はじめまして。プロジェクト企画・実行者の松沼裕二と申します。この度は、当クラウドファンディンングに目を留めて頂き、また、ご支援・ご協力、誠にありがとうございます。12月17日にかけてフィリピンを直撃した台風22号（現地名「オデッタ」）によって、現地は大きな被害を受け、多くの家は破壊し、未だ停電と断水が続き、食料も水もなく、また、通信障害で連絡もとれず、被災者の方々は大変困難な状況に陥っています。私たちは、そのような状態のフィリピン・セブ島の、政府からの支援も届かない孤立した山奥の村や、貧困地域・スラムの緊急支援を行う（現在既に行っています）計画を立て、今回、このクラウドファンディンングを立ち上げました。ほんの数日前までは、「もうすぐクリスマスだね！楽しみ！」なんて話していたのに、突然襲った悪夢のような災害で、その楽しみも希望も、家も生活も、そして中には家族の命さえも、台風によって失われ、今、壊れた家の片づけをしながら、避難所や、数本の柱だけ残った家にブルーシートを張り生活し、 なんとかその日その日を生き抜こうと、途方に暮れ、毎日、もがき苦しんでいます。スラムの人々にはもともと充分なお金も満足な仕事もありません。その上に、台風によりすべてを失った人々が、もとの生活を取り戻すには、まだ長い月日が必要です。ＮＧＯでは、台風の恐怖と、たくさんの大切なものを失った喪失感に打ちひしがれ、今後の生活への不安におびえる被災者の方々のそばで、その心によりそい、話を聞き、その時その時できるケアをしながら、そして、今後の支援計画を立てています。被災者の方々が少しずつでも前に進んでいけるよう、ほんの小さな力かもしれませんが、今できるせいいっぱいの支援を行っています。皆さま、もしよろしければ、台風によってすべてを失ったスラムの人々の、日々の命を支えるため、そして、子どもたちの未来のため、その純真な笑顔を守るために、ご支援・ご協力お願い致します。