秋田県美郷町六郷生まれの総合演出、澤野正樹です!!! ミサイルとしては二度目の美郷公演、やってまいりました!! 大館の皆さんとの熱烈なる一夜を過ごした翌日、眠気眼をこすりいざ県南の美郷町へ。 県北から県南へ、3時間くらい掛かります。はい。 出発してから一時間、着替えのすべてを大館に忘れてきたことに気づきつつ、実家に帰るからなんとかなるだろうという甘ったれた気持ちで車を走らせておりました。 山道を通ること2時間、幼いころに好きだった「くまくま園」こと「熊牧場」を横目に、道の駅あに「マタギの里」でひと休憩。 バター餅をむさぼるコハマと、熊の爪が欲しいから経費で落とせないかとしつこいホンダ、二日酔いでめっちゃ気持ち悪くなっているコタロウと、一服場所から離れようとしないタカシ。5人の旅も、様になってきました。 到着予定時間を少し過ぎ、ゆっくり目に県南地区へ到着した我々をまず迎えてくれたのは、我が実家に新しく仲間入りした猫(名前を聞き忘れた)。 そして、うどんとそばを選ばせてから茹で上げる、立ち食いそば屋みたいな昼食を提供し、迎え入れてくれた我が母。 母の顔と、自分の鏡に映った顔を見比べ、最近、母に似てきているなぁと思いつつ、昼食休憩もほどほどに会場の美郷町の「湧太郎」へ!!! 美郷はね、水がめちゃくちゃきれいなんですよ。 水道のない家が多くて、みんな家に電動ポンプを持っていて、地下水をくみ上げて生活水にしてるんです。 僕にとっては、この地元の水が、何よりの力水。 気合入ります!!! 湧太郎では、今回音響を担当していただいている中田里司さんがお出迎え!! 仏のような笑顔で、長丁場を乗り切った我々の心を癒し、仕込みに加わって、疲れ切った身体を支えてもらいました。 ありがとうございます!!中田さん。 感動の再開から仕込みを終え、少し落ち着いたところへ登場されたのは、秋田の人なら誰でも知ってる、自称天才イカサママジシャン「ブラボー中谷」さん!!!!逆に沢山の差し入れをいただいてしまいました・・・。 テレビやラジオでいつもその姿を拝見していたブラボー中谷さん。 今回、体当たりのお願いをさせていただきまして、ご出演いただく運びとなりました!! そうしていざ本番、奥様であり、アシスタントでもあるハルちゃんさんとの息の合った軽快なトークで贈る感動のマジック!!!! イヴァンカさん(笑) マジシャンには一番苦しい形の舞台でしたが、それを逆手にとった圧巻のパフォーマンスでした!! ブラボー中谷さん、ハルちゃんさん、本当に、ありがとうございました。 作っていた客席が足りなくなるほどの超満席で迎えることができた、二度目の澤野正樹の地元凱旋公演。 前回の「人間失格」から恒例となった「澤野ちょっとだけ出演」も大いに盛り上がり、興奮のうちに幕を閉じました。 秋田の雄、わらび座さんからも大勢お越しいただきました!! そして、西和賀からも車三台!! さらに、協力者であり、町議会議員に当選した同級生の内田清文とそのご両親!! 沢山の皆様にご来場いただき、うれしい限りです・・・(泣き) このご縁がもっともっと続きますように、もっともっと良い作品を創って、また美郷に帰ってきます!!! 最後に中田さんを囲む会を催し(ただし、澤野は緊張から解かれた為か後半爆睡。ごめんなさい中田さん・・・!!!)、澤野実家で公演の余韻に浸るのでした・・・おやすみなさい!!! 総合演出 澤野正樹
いつも応援ありがとうございます! 劇団 短距離男道ミサイル代表の本田椋です! みなさまご存じの通り、我々、男道ミサイルは「東北」をテーマに掲げ、東北で、東北に根差した作品を発信、もとい、発射する劇団でありますが、実は、実は、・・・僕、 新潟出身なんですよね(笑) 主要メンバーのなかで、僕だけが東北出身じゃないんです。これだけ東北押しの劇団にも関わらず。しかも代表なのに! しかしながらですね、だからこそ、みんなとは違った角度で「東北」を感じることができると思っています。 他のメンバーは東北の田舎を旅していると、自然と故郷の訛りが出てきたりするんですけど、僕にはそれがない。そしてそれは、実は良いことなんじゃないか。 人より間合いが遠いから見えてくる部分がある。感じ取れるものがある。誰よりも、このツアーのなかで「旅人」でいられる。 これは俳優にとって大事なことだと思います。 非日常の世界へ旅先案内人としてお客様をお連れするのが、我々のお仕事でございます。その俳優自身が常にマレビトとして、舞台の上でも、日常でも、旅を続けていくことが、この作品をより遠くへと進めていくだろうと思っております。 ま、つまり、東北の旅を今回も満喫させて頂いてます!・・・ということでございます! 特に!ここ大舘では、シアター☆6のみなさん、大舘市民劇場のみなさんによる、「お・も・て・な・し」を頂いて、秋田は大舘のよいところ、最高に満喫させて頂きました! 