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瀬戸市の宿「ますきち」をリニューアル & 町の案内本を出版したい!

2018年に開業した、愛知県瀬戸市にある、築140年の古民家ゲストハウス「ますきち」。2022年春オープンに向け、約730万円をかけて民泊から旅館業を取得し、改装します! さらに、瀬戸初の出版社を立ち上げ、瀬戸の案内本を出版します!

現在の支援総額

3,062,500

109%

目標金額は2,800,000円

支援者数

276

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/08/16に募集を開始し、 276人の支援により 3,062,500円の資金を集め、 2021/09/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

3,062,500

109%達成

終了

目標金額2,800,000

支援者数276

このプロジェクトは、2021/08/16に募集を開始し、 276人の支援により 3,062,500円の資金を集め、 2021/09/30に募集を終了しました

2018年に開業した、愛知県瀬戸市にある、築140年の古民家ゲストハウス「ますきち」。2022年春オープンに向け、約730万円をかけて民泊から旅館業を取得し、改装します! さらに、瀬戸初の出版社を立ち上げ、瀬戸の案内本を出版します!

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年末のご挨拶
2021/12/31 21:28
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いつの間にか、今年もまもなく終わりですね。夏にクラウドファンディングに挑戦し、展示を開催していた頃がなつかしいです。本当にみなさまのおかげで、無事、大きな工事は終わりを迎えることができました!その過程をご紹介させていただきます。9月は解体業者さんにお願いして、解体。10月は大工さんにお願いして、あっという間に骨組み、壁ができていきました。12月には、多くのみなさんに漆喰ワークショップに参加していただきました。参加者のみなさんが、とても上手でびっくりしました。丁寧にありがとうございました!工事が完了しました。電気もつき、1階の本棚は、2階へと移動しました。こちらはVIP室です笑。ますきち一番の陽当たりの良さで、とくにおすすめのお部屋です。瀬戸の窯元「翠窯」さんに、ルームプレートをおねがいしました。かっこいいです!客室の増加にともない、シャワーもひとつ増設しました。来年の営業について2022年のますきち営業は、1月21日(金)から宿も喫茶もスタートします。工事は終わりましたが、リニューアルオープンは、みなさんが旅に行きたいな、と感じるような春に合わせて、家具を選んだり、案内用の地図を用意したり、いろいろと整えていきたいと思います。誰もが何の心配なく、旅に出かけたい! と思うのはコロナ次第だと思うので、状況がよくなることを願うばかりです。その時までに本も仕上げ、案内体制を整えます。看板息子もすくすくと育っております。それでは、みなさまよいお年を!!!南慎太郎 未来 葉流


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みなさん、改めましてご支援ありがとうございました!10月から解体工事がはじまり、その後、大工さんによる部屋を区切って壁をつくり、床を貼る工事がひと段落しました。瀬戸の案内本について書籍のほうも、進んでいます。先日でカメラマンの濱津和貴さんの撮影も大半が終了し、1月に最後1回の撮影を残すのみとなりました。◆タイトル:「ほやほや 瀬戸の案内本 」◆内容:南未来による、瀬戸へ戻ってきて3年以上過ごしたなかで、みえてきた瀬戸を案内するエッセイ本です。瀬戸にできつつある、人が集まる拠点を紹介。さらに、瀬戸の中心市街地、窯元が集まる洞・赤津・品野をどう楽しんであるのか、自分なりに思う魅力をお伝えします。◆判型:B6◆ページ数:120p程度※リターンの発送は、本の完成後となるため、3月を予定しています。申し訳ありませんが、もうしばらくお待ちください。ますきち感謝祭また、ますきちはもうすぐ3周年を迎えます。11月23日(火・祝)に3周年感謝祭を開催しますので、ぜひご参加いただけますと嬉しいです。ますきちの中を案内しながら、改装の進捗の報告をしたり、リニューアル後のことについてお話をする予定です。お食事も用意しています。出入りは自由ですので、ご都合の良いお時間でお待ちしています。日にち:11月23日(火・祝) 時間:13時〜20時(14時から報告会)参加費:1人1,500円


