クラウドファンディングのご協力を募るためのビデオを作成しました。
フェイスブックとYOUTUBEで公開を開始しました。
あと19日になりましたので、最後まで皆様にご協力のお願いをしております。
フードバンクを利用する、咲さん(仮名)の体験談
「お母さん我慢しなくていいから僕達と暮らそう」
そういってくれたのは、小学3年生の息子でした。
言葉の暴力で疲れ果てた私が、離婚を決意できたのは、彼の言葉がきっかけでした。
それから母子家庭としてパートで週6日働いてきましたが、月収は11万円。
転職も考えたけれど、子どもが学校で熱を出したときにも、
嫌な顔をせず休ませてくれる良い会社だったので、続けています。
生活は厳しく、自分の食事を削っていますが、息子は必ず全部食べずに残し、「もうお腹いっぱいだから、お母さん食べて」と言います。
また、ある日、先生から「まだ習字箱の購入申し込みがされていませんが、息子さんからプリントを受け取りましたか?」という電話がかかってきて驚きました。
息子に尋ねると、「お母さん、いらないよ」と言いました。生活が苦しいことを知っていて、気を遣ってくれる息子は「いい子」ですが、その優しさに心が痛み、ふがいなさで涙が溢れました。
どうにか、仕事を増やして子どもたちが満足できる食事や生活をと考え、日曜日のパートを考えています。休みはありませんが、子どもたちに苦労をかけずに、いつも笑顔でいてほしいと思っています。
フードバンクの食品が届いた時、お米やたくさんのお菓子が入っていました。普段ならお菓子は贅沢品で買ってあげられないので、子どもたちはとても喜んで食べようとするのですが、「少しずつ食べようね」と言っています。その時間がとても愛しくて、嬉しいです。
クリスマスには、いただいた商品券で子どもたちのプレゼントを買って枕元に置くことができました。
利用して本当に良かったと思います。心が暖かくなって、一人じゃない、応援してくれる人がいるのだと、思うことができました。本当にありがとうございます。