会場に到着すると・・・ものすごい数の人員が!! ここまでのツアーで最大の仕込み人員で、順調に進みました! リハーサルも和気あいあいと! お昼ご飯には、名物の鶏めし弁当をごちそうになり・・・めちゃウマでした。ありがたいかぎり・・・泣 大舘市民劇場のみなさまには、ゲスト出演で、「詐欺被害啓発劇」を上演して頂きました!いろいろな施設で出前で上演しているプログラムだそうで、20分もの大作でございました! 結婚式の余興という場面設定で詐欺被害の啓発を行うシアターのみなさんのロック魂にやられました☆ シアター☆6の新入り福島くん! 仕込みから打ち上げ、出発までお世話になりました!なほこさん! イカしたマイメン、桜庭さん、田中さん、そして再びの福島くん! 本番も最高のグルーブ感で上演させて頂きました。演出さん的には、今まででベストアクトとのこと! いや~、こうやって、お客様との化学反応で、どんどん作品を更新していきたいものです。 高校生がたくさん観に来てくれたのも嬉しかった! 詐欺被害研修会のみなさまとキメ! 大舘市民劇場の看板女優さまとも! 終演後は、清風荘という隠れ家的な露天風呂へ連れていって頂きました!泉質も星空も最高!ハダカの付き合いも最高! 打ち上げは、VIP席にも座って頂いた瀬尾さんのお家で行われました。 名作映画のポスター(本田的には男が女を愛する時のメグ・ライアンがツボでした。)が並ぶステキ空間で、ここでは絶対に報告できない話で盛り上がりました! 芝居の話から×××の話まで、熱く、熱く、盛り上がりました!大舘、マジぱねぇっす!! 比内地鶏のせり鍋、きりたんぽ、仙台の藤崎にも並ぶ高級ポークジャーキー&ビーフジャーキーなどなど・・・みなさんの持ち寄りによる最高のディナーでした。 ほんとに、感謝です。 一夜明けて、別れのときは訪れるもの・・・。今回の陣頭指揮を執ってくれた、大舘の兄貴(と呼ばせてください!)小笠原さん! また必ず大舘に帰ってきたいと思います!最高の夜をありがとうございました!!! I LOVE 大舘!!!
タカシです! 11月4日(土)は太宰治の故郷、五所川原市金木町での上演でした! 会場は太宰治ゆかりの傍島家旧家 かなぎ元気村「かだるべえ」太宰治の親戚である傍島家の住宅だった古民家です。 かだるべえ内には金木町の食材を使った古民家カフェ「鄙屋」があり、囲炉裏を囲みながら、お茶やそばを食べることができます。僕は金木町特産の馬肉を使ったカレーをいただきました!身体を酷使する舞台なので、馬肉はとても身体に嬉しいメニューでした! 「かだるべえ」は3月に人間失格を上演した「津軽三味線会館」や太宰治の生家「斜陽館」と同じ、NPO法人かなぎ元気倶楽部が運営するしまい施設で、「斜陽館」の伊藤館長には、今回の「走れタカシ」のチラシに推薦文も書いていただきました。「かだるべえ」のイベントご案内チラシでも、「走れタカシ」を取り上げていただき、古民家カフェにも僕らを歓迎するご案内も張り出していただいておりました! このように金木のみなさまに全面協力のような形で迎えられ、今回の上演をとても楽しみにされていたようで、嬉しい限りです。この金木町で、太宰治の作品を演劇にして上演するということは今までなかったらしく、とても貴重なことをさせて頂いているのだなと実感致しました。 上演は古民家内の居間に舞台を組ませていただき、畳敷きで、とてもお客様と近い距離感でやらせていただきました。ゲストパフォーマンは昼公演が青森市在住のダンサー、川村智子さんによる陽気で愉快なサザエさんダンスを披露していただき、夜公演も青森のローカルタレント、ささきまことさんによる、「工藤亀吉じいさんのスピーチ」を披露していただきました。どちらも個性の強いキャラクターで、ミサイルの舞台とマッチし、会場を沸かせてくれました。 青森で素敵なパフォーマーとつながることができ、このツアーの魅力を更に感じました。 お客様も、かなぎの人たちに加え、西和賀の栗谷さんや、八戸を見に来てくれた渡辺源四郎商店の若手女優たちが、リピーターに見に来てくださり、金木の町を観光して行かれました。このように、僕たちの作品がきっかけで、この土地に足を運ぶことができるということも素敵な事だなと感じます。 上演終了後は、斜陽館、伊藤館長が宴の準備をしてくださり、かだるべえの厨房で作っていただいた郷土料理などを振舞っていだきました!今後も、金木町で太宰作品を上演してほしい。と、今後の展望についても語り合い、大盛り上がりの宴となりました! 今回の作品も大変気に入ってくださり、タカシTを着てポーズも決めてくださいました(笑) 旅もようやく折り返し、太宰の故郷の人々に背中を押され、最後まで走り抜けていきたいと思います!
