本日は渋谷班の鈴木沙菜絵さんにお話を聞いて見ましょう!
鈴木沙菜絵
青山学院大学 総合文化政策学部 在学中。2015年に 彩の国さいたま芸術劇場『与野太郎を探せ』で外部の舞台デビュー。早稲田を中心に活動する学生団体seiren musical projectに所属しながら、『喜劇ミュージカル女優』を目指している。また、昨年に自身で作詞作曲したオリジナル曲『ツナグ』を公開した。今年に入って、渋谷のコミュニティラジオ『渋谷のラジオ』のアシスタントパーソナリティを務める。
「ツナグ」
ーー それではまず、この舞台に関わろうと思った理由を教えてください
最初にこの舞台を知ったときは、オリジナルだからあらすじも登場人物も何もかもわからないことばかりだったから、受けてみようという好奇心だけでした。けれど、オーディションの面接の際に自分自身についての質問を沢山され、それに答えていくうちに「私ってあんまり自分の事知らないのかも」と思えてきて、それが妙に悔しくて焦りも感じて、、、。だから、それに気づかせてくれたこの場所で、自分と向き合いたいと思いました。
ーーこの作品に込める思いを教えてください!!
この作品はキャスト一人一人のエピソードを取り入れているし、一人一人にしっかり焦点を当ててくれているので、私の役『桜子』にとっても、私『鈴木沙菜絵』にとっても、夢に向かって駆け出す Step になるんじゃないかなと思います。これって私だけでなく、他のキャストもそしてスタッフ側も、みーんなにとってそうなんじゃないかなと!世間の中ではまだまだ未熟者だけど、そんな私たちだからこそ、堅っ苦しい枠に囚われず、若さと元気と妙に熱いやる気でできるんじゃないでしょうか。それぞれの伝えたいことを、内に秘めてる熱い想いを、1人でも多くの人に届いて、感じ取ってもらって、そして私たちのことをもっと知りたい!と思ってもらえたら、この舞台は成功だと思います。
ーーこの舞台で表現したいことを教えてください
『人間らしさ』。
作品でも日常生活でも、注目をおかれる部分ってやはり、その人が輝いている瞬間が多いと思います。けど、光を浴びている部分があるということはやはり、光の影になっている部分もあります。もちろん、どっちの面もその人らしさです。その人の輝きを羨ましがっている人がいる、それも人間らしさです。表現するのは簡単なことではないけど、どの部分においても『人間らしさ』を醸し出せるようにしたいです。
ーーこの作品の舞台は「東京」ですが、鈴木さんにとって「思い入れがある東京の場所」を教えてください
渋谷 です。
ーーどうしてですか?
私は高校から渋谷に通学していたので、7年間渋谷に通ってることになります。かと言って渋谷に詳しいかと言われたら、全然知らない事ばかりだし、お洒落なお店にも疎いですが、、。『渋谷』と言われると何を思い浮かべますか?人がいっぱい、騒がしい、ごちゃごちゃしてる、、、私も最初はそう思ってましたし、今もそのイメージは持ってます。けど、中心部を抜けてふと小道に入ったりすると、意外と落ち着いているんです。なんか、人間らしくないですか?色んな面を持っていて、行く度に色々発見できる。好きな部分もあるし、嫌いな部分もある。大好き!ってわけじゃないけど、なんだかんだ渋谷に行ってしまうあたりで、私は渋谷好きなのかな?と思って渋谷にしました!
ーー最後に、鈴木さんの「今」の将来の夢を教えてください
この夏に1ヶ月NYに留学しました。
gospelに興味を持ったのをきっかけに、誰もが憧れる本場で刺激を受けたいと思ったからです。そして、日本を離れ、初めて「ひとりきり」になって、自分と向き合いたい、自分を知りたいと思ったからです。向こうに行ったら必然的に自分について考えるだろうと思っていたけど、考えようとすればするほどわからなくなってしまうんですね、、。ひとりきりになってふと思ったことと言えば、「私って笑うことが大好きだし、人の笑顔を見るのも好きなのかも」ってこと。その笑顔は、楽しくてつい笑っちゃう笑顔でもいい。嬉しくて、涙を浮かべながらの笑顔でもいい。笑顔は世界共通だし、幸せをもたらす最強の魔法だと思います。
そんな笑顔を与えられる存在になりたい。そして、歌うことはやっぱり大好きだから、私は『喜劇ミュージカル女優』を目指します。具体的には、『福田雄一さんの舞台に出る!』それが私の今の夢です。
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普段から周りを明るくするような性格の持ち主の鈴木さん。
喜劇ミュージカル女優というジャンルを開拓して欲しいです!
鈴木さんの生歌、見せ所です!ぜひ劇場にお越しください!
チケットはクラウドファンディングでも購入可能です。