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8月に始まったクラウドファンディングも、いつの間にやら残り2日。ご支援くださったみなさま、本当にありがとうございます!!!あと少し突っ走り、フィニッシュを迎えたいと思います。ご報告が大変遅くなってしまいましたが、先日、「あいづち 〜文と写真展〜」が、おかげさまで、無事、終了いたしました。改めて、今回の展示を開いた理由をお伝えさせていただき、一部ご紹介させていただきます。また、展示を開いたことで、どんな本にしたいのか、少しずつみえてきたので、お知らせさせていただきます!本をつくる前に展示をする地元へ戻り、東京で出会ったカメラマンの濱津和貴さんに、まちのふだんの様子を撮りためてもらっていました。そこで何か形にできたら。そんなふうに話していたら、旦那が展示やろう! と話を進めてくれました。わたしはひとりでは、新しいことには腰が重く、なかなか動けないので、誰かに後押ししてもらえることはとてもありがたいことです。とはいえ、どんな展示にしようかと悩みました。通常、出版したときに記念イベントをすると思うのですが、そうではなくて、本をつくる前の展示。展示の準備期間中は、これからつくる本のことを頭に浮かべつつ、展示で伝えたいことは何か? を整頓するような日々でした。どれぐらい内容をリンクさせるべきなのかも、悩ましいことのひとつでした。わたしは、全体を見渡すようなコンセプトづくりが、まったく得意ではありません。今回の展示には、みなみくん、和貴さん、デザイナーのけんちゃん(THE LIGHT 谷口謙介)さんが関わってくれて、みんなの意見を聞きをしながら、見えてきたもの。それが、自分がどういうふうに、まちをおもしろがってきたのか? を伝えるということでした。拠点を訪れるわたし個人が地元へ帰ることに決めた理由は、「拠点」となる場所ができそう、ということに尽きました。人が、えいやっと動くとき、おそらくは「誰か」あてにしているひと、みたいな方がいるものではないでしょうか。あるいは、すでに家族のような存在がいるか。まるきりのひとりでは、心が折れる。その誰かが、わたしは出会ってから2年後に結婚することになった、「ますきち」を開いた旦那の南くんでした。南くんは、大学卒業後、たったひとりで、まちを開拓し、いろんなひととのつながりをつくっていきました。その人脈をぐいっとまわしてもらえたおかげで、友人が増え、そこから瀬戸はおもしろいなあ、と感じるようになりました。わたしが瀬戸で暮らすなかで、「拠点」となっているな、と感じている場所。それは、人とひとをつないでいる場所。それは、必ずしも誰しもにオープンという意味ではなくて、いいな、と思うひとたちが引き寄せられたり、自然と集まってきて、居心地の良さを感じる場所のこと。そういう場所に引き寄せられ、そこに所属する人から得る情報で、まちへと繰り出していく。まずは、自分がきになる拠点を訪れる。それは、引っ越して、そのまちで暮らそう、というときも、なんか気になるまちを旅するときも、それは、変わらないような気がしています。展示での反応今回、瀬戸市内を中心に、約300名のみなさんが訪れてくださいました。緊急事態宣言とかぶってしまい、本当にほんとうに残念でしたが、想像以上に「伝わった」という手応えがありました。来場者は10代から70代ぐらいまでと、本当にバラバラでしたが、多くの方がじっくりと文章と向き合ってくださいました。みなさんの反応をダイレクトに受け止めることができ、結果として、展示の世界観のまま、本をつくってもいいのかも、という方向性を決めることができました。正直、悩みすぎて、くたくたになり、旦那にも子育てなどたいへんな労力を割いてもらいましたが、開催してとてもよかったです。本に落とし込むさて、これらをどうやって本に落とし込もうか。展示では、自分自身のことを通して、まちや暮らすひとの言葉を紹介したことで、「伝わった」と感じました。それをどこまでどう入れるかは、今、悩んいるところです。今、考えている構成は、大きくは「拠点」の紹介。そして、自分の目を通して、さらに、歴史をひもときつつ、「まちを歩く」おもしろさを伝えること。今回はできる限り普遍的なもの、ことをゆったりと書き、お伝えできるような本をつくりたいと思っています。そのかわり、たくさんの飲食店をはじめとする情報は、折りたためるような別の紙で、マップと店舗を落とし込み、「ますきち」で購入してくださった方の特典にする。という形で補足するつもりです。販売先のこと販売するのは、まずは自分たちの拠点である「ますきち」をはじめ、瀬戸市内のつながっているみなさんには、ぜひ置いていただけると嬉しいなと思っています。瀬戸市外の宿やカフェ、独立系の本屋さんなど。その次のステップとして、まだ訪れたことない地域にも訪れ、ほかの地域の拠点の人ともつながっていきたいなあ、と考えています。コロナウイルスの拡大により、リアルの大切さをほんとうに感じました。この1冊の本が、人とひとをつなぐものになれば、うれしいです。2022年春発売に向けて、準備中です。


