2021年もそろそろ終わりに近づいて来ました。今年はクラウドファンディングという形でこのように私たちと関わってくださり本当にありがとうございました。
冬至という大きな節目が終わり、クリスマス、そしてお正月と慌ただしく過ぎて行きますね。年内のレコーディングが終了し、年明けより仮録音のものを本格的にレコーディングの予定です。
先日は、ひらりと降って来たメロディのメイキング作業でした。メインボーカルの他に少女の声が欲しくてお手伝いをしてもらった14才のはんなちゃん。
私が書いた詩を丁寧に写し取り、それを見ながらテストレコーディング。
少女にしか為せない気配を含む音の世界。
ことばはいつも、まるで宙を舞っていて、それを抽出する作業がとても楽しく、また豊かで面白い。自分のものなど初めから何もなかった、と感じることほど軽やかで豊かなことはないのだと思い知らされます。
冬至明けの新しい太陽の凄烈な光。
春を告げるように咲き誇る辛子菜の花。
夢のように生きる、わたしたちの時間旅行を森羅万象と共に味わい尽くす悦びを分かち合えますように。
冬至に届いていた、詩人管啓次郎さんからの新しい詩集の贈り物をクリスマスの日にポストから受け取りました。管さんから送られてくる予定の星の詩を待って、一般の参加の方々の言葉と声の宇宙がはじまります。
2022年が光り輝くものとして、待ち焦がれているのが目に浮かぶようです。
来年も皆さんにとって大切な日々になりますように。そして、引き続きどうぞよろしくお願いします。
kawole