あっというまに、クラウドファンディング最終日となりました!
本日23:59までとなっております。
ラストスパート、ぜひご協力をお願い致します!
▼夢野久作と宮沢賢治
さて、これだけ「夢野久作が」「福岡が」と言っている私ですが、実は数年前まで、夢野久作さんが福岡の方だと知りませんでした。
たしかに作品の中に福岡の地名がたくさん出てくるのに、なぜ知らなかったのか。知らなかった、というより、気に留めていなかったというほうが正しいのかもしれません。
ふとした瞬間、ほんとうに何のタイミングだったか忘れてしまいましたが、あるとき「夢野久作って福岡だったんだ!」と気づいたんです。
夢野久作さんと同時期の作家として名を挙げられるのが、宮澤賢治さんです。『銀河鉄道の夜』や『やまなし』、『注文の多い料理店』など、教科書に載っていた作品も多いので、知っている人も多いと思います。
彼は岩手県の出身で、作中に登場する架空の理想郷を、岩手をモチーフに「イーハトーブ」と名付けています。生前はほぼ無名でしたが、没後に草野心平らの尽力により、今では日本に広く知られるようになったそうです。
夢野久作さんと宮澤賢治さんは、「西の夢野久作、東の宮澤賢治」と例える人もいるほど似ている部分が多くあります。
以前ご紹介したこちらのブログでは、次のように書かれています。
「久作の作品は地元民にこそ読まれるべき」
私もそう思います。
▼福岡と夢野久作
また、こちらのウェブサイトをご覧ください。
岩手県には23の文学館があり、そのうち5つの館で宮澤賢治に関する紹介がされているようです。
一方、福岡県にも22の文学館がありますが、夢野久作をメインに紹介している館は…
なんてもったいないんだろう、と思います。
こんなに福岡という地域に根ざした作家がいるのに、その福岡で夢野久作の名前はどれだけ浸透しているんだろう。
だからこそ、福岡出身の文化人は数多くいますが、今回こうして夢野久作さんを取り上げたいと考えています。
▼せっかくの最終日なので
もう一度、更新するつもりです。
次回、まだご紹介できていない、かなり重要なスタッフをご紹介させてください。
それでは、また後ほど!