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「翠窯」さんとは?「翠窯」といえば、“カレー皿”が主力商品。親指がうまくかかり、持ちやすく、料理が美しく見え、とても使いやすいです。イベント出店で圧倒的な売上をつくる体制を整え、都内の食のセレクトショップ「AKOMEYA TOKYO」や「LOFT」などにも卸すなど、独自の販売網を確立されています。コラボするまでの経緯僕たちが、急速に距離が近くなったのは、コロナウイルスが拡大し始めた2020年4月のこと。緊急事態宣言により「ますきち」は休業へ追い込まれ、「翠窯」はイベントが相次いで中止となり、年間約7000個も売っていましたが、売上は8割減という状況でした。そんななか、ニュースで学校へ行けない学生を見て、陶芸関連の学校に通えなくなってしまった学生の臨時校「コネル陶芸大学 Zoom校」を開くことを決めるのです。そのときに、一緒にやらないかと誘っていただき、4月17日から5月21日まで、平日の朝9時から9時40分まで、毎日授業を一緒に行うという怒涛の日々を過ごしたことが、はじまりでした。詳しくは、『マイナビニュース』のこちらの記事に書かせていただいたので、よかったら、どうぞ。コロナ禍の戦友となるさらに、2020年6月になると、毎年9月に行われている、瀬戸でもっとも大きなお祭り「せともの祭」の中止が決定。約30万人が訪れ、戦前から続くお祭りのため、まちはどよめきました。そこで、自分たちで立ち上がり、リアルでの企画ができないかと、舵を切ることにしたのです。いつもは川沿いに出店者がずらりと並ぶ配置なのですが、市内の各店舗をめぐってもらうことで回避する「せとひとめぐり」を開催することに。準備期間が約2ヶ月と圧倒的に少なく、スピード感が求められたため、クラファンで資金を集め、同時に出店者を募集をしました。当日は、感染防止にTwitterでの細かな発信なども活用し、なんとかやりとげることができました。なお、今年も「せともの祭」が中止になってしまい、10月16日(土)、17日(日)に開催する予定です! そんなこんなで、この1年で「翠窯」さんとは、本当にたくさんの時間を共有し、戦友、仲間のような存在へとなっていったのです。「翠窯」のすごさとは?僕たちが感動するのは、まさにこの挑戦する姿勢です。窯元という枠組みを超え、チャレンジする。的確に目標を設定し、圧倒的なトライ&エラーを繰り返す。清々しいほどの全力投球ぶり。穴山さんは、2004年に陶磁器とガラスの研修施設である「瀬戸市新世紀工芸館」へ入りたいと、瀬戸市へやってきました。それから15年以上をかけて、地元の窯元、陶芸家、やきもの専門店などのみなさんと関係性づくり。さらに、2018年から2019年の2年間には、東京に店舗出店などにも挑戦したことにより、1000年以上もやきものをつくり続けている産地、瀬戸でよそもので新参者ながら、独自ポジションを築いています。どんなコーヒーカップをつくるのか?「翠窯」さんとは、多くの時間をともに過ごし、偶然にも、互いに行きついた先は、アフターコロナを見据えた「大リニューアル」でした。これまで、「翠窯」さんは瀬戸の窯元として、家紋のようなロゴもつくり、「古きよきものを現代の食卓に」と、どこか和のテイストを強く打ち出してきた。「ロゴをつくって、10年近くも経ち、違和感が出てきたんですよね。和風っぽくしなきゃ、って。そこでイメージを一新して、ノイズを除去して、ものだけが見える状態にしてあげるように。うちは歴史もないし、よそものです。瀬戸には技術がすごい人がいっぱいいる。自分たちが何に特化しているのか、言えるものがない。ただ、「物が良い」という自信はあります」(文香さん)「単純にものだけで勝負したい。自分たちに価値をつくり、その価値に合わせて、つくっていく。新参者でやってきたんだけど、いつの間にか足かせができてしまった。5年で、国内に頼った販売は終わりにします。イメージを一新して、世界へ出る後発としてやる。なによりも、つくりたいものをつくっていきます!」(大輔さん)真っ白なコーヒーカップ「MUKU」今回、お互いに新たな方向へと進むべく、イメージをまっさらに、決意を新たに出発する。そんな想いをのせて、「MUKU(無垢)」という名でつくります。現在のカップは、試作の初期段階で、これから白の釉薬づくり、さらに、取っ手の形なども詰めていきます。なお、「翠窯」さんでは、すべてを自分たちでつくるのではなく、市内の専門業者と協力しながら、完成へと向かいます。その工程がたいへんおもしろいので、お楽しみに!応援コメントいただきました先日、ますきちの2階で行われたほや子さん(南・未来のことです)の展示会を見てきました。Uターンして戻ってきたほや子さんにとって、「瀬戸は宝の山だった」と記されていました。実は僕も少し知っています。変わった人、おかしな人、凄い技術を持った人、熱意に満ち溢れた人、地元では知られていないけど、世界で有名な人。僕はその様な人達に助けられて来ましたが、南くんとほや子さんの2人は誰に頼まれたわけでもなく、自分たちの生業として、瀬戸の宝に光を当て、人と人を繋げてきました。10年後、20年後の瀬戸ってどうなってると思いますか?僕は想像すると、期待で胸が弾みます。きっと2人がやってる事が少しづつ大きく膨らみ、まさに瀬戸らしい唯一無二の新しい瀬戸が出来上がるのかなと。。。是非、このコメントを読んでくれた皆様も将来の瀬戸と2人に大いに期待してご支援の程、よろしくお願いします。南くん、ほや子さん、ラストスパート頑張れー!!!


