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太宰が飲んだ"リンゴ酒"を再現!生まれ故郷・青森県五所川原市のソウルドリンクに!

太宰治の小説 津輕 に登場する"リンゴ酒"。現代には存在しないリンゴ酒が今、太宰生誕の地である青森県五所川原市で蘇ります!長年謎に包まれていたその味は、地元だからこそできる入念な取材により忠実に再現。再現版、そして太宰への献上版と2種のリンゴ酒を醸造し、五所川原市のソウルドリンクを目指します!

現在の支援総額

1,839,730

229%

目標金額は800,000円

支援者数

263

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/01/26に募集を開始し、 263人の支援により 1,839,730円の資金を集め、 2022/03/15に募集を終了しました

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太宰が飲んだ"リンゴ酒"を再現!生まれ故郷・青森県五所川原市のソウルドリンクに!

現在の支援総額

1,839,730

229%達成

終了

目標金額800,000

支援者数263

このプロジェクトは、2022/01/26に募集を開始し、 263人の支援により 1,839,730円の資金を集め、 2022/03/15に募集を終了しました

太宰治の小説 津輕 に登場する"リンゴ酒"。現代には存在しないリンゴ酒が今、太宰生誕の地である青森県五所川原市で蘇ります!長年謎に包まれていたその味は、地元だからこそできる入念な取材により忠実に再現。再現版、そして太宰への献上版と2種のリンゴ酒を醸造し、五所川原市のソウルドリンクを目指します!

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おかげさまでネクストゴール達成!200万円を目指します!

3月1日にネクストゴール 150万円を達成いたしました!
全国各地の太宰ファンや青森県出身の方など、200名以上の方々からご支援をいただいております。
みなさまには本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます!

募集終了まで2週間を切り、いよいよラストスパートです!
次の目標200万円を目指し、人気の組み合わせを中心にリターンを追加いたします。

追加リターン
【リンゴ酒2種&リンゴジュース】各1本セット
5,800円 限定20セット

【リンゴ酒2種&リンゴジュース&さとうりんご園シードル2種&赤の仲間入りシードル】各1本セット
15,000円 限定15セット

NEW【リンゴ酒 再現版&献上版】2種各2本セット
7,800円 限定10セット


さらに3月4日(金)20:00~は、リンゴ酒完成お披露目会【オンライン】を開催!
どなたでもご視聴いただけますので、お時間がございましたらぜひご参加ください!
詳細はこちら

2022年3月3日 追記


公開4日で目標達成!ネクストゴールに挑戦します!

みなさまからたくさんのご支援をいただき、なんと!公開4日目で目標金額の800,000円を達成いたしました!
ご支援はもちろん、みなさまからの応援コメントを拝見し、プロジェクトメンバー一同感激しております!あらためまして、ご支援いただいたみなさま誠にありがとうございます。

今後はネクストゴール 1,500,000円を目指し、募集終了の3月15日(火)まで奔走してまいります。なお、追加で得られた資金は継続醸造の運転資金に充てる予定です。

活動報告では、取材後記(小冊子)制作の進捗やリンゴ酒醸造完成のご報告などをアップしていく予定ですので、引き続き本プロジェクトを温かく見守りいただけますと幸いです!

2022年1月30日 追記


はじめまして

太宰が飲んだ!?リンゴ酒再現プロジェクト代表の土岐 彰寿(とき あきなが)です!私は青森県五所川原(ごしょがわら) 市で土岐りんご園を営んでいます。

普段は当園の完熟りんごや採れたてりんご100%で出来たストレートジュース・スパークリングジュース、そしてりんごのお酒"シードル"等を販売するトキあっぷる社の代表として、生産から加工品の企画販売まで、りんごの6次産業に注力しています。
販売商品の中には、地元の高校生にラベルデザインをお願いしたものもあり、地元の若い力を生かして五所川原市を盛り上げたいと考え活動を続けています。

プロジェクト代表 土岐彰寿


このプロジェクトで実現したいこと

私はもともと歴史が好きなことから、歴史上の人物に関連する商品開発に思い入れがありました。そこで「地元に所縁のある人物で何かつくることができないか」と考えた時に浮かんだのが、青森県五所川原市出身の文豪 太宰治でした。

彼の作品には幾度か"リンゴ酒"というお酒が登場します。このリンゴ酒、実は現代には存在しません。どんな色をしていてどんな味だったのか?当時の醸造方法について明確に記されたものは残っていません。

