御志縁くださる皆様へ
海の見える命の森クラウドファンディングに御志縁いただき有難うございます。
皆様の御志縁のお陰で、海の見える命の森を「備災教育のできるキャンプ場」として未来の多くの命を守る森に整備していくことができます。
今日は私が昨年12月に海森ボランティアに行った感想を述べたいと思います。
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まず、海の見える命の森伝承講話をお聞きして。これまでのボランティアのみなさんが血と汗と涙を流して山の中に道を整備し、そこから言葉を失うほど圧巻の志津川湾を望む海森の活動場所を作り上げたことに対して、感謝の気持ちでいっぱいです。皆さんのおかげで、私は海森でボランティア活動をさせていただくことができました。
復興ボランティアというと海辺の整備をイメージしがちだけど、海に恵みをもたらしているものこそが森だから、まず森を整備するのだと教えてもらいました。森、海、全ての命が繋がっていることを学ぶことができました。
そして「備災」という言葉を実態を持って感じたのも海森でした。
平時にも災害時にもだれもが集える森だからこそ、日常と備が表裏一体となった森。こんな森は唯一無二だからこそ、災害大国日本で「備災教育」の拠点にしていきたいとそう感じています。
そして私は海森に来たからこそ、地元大工さんたちとロフト創りができました。派遣前に仲間と口を揃えて言っていた「そこに行ってみなければわからない」という気持ちは間違ってなかったと確信に変わりました。大工さんがおっしゃった「人とのつながりの大切さ」がまさにそうだから。『現地に行って、人に会って直接触れ合ってみなければわからない』。それが今回、実体を持って得られた学びでした。
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今、キャンプ場の整備に向けて海森の皆さんをはじめプロボノの方々、全国のボランティアの方々が海森に足を運んでくださっています。
私も「このコロナ禍で災害が起こったらどうするんだろう。今こそ備えなきゃ。」と思い、買って置きっぱなしになっていた防災バッグの中身を見て、生理用品など足りないものを補充したり、避難所を確認したりしました。
海森に行って日常の中に備えの意識を持たなければならないと気づくことができました。
そして私も一緒に新たな森づくりを進めたい、来る南海トラフ巨大地震で、自分の周りの人の命を守りたい。春休みに二度目の海森に足を運ぶことに決めました。
自分の実体験を積み重ね、海森の必要性を伝えていきたい、そう思っています。
コロナが終息し、現地に足を運べるようになったとき、
またみなさんと一緒に、あの海森で命の尊さについて考え、
日常の平穏にこの上ない有難さを感じ、
その想いを共有できる、
そんな喜びを共に感じられる日を強く願って。
今後とも海の見える命の森への応援をどうぞよろしくお願いいたします。
現在の総志縁額 85,000円
期間終了まで残り 28日
目標金額まで残り 915,000円
Smile and Fighting!
岡崎菜々子