立春が過ぎ、本格的に春のムードが高まってきましたが皆さまいかがお過ごしですか?
わたし達は年明け後も引き続きレコーディングに集中しています。
昨日おおまかな歌入れが終わり、いよいよ来週は管啓次郎さん、柴田元幸さん、小島敬太さんらゲスト朗読の皆さんの朗読レコーディングで3年ぶりの東京滞在の予定です。
管さんにお願いしていた「声の星座」のはじまりの詩が新年の新しい風とともに届き、
そのことばを受けて柴田さん、小島さんからのことばが送られてきました。
その星々を受けて、現在一般参加の方々がことばを紡いでくださっています。
これらの星々がどのような道をかたちづくってゆくのかうれしさとともに人と人が結び合うという神秘に胸が熱くなっています。
そしてこちらは絵本の制作。
現在あがっている「うたとことば」を中心にラフ本作り。
「ことば」「おと」「文字」
星座を編むように。
ブックは現在、美術家安野谷昌穂さんのもとに行き「絵」の夢見をはじめています。
そして、今回のレコーディングではたくさんの子ども達も参加してくれています。
最年少の4歳児、福音くん。
3歳の時にことばを入れてもらい、年をまたいで4歳になってもう一つのことばを入れてもらいました。
生まれてきてまだそれほど年月を重ねていない年齢の子どもの、特別な霊力を持った響きをレイヤーする。
わたしたちは重力や風や、
空気の層といった特別な環境の中で暮らす生命体でありだからこそ「音」を扱い、「声」を発するということができている。
その面白さを、
「思い出すように」
「遊ぶように」
「歌うように」。
kawole