一いったいどんなお酒なんだろう。飲んでみたい。一

私は太宰生誕の地に同じく生まれた者として、りんご農家として、リンゴ酒同様りんごのお酒を販売する者として、この謎に包まれたお酒を再現したいと思うようになりました。
そして時代を越えて復活したリンゴ酒が、地元の人々に親しまれ愛飲されるお酒=ソウルドリンクとなり、地元の人々と五所川原市を訪れる方々をつなぐきっかけになれたらと考えています。

リンゴ酒とスルメを津軽鉄道ストーブ列車にて


このプロジェクトでは、1944年に刊行された太宰治の小説 津輕 に登場するリンゴ酒を、太宰にまつわる様々な機関や専門の方々への取材をもとに再現。
再現版 リンゴ酒「津輕」、そして現代の技術を使い、太宰のお酒や食の好みに合わせてアレンジを加えた献上版 リンゴ酒「RASHO 〜太宰に捧げる〜」を製造します。献上版の名称は、太宰が心酔していた芥川龍之介の作品名から名付けました。

資金は今回のリンゴ酒の醸造費用や、当時実際に飲まれていたであろうリンゴ酒により近づけるための取材等諸経費、継続的に醸造していくための運転資金に充てる予定です。

左)再現版リンゴ酒  右)献上版リンゴ酒


太宰とリンゴ酒

戦時中の1944年(昭和19年)、太宰は青森県の津軽地方をまわり、その様子を紀行文とも自伝的小説ともいえる作品 津輕 として発表しました。作中ではリンゴ酒についての記述がいくつか登場します。たとえば津軽に出立する際、中学時代の友人であるN君にこのような手紙を送っています。

ーなんにも、おかまひ下さるな。あなたは、知らん振りをしてゐて下さい。お出迎へなどは、決して、しないで下さい。でも、リンゴ酒と、それから蟹だけは。ー

ここだけ読むとまるで太宰がリンゴ酒に目がないかのようですが(実際、蟹の方は「私は蟹が好きなのである」とわざわざ書いている)、どうもそうではないようです。N君に「リンゴ酒でなくちやいけないかね。日本酒も、ビールも駄目かね。」と訊かれると、

ー駄目どころか、それはリンゴ酒よりいいにきまつてゐるのであるが、しかし、日本酒やビールの貴重な事は「大人」の私は知つてゐるので、遠慮して、リンゴ酒と手紙に書いたのである。ー

と思っていたことが書かれています。太宰にとってリンゴ酒は、他の酒の代わりとして仕方がなく選択するものであったようです。行く先々で酒を飲んでいる場面が登場する 津輕 において、リンゴ酒はいったいどれくらい飲まれていたのでしょうか。
実はリンゴ酒について触れられているのは、蟹田分院の事務長であるSさんにやたらと勧められる2章の蟹田編のみで、他では"リンゴ酒"という単語は登場しません。だからといって、他ではリンゴ酒は飲まれなかったということではないと推測されます。作中、各地で行われた酒の席には日本酒やビールと共に、当然のようにリンゴ酒も存在していたものと思われます。わざわざ描かないのは、当時の津軽においてリンゴ酒はあって当然のものだったからなのかもしれません。

ーリンゴ酒なら、蟹田には、いくらでもありますから。ー

小説 津輕 の"リンゴ酒"登場シーン 「季刊あおもりのき」第2号(2021年)より

走れメロス号とリンゴ酒


プロジェクトの歩み

西北地域県民局のコミュニティ育成支援事業にて最優秀に採択されたプロジェクトです。
太宰が実際に飲んだであろうリンゴ酒のルーツを探るため、下記の方々に取材・調査を行い、得られた情報をもとに、現在リンゴ酒を醸造中です。

取材・調査を進めていく過程で、何故これまでリンゴ酒の実態が分からなかったのかが掴めてきました。

一番の原因は、戦争という時代背景です。時代が太平洋戦争の真っ只中であり、特に太宰がリンゴ酒を飲んだ1944年(昭和19年)は終戦の1年前と、戦況がかなり悪化していた時代であり、記録を残す余裕がなかったこと、そして製造工場の各所でも技師等が戦争に駆り出され、きちんと管理ができていないケースも多かったと考えられます。

