いつも応援して下さる みなさま、ありがとうございます。そして、ご興味を持ってくださった みなさま、はじめまして。 劇団 短距離男道ミサイル・代表、俳優の本田椋です。 １０月３１日の朝は大船渡温泉のオーシャンビューから！ 三陸の海と、・・・ぼく（全裸）。みなとまち新潟育ちなので、鴎の声や潮風の匂いが懐かしいです。 故郷の海に沈む夕陽もいいものですが、水平線の向こうから昇ってくる朝陽も素敵なものですね。 大船渡、よいところです。温泉と海の幸で英気を養い、一路、高田へ。 まずは、奇跡の一本松へ手を合わせに参りました。 ３月に来たときは、いつか必ずこの地で芝居をしようと強く想いました。早くも その願いが叶うことに 大きな喜びとプレッシャーを感じつつ、舞台の成功と、一日も早い復興、そして亡くなられた方のご冥福を、・・・あらためて、合掌。 さて、今回の会場は、陸前高田市コミュニティセンター シンガポールホール！とってもキレイでオシャレなナイスホールです。音の響きも気持ちいい。 今回のツアーも劇場ではない空間を使った公演が多いのですが、やっぱり劇場って好きなんですよねぇ～。氣合が入るっていうか、引き締まるっていうか。 劇場って神棚があるところも多いんですけど、神棚があってもなくても、劇場で芝居する前は、二礼二拍一礼しちゃったりするんです。僕。 舞台の神様が見てるっていうか、空いてる客席にだって、誰かが見てるような感覚があるんです。例えば、死んじゃった爺ちゃんとか。やっぱり劇場って、そんな特別な場所。 そんな場所にお越し頂くのだから、今日のお芝居がお客様にとって特別な時間になるように！芝居をするとお花を頂くこともあるんですけど、素敵な花束をプレゼントしたいんだって気持ちなんですよ。 Let's Enjoy our Entertainment！ I Love You ！って感じ。（カタカナにすると幾分か恥ずかしくないのです。） 仕込みが終わったあとは、未来商店街の鶴亀鮨さんで腹ごしらえをしました。大将の阿部さんが、とってもパワフルな方で、色々なお話を聴かせて頂きました。再来店を約束！（※あとで、耳にしたのですが、復興のシンボル的な超有名人なんだそうです！） 鶴亀鮨名物、リボン投げで写真撮影！ 一本松と大将から頂いたパワーで本番をやりきりました！！なんか、みんな、いつもより熱が入ってた氣がします。 やっと、やっと、高田のみなさまに観て頂けて、ほんとーに嬉しかったです。なにか届けることができていたらいいなと、心から思います。 そして！西和賀のアキコさん、アキコさんのお友達の高田のみなさんにも観て頂けました！アキコさん、みなさん、ほんとーにありがとうございます！！ 打ち上げも大盛り上がりでございました～。 協力者の稲邉さん、ステキなパフォーマンスを披露してくださった磯島未来さん、広報協力して頂いたのに、強制的にVIP席に座らせられ、ゲストパフォーマンスでヤリ玉にあげられた優太さん！（※磯島さんのパフォーマンスは、ダンスをしながら結婚生活について語るものでした。優太さんは旦那様。） みなさん、ほんとーに、ほんとーに、ありがとうございましたっ！！久しぶりにお会いできて、うれしかったなぁ～～。 酒場では互盆松鹿楽(ごほんまつかぐら)の創始者・トクさんにも出逢いました！２４時間に渡って繰り広げられ、生存者が一名だけだったという超絶祭の仕掛け人でもあります。 来年の超絶祭には、タカシが２４時間マラソン、虎太郎が２４時間スイミングで参戦することに決定（！！？？） そんな感じで、高田の夜は最高でした！また必ず、この場所で芝居を届けたいと思います！！！ ありがとう高田！！

