると新鮮だし、うれしいのではないかというのがあります。それに、"多面的な"ものを"総合的に"伝えるよりも、極私的な視点でその場で起こったことを切り取ってもらった方が、むしろ伝わるものがあるのではないか、と期待するわけです。 そのような意味では、イラストレーターの江夏潤一氏は打ってつけの方でした。「(架空の)カタルタ工場で働く女たちを、男たちが残業から救う物語」という設定の中で、即興芝居をすることになった参加者が交わす会話を、江夏氏が観察し、さらなる想像でもって独特な空気感のあるエンターテンメントに練り上げたのです。その"即興芸"の完成度の高さに、惜しみない拍手が向けられ、みんながうれしそうに笑っていました。 ストーリーが出来上がるまでに、参加者はそれぞれの役割を果たしていることは明らかで、貢献していることの喜びや、自分の言動に新たな価値付けがなされたことのうれしさ、誇らしさが感じられたようです。 初のカタルタZINE。まだ実物を見ていないのですが、今夜がますます楽しみになってきました。今日のイベントにはテレビ取材も入るので、ヒゲを気持ち短く剃ろうと思います(笑)。
ひさしぶりに会った友人たちと、カタルタで嘘の自己紹介をして遊びました。 いうまでもなく、嘘は想像力の産物。おもいっきり嘘をついてクリエイティビティを競うのは、とても楽しいひと時でした。 外国人の名前で自己紹介するとか、男性なのに女性を名乗るとか、人間ではないとか、切り口はいろいろあると思います。「上手に嘘をつきあって、親交を深める」ことになるわけですが、なんだか意味深ですね(笑) やってみると分かるのですが、「こんな嘘ついて後々大丈夫かな?」というくらい大胆に嘘をついても、カタルタのリンクワード(接続詞や副詞等)が次の展開を制限するので、わりとお題に答えられてしまう自分を発見することになります。 話す相手の人がカタルタを知らなくても簡単にプレイでき、盛り上がることができるので、オススメの遊び方です。 メドラボ・福元