皆さん、こんにちは。大澤酒造です。SAKU13では、2018年に「Project K 純米大吟醸」造りに参加しました。
今回は、SAKU13初となるスパークリング純米吟醸酒造りに挑戦しています。年末に仕込み作業も行い、順調に酒造りが進んでいます!
さて、プロジェクト公開から26日が経ちましたが、これまでに199人の皆さん、私たちの取り組みに応援いただき、ありがとうございます!そして、引き続きシェアなどの応援をよろしくお願いいたします。
今回は、私たち大澤酒造が選んだ食中酒を紹介します!
■大澤酒造の食中酒の紹介
「明鏡止水 特撰純米吟醸」
兵庫県産山田錦を使用した純米吟醸酒です。穏やかな香りと米の旨味を感じられる滑らかな味わいが楽しめます。当蔵の思いが詰まった一本となります。
■大澤酒造の蔵紹介
清酒明鏡止水・勢起醸造元大澤酒造は、北に浅間山、南に蓼科山を見張らせる長野県東部に位置する佐久市茂田井(旧望月町茂田井)にあります。
平安時代、旧望月町は蓼科山のなだらかな北斜面に開けた「御牧(みまき)」、つまり朝廷へ献上する料馬を育てた御料牧場であり、望月という名も旧暦8月15日の満月の日、望月の夜に朝廷へ献上されたというところから由来しています。この御牧を統括していたのが「望月氏」でした。鎌倉時代には望月重隆が鶴岡八幡宮の流鏑馬(やぶさめ)を行うほどその名を轟かせました。山梨県と静岡県に望月の姓の方が多くいらっしゃいますが、この望月氏の流れであります。
茂田井は望月宿と隣の芦田宿(立科町)の間の宿(あいのしゅく)(宿場町の補助宿)として栄え、大澤家は豊富な米、良質の水に恵まれた自然環境を生かして元禄2年(1689年)より酒造りを始めました。今では、その造りのほとんどが酒造好適米によって丁寧に、心をこめて醸されています。
明鏡止水とは、『明鏡』はきれいに磨いた鏡のこと、『止水』は静止した水をいいます。つまり、一点の曇りもないまでに磨き上げられた鏡や静止して揺るがない水面のような研ぎ澄まされた心境であり、邪念がなく澄み切った心をさします。
勢起は明治・大正・昭和の大澤家を支えた曾祖母の名であります。
四季の移り変わりがはっきりとあらわれるそれぞれの季節の旬とともに味わっていただけるお酒がそろっています。
■応援してくださる皆様へメッセージ
SAKU13の担当蔵はその蔵の特徴が出る造りや得意とする仕込みをします。
今回の橘倉酒造さんは佐久の中でも発泡性のある日本酒を昔から手掛けられており、SAKU13初の発泡性日本酒でもありますので注目度大です!
佐久13蔵の心意気が詰まったこのプロジェクトにご期待ください!
また、新型コロナウイルス感染症の影響で我々の業界は大きな影響を受けましたが、その間多くの皆様から変わらぬ応援をいただき改めてご縁の大切さを感じました。これからは今まで以上の酒質向上に励み、感謝の気持ちを伝えてまいりたいと思います。
そして、SAKU13共々よろしくお願いいたします。皆様のご支援よろしくお願いします。
次回は、戸塚酒造さんです。楽しみにしていてください。