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福岡の文豪 夢野久作の短編『月蝕』を、福岡市の文化財・住吉神社能楽殿で公演したい

夢野久作が生まれ育った福岡で、『月蝕』という短編小説をモチーフとした「音楽×文学」の公演を開催します。日本最古の演劇といわれる「能」と、本企画の軸でもある『月蝕』の「朗読劇」を、"案内人"を通して、ひとつの大きな物語として展開していく企画です。

現在の支援総額

423,100

84%

目標金額は500,000円

支援者数

52

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/11/01に募集を開始し、 52人の支援により 423,100円の資金を集め、 2017/11/26に募集を終了しました

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福岡の文豪 夢野久作の短編『月蝕』を、福岡市の文化財・住吉神社能楽殿で公演したい

現在の支援総額

423,100

84%達成

終了

目標金額500,000

支援者数52

このプロジェクトは、2017/11/01に募集を開始し、 52人の支援により 423,100円の資金を集め、 2017/11/26に募集を終了しました

夢野久作が生まれ育った福岡で、『月蝕』という短編小説をモチーフとした「音楽×文学」の公演を開催します。日本最古の演劇といわれる「能」と、本企画の軸でもある『月蝕』の「朗読劇」を、"案内人"を通して、ひとつの大きな物語として展開していく企画です。

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▼目標金額50%達成

 

夢野久作企画を応援してくださっているみなさま

このプロジェクトをシェアしていただいたみなさま

 

そしてプロジェクトを支援してくださったみなさま

 


おかげさまで、目標金額の【50%】を達成いたしました!!!

 


 


プロジェクト公開から13日

そして残り日数も13日

 


ここからもうひと踏ん張り、頑張っていきたいと思いますので、

もうしばしご協力の程よろしくお願い致します。

 


(って昨日投稿したつもりでした)

(目標金額52%達成、残り日数12日となりました!)

 

 

 

 


▼住吉神社、ご存知ですか?

 

突然ですが、住吉神社ってご存知でしたか?

福岡の方は知っている方も多いかと思います。

知らなくても「たぶん住吉らへんにあるんだろな…」とか

「あ、あの博多駅の近くに唐突にあらわれる森か…」とか

なにか聞いたことがあるのではないでしょうか。

 


 


筑前国一ノ宮 住吉神社。

祭神は底筒男命、中筒男命、表筒男命。

全国の住吉神社の始原と考えられており、航海安全、船舶守護の神として崇拝されています。

また、和歌神としても崇敬されているそうです。

 


住吉神社の場所をふんわり思い浮かべている方は、

ここで「あれ?航海安全?船舶守護?」と思うはずです。

たしかに福岡は海が近く魚介もおいしいとはいえ、

住吉神社=海というイメージがある方はあまりいないのではないでしょうか。

 


ちなみにGoogleMapで住吉神社を調べると

「森の中にある有名な神社」と出てきます。

この地図で見ると海のすぐそばに見えますが、海からの距離は約3kmだそうです。

航海安全というには何とも言えない立地……

 


 


この海の謎については後ほどおはなしするとして、

この住吉神社、国指定重要文化財です。

住吉神社の本殿は元和9年(1623)に再建されており、

直線的な屋根などに仏教建築と対照的な古来の神社建築の名残をとどめているそうです。

 


個人的には東口の近くにある稲荷神社の

小さな鳥居がたくさん並んでいるところが好きだったりします。

 


敷地内に入るとスッと空気の変わる、とても素敵な場所です。

もし「行ったことないなー」という方はぜひ一度足を運んでみてください。

 

 

 ▼その境内にある、能楽殿

 


そして今回の夢野久作企画の会場は

この住吉神社の境内にある「能楽殿」です。

 


つまり、能舞台があるところ。

 


住吉神社能楽殿は、福岡市指定の有形文化財です。

 



(写真提供:福岡市)

 


住吉神社の公式ウェブサイトには

昭和13年(1938年)に福岡や北九州の経済界や能楽愛好家有志の寄付によって建てられたものです。

それから70年余りもの間、戦火をくぐり抜け、全国の能楽関係者から「大阪以西なら住吉」と称賛されるほどに、西日本有数の名舞台として親しまれてきました。

との記載があります。

 


もともと大正時代までは、福岡市中央区にある警固神社に能楽堂があったそうです。

警固神社といえば西鉄福岡(天神)駅前のあの場所ですよね。

福岡の待ち合わせ場所といえば、で有名な「大画面前」(他県の人には絶対に伝わらない場所)からもすぐです。

 


この能楽堂が老朽化のため演能困難となり、昭和10年頃に能楽関係者が「新たに住吉神社境内に能楽堂を建設する計画」を興しました。

そして有志による寄付金を集め、昭和13年の秋に完成したのが、この能楽殿です。

 

住吉神社能楽殿は、伝統的な様式と洋風の建築技術を一体にした劇場建築、近代和風建築として、全国的にも極めて貴重な建物といわれています。

 

 

 

 


▼能楽殿を探せ!

 


ところが、この能楽殿、

初めての方には少しわかりにくい場所にあります。

 



(住吉神社公式ウェブサイトより)

 


一応、立て看板などもあるんですが、

「え?ほんとに?ほんとにこっちでいいの?」とソワソワすること間違いなしです。

境内図では小さく書いてある相撲場が、とても心強く感じることでしょう。

 

 

 

▼航海安全のこたえ

 


最初のほうでおはなしした「航海安全、船舶守護」のことを覚えていらっしゃるでしょうか。

 


ここでもう一度、境内図をご覧ください。

図の下の方に「天竜池」という小さな池がありますよね。

 



(再び、住吉神社公式ウェブサイトより)

 


実はこの池、昔は海の一部だったそうなんです。

池の中心の小島には「天津神社」という住吉神社の末社があり、ここには日本神話のイザナギが海水で禊洗いをしたというエピソードが伝わっています。

 


古地図によると、その昔、住吉神社は海に面した神社だったようです。

そしてその入り江がどんどん埋め立てられ小さくなり、最終的に池として残ったという伝承があります。

 


詳しくはY氏という福岡の最高におもしろい方がわかりやすい記事を書かれてるので、そちらを読んでみてください。

【福岡市】海から約3km離れた住吉神社前の池は海の痕跡?!

 


ちなみに他の記事も物凄くおもしろいです。

歴史という教科が苦痛でしかたなかった私でさえ「歴史っておもしろい」と思ってしまったくらいにおもしろいです。ぜひ。

 

 

 

 


▼ということで

 


最後までお読みいただきありがとうございました。

クラウドファンディング終了まで残り12日となりましたが、もう少し粘っていきたいと思っています。

どうすればもっともっともっと興味をもってもらえるんだろうか。

引き続きどうぞよろしくお願い致します!

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