大国主命(おおくにぬしのみこと)について、恐れ多くもこのサイトで記載するようなことはこのプロジェクトの範疇ではございませんが、その子である建御名方尊、事代主尊とこの南方神社の関係におきまして、触れさせていただきたく思います。(写真はDiscoverJapan(大地に国をつくった出雲大社のご祭神「大国主神」日本人なら知っておきたいニッポンの神様名鑑 | Discover Japan | ディスカバー・ジャパン (discoverjapan-web.com)より引用させていただいています。 )
ここからはもう歴史や神社に係る勝手な 解釈による記載となりますことをご容赦願います。
因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)を助けた心優しき神様として知られる大国主命(大黒様)ですが、その系譜は須佐之男命(すさのおのみこと)の子あるいは子孫にあたり、須佐之男命 が与えた数々の試練を見事に切り抜け、葦原中国の支配者になりながら、各地で恋愛伝説も残しており、多くのご縁に恵まれたことから良縁祈願の神様としても信仰されているようです。
出雲大社(いずものおおやしろ)が有名なゆかりの神社ですが、その子孫である建御名方命や事代主尊がこのさつま町永野のような田舎町に祀られることなど、大国主命からしますと思いの一端にもなかったのではないのでしょうか。
冒頭に申し上げましたが、本当に恐れ多いことでございます。あまねく全国各地におわします神々と各地方の神社との関わりについては、いくら歴史を遡って調べてもおぼつかないことであろうかと思われます。
しかしながら、古くからの習わしとして伝統行事を続けてこられた先人たちにその思いを馳せながら、神々への願いとその関わりとを想像して参りますと、神道あるいは宗教という枠組みを離れまして、庶民の過ごしてきた悠久の 時を経て、これからもなお神々の守ってくださっているこの土地で、何かしらひとができることを少しでも成し遂げれば良いのではないかと。御守ることにも意義があるのではないかと、そのように感じた次第です。有難うございます。