小説 津輕 の時代にも存在した小ぶりな品種のりんご


取材・調査にご協力いただいた皆様

太宰治記念館 斜陽館 館長 今幸樹氏

リンゴ酒再現への期待値や、太宰を研究されている方々のご紹介、調査方法のアドバイスをいただきました。




太宰治まなびの家 解説員 鎌田龍氏、
醸造家 青山富士子氏

太宰の旧制弘前高等学校時代の下宿先「藤田家」及び「藤田葡萄園」や、太宰のお酒事情の取材にご協力いただきました。



青森県りんご協会 技師 藤田憲彦氏

昭和時代のりんごの品種や生産量、りんご加工業の歴史についての調査にご協力いただきました。





郷土史家 柳澤良知氏

リンゴ酒の調達や、蟹田で太宰を疾風怒涛の接待をした様子や場所についてお伺いしました。





弘前工業研究所 所長 齋藤知明氏

小説 津輕 の時代である1940年代のリンゴ酒のタイプや製法についてお伺いしました。





津田政春氏

五所川原市金木町在住の95歳。太宰の本名"津島修治"としての生前の様子や当時の津島家について、また、戦時下のお酒事情の取材にご協力いただきました。





其田洋明氏、其田氏のお母様

五所川原市金木町在住、農園を経営。昭和30年代初頭の家庭でのリンゴ酒の扱われ方を取材させていただきました。




久保泰太郎氏

五所川原市金木町在住、金木太宰会会員。小説 津輕 に登場する"Sさん"ご本人へ取材を敢行したことがあり、その取材の様子やSさんの言葉をお伺いした。





板柳町ふるさとセンター内「りんご資料室」

展示されているフランスや日本のリンゴ酒、シードルのボトルやラベルの調査をさせていただきました。




郷土史家/公開講座奥津軽講師 荒関勝康氏
太宰が生きた時代のお酒事情やリンゴ酒の販売状況、また、太宰治の幼少期について取材させていただきました。


リターンについて

ご好評いただいた人気セットを追加しました↓

4-2.【リンゴ酒2種&リンゴジュース】各1本セット ※お酒

10-2.【リンゴ酒2種&リンゴジュース&さとうりんご園シードル2種&赤の仲間入りシードル】各1本セット ※お酒

NEW!!新しいセットを追加しました↓

13.【リンゴ酒 再現版&献上版】2種各2本セット ※お酒


1.【どうやってこの味にたどり着いたのか!?】取材後記セット

2.【リンゴ酒再現記念リンゴジュース】2本セット

3.【リンゴ酒 再現版&献上版】2種各1本セット ※お酒

4.【リンゴ酒2種&リンゴジュース】各1本セット ※お酒

5.【リンゴ酒2種&さとうりんご園シードル2種】各1本セット ※お酒

6.【リンゴ酒2種&赤の仲間入りシードル】各1本セット ※お酒

7.【リンゴ酒2種&リンゴジュース&さとうりんご園シードル2種】各1本セット ※お酒

8.【リンゴ酒2種&リンゴジュース&赤の仲間入りシードル】各1本セット ※お酒

9.【リンゴ酒2種&さとうりんご園シードル2種&赤の仲間入りシードル】各1本セット ※お酒

10.【リンゴ酒2種&リンゴジュース&さとうりんご園シードル2種&赤の仲間入りシードル】各1本セット ※お酒 SOLD OUT

11.太宰が訪れた宿「ヤマニ仙遊館」で当時を体験!! 1泊2日夕朝食付き ※1名1室
   小冊子・ダザイマンシール・感謝状付

12.太宰が訪れた宿「ヤマニ仙遊館」で当時を体験!! 1泊2日夕朝食付き ※2名1室~
   小冊子・ダザイマンシール・感謝状付

※リターン内容についてのお問い合わせはメッセージよりお願いいたします。上記の各社・宿泊施設への直接の連絡はご遠慮ください。


今後のスケジュール

2月上旬  醸造完成
3月上旬  リンゴ酒お披露目会(オンライン予定)
3月下旬~ リターンの発送開始 ※一部体験コースを除く


太宰が飲んだ!?リンゴ酒再現プロジェクト

■代表
 土岐 彰寿(トキあっぷる社

■メンバー(順不同)
 佐藤 文俊(さとうりんご園) …取材・原料調達
 佐藤 明子(さとうりんご園) …取材・小冊子制作
 和田 史香 …クラウドファンディング実施制作
 長内 健友 …クラウドファンディング リターン企画
 齊藤 航輝 …小冊子制作
 山田 大輔 …行政サポート(五所川原市)
 鹿内 あかり …行政サポート(つがる市)