おはようございます！！劇団 短距離男道ミサイル副代表の加藤隆です！ 東北ツアー出発して、2都市目の西和賀町。今回も西和賀町内三箇所で上演させていただきました。 西和賀公演1日目、10月27日は「西和賀文化創造館 銀河ホール」での上演でした。 西和賀町は古くから温泉や鉱山で栄え、独自の町民気風と文化を育ててきた町です。各種芸能が盛んで、とりわけ演劇は長い歴史を持っています。そのような文化土壌が認められ、’93いわて国民文化祭の演劇祭会場がここ西和賀町に決まったのです。それを契機として平成5年（1993年）10月に完成をみたのが、この西和賀町文化創造館です。愛称は「銀河ホール」と名付けられました。 ＪＲほっとゆだ駅から徒歩4分、湯田ダム錦秋湖畔に美しい姿を映しています。（西和賀町HPより引用） そんな歴史ある銀河ホールでの公演、実はミサイルとしてはこの舞台に上がるのは二度目で、9月2日に銀河ホール地域演劇祭の司会として、キャプテンバルボアが登場していたのです。 その時、繋がりができたかたも多くご覧いただき、西和賀に帰ってきたなぁという感覚でございます。 この日のゲストは、西和賀町生涯学習課の職員であり、今回の西和賀公演全体の受け入れをして下さっている小堀陽平さんと、その奥様小堀結香さんの2名による、鬼剣舞を披露していただきました！ 西和賀公演2日目の10月28日は浄土真宗大谷派本宮山 碧祥寺での上演。 お寺の本堂でやらせていただきました。たくさんの仏様に見守られながらの上演、気が引き締まります しかし、上演が始まってみると、客席はとてもアットホームな雰囲気、缶ビールを片手に観ている方や、僕らがセリフを喋るたびに「ヒュー！」と声掛けするかた、走りきって倒れるシーンでは最前列のお客さんがチラシで扇いでくれたり、子供たちが、散乱した小道具を拾って集めてくれたり。とても自由な、ライブ感溢れる上演になりました。ゲストは碧祥寺住職の太田宣承さん率いる光寿園のみなさまによる、田植え踊りを披露していただきました。地域に伝わる田植え踊りで、お客さんも馴染みあるものだったのか、手拍子をしながら和やかな雰囲気で踊りを眺めていました。 このような雰囲気で上演できるのも、西和賀ならではだな〜と思います。3月のツアーを経て、お客さんたちも、僕らの作品の楽しみ方を自分なりに見つけてくれたのかな、と嬉しくなります。 西和賀公演3日目、最終日は大野公民館の別館のもっこり会館という所で上演しました。 普段は農作業小屋で、トラクターなどの農機具がしまってある倉庫で、町民の皆さまがBBQなどをする飲み会会場でもあります。 このトラクターたちを町民みなさまの力を借り片付け、土間に舞台を組みました。お客さまも、最終日ということもあり、リピーター含め、多くのお客様にご来場いただきました！ 3日間の動員が合計150名！人口6000人の街でこの人数は凄いことだそうです！ 大いに盛り上がって開演した西和賀最終公演。ゲストのパフォーマンス時に、嬉しいサプライズがありました。 実はこの前日、10月28日に、私加藤隆が1年前参加した「ギンガク」にて、サポーターとしてお世話になった溝渕あさこさんの結婚式があったのです。 そして、今日そのあさこさんがもっこり会館公演に来てくれていたのです！ 「走れタカシ」結婚式のシーンにて、突然、西和賀公演受け入れの小堀陽平さんが、地域演劇祭でお馴染みのキャプテンバルボアに扮し登場。ミサイルの受け入れで結婚式に行けなかったから、この場で改めて祝いたいということで、なんと走れタカシ結婚式のシーンにてあさこさん夫妻を舞台上にあげて、ゲストの「西和賀まるごと食ってみてけろ隊」のみなさんに結婚祝いパフォーマンスをするというサプライズでした！（ぼくも知らされてなかったです） 作品上の演出が、本物の結婚祝いになるという、またとない奇跡的な公演になりました。 