残り5日となりました。KATSUYUKI TANAKA代表の田中です。昨日は応援購入して頂いた方は、誠にありがとうございました。基本的にレザー商品は雨に弱いです。絶対弱いというわけではなくて、もちろん強い物も存在します。(クロム鞣しの革とか)ヌメ革は特に雨や水濡れはご法度です。そのようなことから、雨の日はレザーバッグを控える方も多いのではないでしょうか?せっかく高くて良い物を購入しても毎日使えないのでは、なんだかもったいないですよね。そのようなお声を聞いて、従来の革の弱点を改善したような革は無いかなと探し回りました。すると、姫路レザー社の「アルコモイスト」という革の存在を知り、即使用してみたところ革の概念を覆すような素晴らしい革素材であったのです。「アルコモイスト」について解説しています。↓↓https://youtu.be/NGRrljhJKLU以前に当店の他のトートバッグを購入して頂いたお客様の声に、「雨の日でも使用できた」とあり、水濡れは悩みの種であったそうです。決して安くない物なのに、すぐにシミになったらすごく損した気持ちになりますね。「アルコモイスト」の他の特徴は、傷、汚れ、引き裂きに強く軽量で経年変化を味わえます。なぜそこまでヌメ革に拘るのか?理由は簡単で、私は革製品の価値はヌメ革にあると確信しているからです。革が好きな人はもちろん、初めて革製品を使用する方にもヌメ革を使用して頂き、その良さを体感してほしいのです。ヌメ革のメリットとして、使うほど体に馴染む、深まるツヤと色合い、使うほど使いやすくなるなど、様々です。従来のヌメ革は扱いにくさがある一方、日常使用できるヌメ革は「アルコモイスト」一択であり、素材に機能性が追加されているのです。ヌメ革のデメリットは、高額である事です。おおよそ40~50工程もある鞣しの過程を1か月から2か月かけて行われます。品質と色を安定させるのは技術を要するものであり、作れる人が限られているそうです。しかし、高額であるのは長く使用できるからこそ高額であり、品質の裏付けでもあります。以上のことから、雨の日や雪の日でも心置きなく使用できるレザーバッグが、「バーティカルトートバッグ」なのです。
「せっかく高いトートバッグを購入したけれども、メンテナンス方法が分からない。」「どのケアセットを使えばいいのかが分からない」というお声に答えるべく、当店では写真にあるケア商品をトートバッグ類をお買い上げ頂いた方全てに、初回限定で無料プレゼントすることにいたしました。そして、この「バーティカルトートバッグ」を応援購入して頂いた方にも無料にてプレゼントさせていただきたいと思います。さらに、職人目線で紹介するメンテナンス方法が記載された無料PDFファイルも付属します。上記の内容品は、コロニルシュプリームクリーム(無色)、馬毛ブラシ(モウブレイ社)、豚毛ブラシ(コロンブス社)、クロス(2枚)となっています。これらのアイテムは、革のプロもおすすめするものとなっています。特に、当店使用革「アルコモイスト」に良く合うクリーム「コロニルシュプリームクリーム」は、使うほどにより撥水性とツヤが強くなり、高級感が高まります。この「コロニルシュプリームクリーム」は、革靴にも使用することが出来る万能なクリームなのです。残すところ6日となりました。まだ時間はあります。達成率は23%ではありますが、残りの77%を達成することは十分可能であると考えています。「バーティカルトートバッグ」をお楽しみにお待ちいただいている方の為にも、精一杯工夫してこの挑戦を達成しますので、今しばらくお待ちください。応援購入して頂いた方々には、本当に感謝申し上げます。それでは引き続きよろしくお願いいたします。
決して安くないレザーバッグです。「一生モノ」「孫の代まで受け継ぐ」などのキャッチコピーを良く見かけると思います。果たして真相はどうなのでしょうか?素材選びから、縫製まで考えて作られたものであればノーメンテナンスで10年は軽く持ちます。一生モノ、孫の代までというのは、定期的にメンテナンスを加えたうえで、10年スパンで糸などの修理を施せば孫の代まで持つという事だと思います。しかし私は一生モノとは言いません。それはなぜか?後半話します。実際、ベテランの業界の方曰く50年、100年間状態が良く長く持つレザーバッグはかなり稀な存在だそうで通常はそこまで持たないというのが実情であるそうです。ルイヴィトンのトランクなんかはいい例ですね。品質が良く、100年以上経過してもいまだに存続して、プレミア価値が付いています。ルイヴィトンの高品質さを表す逸話として、タイタニック号が引き上げられた際、他のトランクは中身が水浸しでダメになっていたのに対し、ルイヴィトンのトランクは、しっかり密閉されていて中身が当時のまま綺麗に残っていたという話が残されています。(この話は、ブランド側の主張であり諸説あります)それくらい品質には自信があるブランドであり、その品質の良さが100年以上持つ秘訣でもあるというのです。さて、私は一生モノと言わないと言いましたが、それには理由があります。正直な話、10年間同じバッグを持ち続けていたら、先に飽きが来るのではないでしょうか?私が言いたいのは、機能面では10年以上持ちますが、その間に何らかの購買意欲が湧き他のバッグが欲しくなってしまうことが往々にしてあるということから、一生モノとは言わないのです。つまり、性能的な問題ではなく心理的な要素が関係してくると感じています。そのために私自身は、機能面やデザイン面で使う方に飽きの来ないような工夫を凝らしています。もちろん10年以上しっかり長持ちするように素材選び、縫製、細かな処理などを徹底的にこだわって商品作りを行っています。私自身は一生モノとは言いませんが、使って頂いた方に一生モノと言って頂けるような細部にこだわりのあるものづくりを目指しているのです。レザーバッグは、ある程度価格と質は比例してくるものです。買って後悔しないように、職人ならではの視点で様々な情報を今後も発信していきたいと思います。最後までご覧いただきありがとうございました。最近youtube動画で解説始めました。↓↓今後も動画増やしていきます。https://youtu.be/cvXww6ErCkgホームページです↓↓https://katsuyuki-t.shop-pro.jp/
デザインを考えるうえで、黄金比を考えたデザインをしています。黄金比とは、人間が最も美しいと感じたり安定していると感じたりする比率の事です。なぜ黄金比を考えたデザインなのかと言いますと、トートバッグに飽きの来ない要素を付け足したかったからです。つまり、長く使用できるような工夫の1つなのです。レザーアイテムというのは、長く使用して初めて良さが分かるものです。丈夫さ、使いやすさなどの機能面で長く使用できるのはもちろんの事ですが、見た目のデザイン面で、飽きてしまうと長く使用して頂くことはできません。そう思い、デザイン面で飽きの来ない要素とは何か?シンプルな見た目は飽きやすさと紙一重です。そこをカバーできる要素は何か?この問いに答えたのが、芸術的な要素でもある”黄金比”なのです。そのようにして作られたトートバッグは、なぜかわからないが見ていて飽きがこない。芸術性の要素をミックスすることで、所有する方に満足感を持っていただくことを考えた設計となっています。何か大きな特徴があるのが良いデザインとは考えておらず、持つ人があくまで主役です。主役の魅力を最大限引き出すのが、当店のトートバッグの役目でもあるのです。黄金比というのは、昔からある比率であり様々な芸術作品に多用されています。そんな美しさを、身近なトートバッグから感じていただけたら幸いです。
バーティカルトートバッグで、過去に撮影した別動画があります。↓↓https://youtu.be/_x-06XHb_zA是非ご覧ください。