■協力(順不同・敬称略)
 社中 …リンゴ酒ラベルデザイン
 ものの芽社 …小冊子制作
 有限会社アート印刷 …小冊子制作・印刷・製本
 GARUTSU株式会社 …リンゴ酒醸造
 Next Commons Lab 弘前 …調査協力
 ヤマニ仙遊館 …リターン協力
 津軽鉄道株式会社 …撮影協力
 青山 富士子 …研究協力
 青山 奈央 …商品撮影
 笠原 均 …取材撮影
 鎌田 祥史 …リターン企画協力

TwitterFacebookInstagramYouTube
問い合わせ先:dazai.ringoshu@gmail.com 


■食品表示 (津軽とRASHO共に同じ)
 名称:津軽/RASHO
 原材料名:りんご(青森県産)/酸化防止剤(亜硫酸塩)
 原料原産地:日本(青森県)
 内容量:330ml
 保存方法:直射日光、高温を避けて保存してください
 添加物表示:原材料名参照
 アレルギー表示:酒類のため記載免除


■通信販売酒類小売業免許
 許可番号:五所川原法 第4024号
 酒類販売管理者の氏名:土岐彰寿


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • メリークリスマス!!!みなさまご無沙汰しております。太宰が飲んだリンゴ酒再現プロジェクトです。今年1月に実施した当プロジェクトのクラウドファンディングを覚えていらっしゃいますでしょうか?本日は、ご支援・ご協力をいただいた皆さまに太宰さんからのクリスマスプレゼントとして、特別情報を解禁いたします!さてこの度、太宰が飲んだリンゴ酒再現プロジェクト第2弾のクラウドファンディングが、本日2022年12月25日(金)00:00より開始いたしました!プロジェクトページはこちら!青森県にUターンしたりんご農家が再現する!太宰治が飲んだリンゴ酒【第2弾】ご支援募集期間:2022年12月25日(日)〜2023年1月31日(火)今回は新たに「人間失格」と「斜陽」という2種類のリンゴ酒を醸造・販売します。どちらにも商品開発のストーリーがありますので、ぜひ上記プロジェクトページよりチェックしてみてください。それでは、良いクリスマスをお過ごしください! もっと見る

  • 待ちに待ったリンゴ酒が完成!2月上旬、再現版・献上版リンゴ酒のボトリングが行われました。当日は地元テレビ局が取材に訪れ、後日ニュース番組で特集を組んでいただきました!ボトリングの様子取材の様子出来上がったリンゴ酒はアルコール度数7%の微炭酸仕上げ。現在流通しているシードルと比較すると、高アルコール・弱炭酸になります。小さめのグラスでクイッと飲むイメージで作りました。原料となるりんごは1940年代当時の主流品種「国光」「印度」、現在の主流品種「紅玉」「ふじ」をブレンドしています。品種の選別や配合についてのエピソードは、リターンに付属の小冊子に記載していますので、ぜひご一読ください!また、明日3/4(金)20:00からはリンゴ酒完成お披露目会【オンライン】を開催します!プロジェクトメンバーが完成したリンゴ酒を試飲・リポートしますので、どんな味なのかいち早く知りたい方はぜひご視聴ください!リンゴ酒完成お披露目会の詳細はこちら本日より3種類のリターンを追加しました!在庫切れとなっていたセットや残り僅かの人気セットのほか、新たに【リンゴ酒 再現版&献上版】2種各2本セットを10セット限定で提供します!リンゴ酒を含むリターンはすべて数量限定となりますので、ぜひお早めにご応募ください。リターン一覧はこちら もっと見る

  • リンゴ酒完成お披露目会の開催が、3月4日(金)に決定いたしました!青森県五所川原市(旧金木町)にある太宰ゆかりの古民家「旧傍島家」(かなぎ元気村)から、YouTubeとinstagramにて同時生配信を行います。ゲストはかなぎ元気村代表 伊藤一弘氏。プロジェクトメンバーとの対談形式で、生前の太宰とリンゴ酒について深堀りしていきます。そのほか、ついに完成した再現版・献上版リンゴ酒の乾杯や、お料理とのペアリング企画も準備中です!令和にタイムスリップした?!太宰も登場の予感。。。リンゴ酒完成お披露目会日時:3月4日(金) 20:00-21:00視聴方法:「太宰が飲んだリンゴ酒再現プロジェクト」公式の     YouTubeチャンネルまたはinstagramにてご覧いただけます。     YouTubeチャンネル/instagramアカウント場所:かなぎ元気村「かだるべぇ」   ※当日のご来場・観覧はできません。お披露目会の詳細や最新情報は、本プロジェクトの各SNSにて更新しておりますのでぜひご覧ください!Twitter/Facebook/Instagram/YouTube もっと見る

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