終演後は高校生の現役陸上部の男の子が、僕のために膝のテーピング方法を伝授してくれ、激励されました。人間失格のときからリピートで見てくれた子で、またこのような形で繋がることができ、嬉しい限りです。 そして、打ち上げもそのままもっこり会館で行い、地区のみなさんが用意してくれた豪勢な料理をいただきました。今回は僕たちのために、北海道で狩猟採取した鹿肉をご馳走してくださり、疲労した身体に活力を注入していただきました。おかげさまで、次の日筋肉痛が全くなかったです！恐るべき鹿肉パワー！ このような感じで西和賀の3日間、大盛り上がりの公演でした！正にもっこり（大野地区の言葉でたくさん、栄えるという意味）な3日間だったと思います！ 最後もっこり会館に掲げてある標語の写真で！！

いつもお世話になっております、劇団短距離男道ミサイルの小濱です。 出発式で、新崎人生さんのチョップを胸にもらい「人間て強い衝撃を胸に受けると、喘息になるんだなぁ」と言うことを実感しました小濱です。 さて、東北ツアーの初回、栗原公演は細倉マインパークと言う坑道内での公演となりました。 ▽栗原マインパークhttps://www.kuriharacity.jp/index.cfm/12,386,63,167,html なんと、この坑道は、西暦800年くらいから続いている行動で、1000年以上の歴史がある！ 1000年といいますと、少なくとも僕の40代前くらいの小濱さんがいる位昔！お父さんのお父さんが、お母さんのお母さんが、ずーっと繋がっていき、途方も無い広がりがある。 そんな昔からあります。 そんな昔からずーっと掘り続けられた結果、脇道含めて、なんと全長さが600キロメートル。 間違えてはおりません、もう一度言います。アリの巣のようにはりめぐらされた坑道の長さは、合計600キロメートル！ ちなみに現在観光できるように調整されている、細倉マインパークの中は777メートルあり、そのど真ん中350メートル地点での公演でした。 積み重ねた歳月の重さよ！人の営みの凄さよ。そんな途方もない広がりを感じられる会場で公演できるなんて！ と、意気込んで仕込み始めたものの、、、 搬入がすこぶる大変！なんてったって350メートル、あと、地下2階くらいまで階段を下ります。あと寒い！あと怖い(蝋人形が)！あと水滴が落ちてくる！ 私小濱、ミサイルに入団して間も無く六年になりますが、こんな過酷な搬出入ははじめてであります。 なんとか仕込み終わり、ようやく本番。坑道内は冷え込んでいたのですが、その坑道内の冷え込みに負けぬお客様の熱気に助けられました。そして、ゲストの目玉湯鯨さんの素晴らしいパフォーマンス。坑道の底から何かが呼び覚まされるようなドゥームメタル。 これがまた素晴らしい。いろんな音源をミックスされて混沌でありながら、女性らしさというか、影の深さ、生々しさ、怨念すら感じるようなメロディ。そして人間ってこんな声出せるんだ、とびっくりしっぱなしなボーカル。 興味を持った方はこちらもチェックしてみてください。雰囲気だけでも伝われば！歴史ある坑道で、この雰囲気ですよ。▽目玉湯鯨「ブレインワッシン」https://youtu.be/MpheKT59qE8 しかも結婚式のシーンで！なんてこった、めちゃめちゃ楽しかった！旅に出て、栗原に向かわなければ確実に出会えなかった現象でした。   そして本番の後は、バラしてまた350メートルを搬出。無事、ツアーのクライマックスを乗り切りました！ いやー、すごい大変だけど楽しかった。 東北ツアーの始まりは、人並みの深さと、出会いの多様性の広がりを感じれた、素晴らしいスタートとなりました。 そして、バラした後はご飯食べて西和賀へ移動。ハードなスケジュールを無事に乗り切ります！