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今回、リターンのひとつとしてご用意させていただいている、「瀬戸本業窯」とコラボして、コーヒーカップ制作を進めさせていただいています。「瀬戸本業窯」さんとコラボさせていただく理由「瀬戸本業窯」さんは、250年以上続く窯元です。瀬戸の土、瀬戸の釉薬を使い、創業当時から続く技法で、つくり続けています。わたしたちが、すごいと感じている点は、8代目・水野雄介さんと会話をしているなかで、つくっているもの一つひとつに対して、質問すると、いつも即座に答えが返ってくること。その背景には歴史があり、きちんとした理由があり、それを雄介さん自身が、常にはっきりと意識していること。そこにいつも感動しています。今回、ご相談させていただいた内容について今回、私たちはコラボをさせていただく上で、麦藁手のコーヒーカップをご相談させていただきました。「麦藁手」は、麦の穂を思わせる昔ながら絵柄です。釉薬には、鉱物が風化した赤楽を使い、触ってみると、少しぼこぼことした触感があります。釉薬は自然のものなので、そのときによって、サーモンピンク、オレンジ、やや茶色っぽい色の時があり、その変化もまたおもしろいものです。青い線は呉須で、茎がまっすぐと伸びた背丈の高いトクサという植物をモチーフに描かれているそうです。この素朴な柄は、民藝運動をおこした思想家・柳宗悦によって賞賛され、随筆家の白州正子に愛されたことで、よく知られています。「瀬戸本業窯」さんの手仕事はすべて分業制です。麦藁手を描いている職人は、ただひとり「一級陶磁器製造技能士」の資格を持つ絵付師・中島晶子さん。「息をとめて、描いています」と語り、すっ、すっ、と迷いなく、美しい線を描いていきます。形について今回、コーヒーカップの形は、民藝に大きく関わったイギリス人陶芸家のバーナード・リーチさんの最後の弟子であるウォーレン・マッケンジーさんが、約35年前に「瀬戸本業窯」へ訪れた時に、教わったものです。その理由について、8代目・水野雄介さんはこう教えてくださいました。「コーヒーカップは、現代のものです。瀬戸本業窯の伝統はない。民藝運動の関わりのなかで、バーナードリーチが訪れ、もたらされました。6代目・水野半次郎が、“リーチハンドル”と呼ばれる、イギリスのピッチャー(水差し)のハンドルをつける技法を直接教わり、現在も、その歴史をおもんじて作っています」「なぜ、この形にしたかというと、麦藁手が活きる形。直線は引っ張りやすいんだけれど、ちょっとだけ曲面があった方がよくみえる。表情がさらによく引き立ちます」こちらが試作品の第1号です! 全体が麦わらてのオーソドックスなもの(左)と模様、お願いさせていただいた取っ手が茶色のもの(右)を作っていただきました。すてきです。右の方で進めようと考えています。 応援コメントいただきました「ますきち」は瀬戸へ訪れた人々の玄関口的存在。土を捏ねるのも、歴史に触れるのも、日常を味わうのも、瀬戸を楽しむには先ずここから始まります。コロナで状況は一変してしまいましたが、郷土への愛着を基にした姿勢は変わらず、先を見据えた場所作りと人繋ぎに奔走し続ける南夫妻には、同じ境遇にいるものとして、とても勇気づけられます。瀬戸に訪れた人々の「拠り所」になることを期待し、全力で応援させていただきます! 皆様にもご賛同いただけましたら幸いです。