いつもお世話になっております。五所川原から愛を込めて、小濱です。 ツアー始まって以来の、2回まわしということで、隆の体調も含めて心配な八戸公演でしたが、無事事故もなく終えることができました! ゲストの大黒屋五郎さんのRAP、八奈見さんのマジック、共にお客さんを巻きながら、僕らも楽しめる本当に良い時間になりました。 また青森からは、せんだい卸町アートマルシェ2017でお友達になった、盟友の渡辺源四郎商店さんの若手俳優さんたちもいらしてくださいました。なんか、繋がっていくこの感じ、とても嬉しいですね。 しかしながら、これから、2回まわしが3日連続続きます。隆の体は大丈夫なのか、心配は尽きませんが、ひとまず安全運転で無事に目的地に着いてから考えようと思います。 さて、八戸と言えば、ミサイルが初めて来たのは2012年酔っ払いに愛をという企画です。 それ以来、人間失格も含めて4度目の上陸。 常連のお客さんもできて、本当に良い時間になりました。 初めて八戸に来た時のハーモニカ横丁での暖かい人々との交流いまだに忘れられません。 劇団員だと告げたら、「お金ないんでしょ」とママに言われ、本マグロの大トロなど、頼んでもいないたくさんの食べ物が出て来て、日本酒もいっぱい飲んだのち、お題を支払う際「お金はあるところからもらうから、1000円でいいわよ」とお声がけいただき、果てはダンボールいっぱいの菊をもらったのを思い出します。 そういった旅先での出会いが、創作に関しての心の燃料に、すごくなっているなぁ、としみじみ思っている今です。 八戸の風土を味わうには、ほとんど時間のないツアー日程で無念ですが、後日改めて伺いたいと思います(マチネとソワレの間に、かろうじて八食センターに行きご飯を食べました。海産物もラーメンも非常に美味しく、今度来るときは長い時間をかけて、来たいものだと、強く、強く思いました。笑)。 さて、我々の旅ももうじき折り返し地点、悔いの残らぬよう、そして多くの人に喜んでもらえるよう、精進してまいります! 小濱
おはようございます!劇団 短距離男道ミサイル新劇団員の國分虎太郎です!今回オペレーターをやっています! 突然ですが自己紹介します!僕は現在、東北学院大学の2年生で今年から演劇部員として活動しています。去年までは水泳をやっており、11年間選手として活動してました!ミサイルには体格ややる気を買われ、とうほく学生演劇祭でのドラフト会議で1位指名をもらいました!こんな感じですが、よろしくお願いします!! 東北ツアーが始まって、4都市目は盛岡。盛岡ではいわてアートサポートセンター 風のアトリエで上演させていただきました。 盛岡は劇団が約30団体が活動しており、とても演劇が盛んな都市でもあります! さて、これまでの会場を振り返ってみますと坑道やお寺や農作業場など、新入りの僕では全く考えられない場所での公演がありましたが、今回盛岡では屋内の劇場で公演させていただきました。 3月に「人間失格」のツアーも盛岡では風のアトリエでの公演をし、劇団の先輩方はとても懐かしがっていました。 公演には多くの方にご来場していただき、中には僕も参加したとうほく学生演劇祭で出会った劇団かっぱの人達と再会しました! ゲストにはジャグラーの山村佑理さんによる、ジャグリング(からのストリップ!!)を披露していただきました!!目では追えないほどの数の玉を手で口で頭で足で操る、そのパフォーマンスにオペレーターをしていた僕も「おぉ!!」というリアクションをせざるを得ませんでした!!そして最後には服を脱ぐ!脱ぐ!!脱いでショウとスザンナに「結婚おめでとうございます」の一言をいただきました!! バラシの後の打ち上げには、びっくりドンキーの発祥、本場である「ベル」というお店にいき、大きいハンバーグを食べて英気を養いました!! 次は八戸!!!すっごく寒そうですが、漢の熱気で頑張っていこうとおもいます!!