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心とからだのリズムを取り戻す! あたらしいアーユルヴェーダのケアの本をつくりたい

三軒茶屋のカレー屋「eatreat.」が、からだの調子を整えるレシピを載せた「からだの波乗りを支える本づくり」に挑みます。ストレスや生理痛など、多くの人は様々な「波」に乗ったりのまれたりしながら生きている。その様子をレシピと写真と詩・イラスト、そして養生の術を添えて表現した一冊。友人への贈り物にも。

現在の支援総額

3,154,555

105%

目標金額は3,000,000円

支援者数

319

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/02/17に募集を開始し、 319人の支援により 3,154,555円の資金を集め、 2022/03/31に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

手数料0円から実施可能。 企画からリターン配送まで、すべてお任せのプランもあります!

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現在の支援総額

3,154,555

105%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数319

このプロジェクトは、2022/02/17に募集を開始し、 319人の支援により 3,154,555円の資金を集め、 2022/03/31に募集を終了しました

三軒茶屋のカレー屋「eatreat.」が、からだの調子を整えるレシピを載せた「からだの波乗りを支える本づくり」に挑みます。ストレスや生理痛など、多くの人は様々な「波」に乗ったりのまれたりしながら生きている。その様子をレシピと写真と詩・イラスト、そして養生の術を添えて表現した一冊。友人への贈り物にも。

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本作りに、自由編成したチームで挑むこと

スタートして5日。間もなく50%達成です。たくさんのご支援ありがとうございます!
ここで、この本を制作するプロジェクトチームのご紹介と、このような制作スタイルに至った背景をお届けします。

今回の本は、著者であるわたしが熟考の末決めた(わがままを貫き通して、とも言う)判断で、編集・デザイン・イラスト・写真・印刷まで全てその人の仕事を知っており、敬愛するメンバーで自らチームを編成して作ることにしました。

ひと昔前は「自費出版」というと高齢の方が人生の最後の締めくくりとして自叙伝を貯金で制作し、本屋さんにおいてもらう。みたいなイメージが強かったかと思います。それもそれでとてもすばらしい取り組みです。最もパーソナルなことは最もクリエイティビティの高いことだから。

最近では、版元を通さずAmazonにも置かず、こうしてメンバー同士で組んで制作された「あたらしい形の自費出版」が増えてきました。

それをサポートする出版機能を兼ね備えた個人書店も増えてきている。ローカルにいくと、特にそういう本屋さんがたくさん生まれています。
クラファンでお渡しするのは全体の1000部のうち400部。リターンが終わったら、残りはそうしたローカル書店さんに置いていただきたいなと夢広がります。

版元さんを通し作る本の素晴らしさはまた別のところであり、どちらもあるのが良いことだと思います。


みんなで別々の毛糸を手に持ち、一枚のタペストリーを編むようにして作る

わたしの本好きは小さな頃からのことですが、最近はそれが加速しています。枕元には常に本が30冊くらい積まれ、朝はそこから何冊か目を通してから起き(活字が目を覚ます薬)一筋縄ではいかない変な形の本が好きなので、本棚に収まらなくていつも困っています。

買いすぎている自分の行動とは裏腹に、本がそんなに売れない時代に、あえて「本を作る」のはわたしにとって表現手段の一つです。料理やセッションは基本的に一人でやっていますが、本はその2つよりもっともっと好きだから、せっかくだから伝えたいメッセージを様々な角度から表現したいと思いました。

そのためには、一人じゃなくて複数人で取り組んでみたい!そうしてお願いし、集まってもらったのが今回のチームです。

本書のメインメッセージである「からだの波にのる」はみんなの合意の上で作り上げられた言葉です。ただそれは、私たちがこれから編集作業をする大きな丸いテーブルの上に置かれた毛糸の最初の糸口のようなもので、そのテーブルの周りにメンバーが違う色の毛糸を手に座っている。

もちろん、このタペストリーの仕様書を書くのはわたしです。でも、あえて(?)この仕様書はラフに描いて4月を迎えたい。どれくらいラフかが肝ですね。道標はある程度あいまいな方が、思いもよらぬところに散歩道を見つけることができ、より遠くへ旅することができます。

来年の春を迎える頃、どんなタペストリーが仕上がっているだろう。いつか国立近代美術館で観たエミリー・カーメ・ウングワレーの巨大な「大地」の一枚のように大きな大きなものを心に抱いて、みんなと編みものを楽しんでいきたいです。そのためには、持久力をつけなければ。


プロジェクトチームを一人ずつご紹介!

それではここで、わたしの自慢のチームメンバーをご紹介します。ジャズ・セッションのメンバー紹介をイメージして、好きな音楽をバックに流しながら読んでください。


・土屋勇太(アートディレクション、デザイン)

山形県上山市生まれ。地域のリノベーションプロジェクトやアートプロジェクト、地域工芸品や商品開発、パッケージデザインなど、企画からロゴ、空間、Webサイトまでブランディングデザインに取り組む。eatreat.ではロゴやスパイスティーのパッケージのデザインをしている。(株)豊作工舎 代表。ブランディングデザイナー、アートディレクター。Instagram: @tsuchiya_yuta117

土屋さんは、2019年にeatreat.のロゴを作ってもらった時からのお付き合い。今ではeatreat.TEAのパッケージデザインやリーフレット、SNSで使うビジュアルなど様々なものを作ってもらってます。

eatreat.のロゴを拡大してよく見てみましょう。三枚の葉っぱに描かれた波線、点線、斜線は、土屋さんがわたしからアーユルヴェーダのドーシャの説明を聞いて描いた模様です。下にこぼれ落ちる水滴は、ドーシャがバランスされた上で生まれる強い生命力の表れ。

このロゴが初めて上がってきた時、伝えたメッセージの真髄を真摯に受けとめ、表現で返してもらうことの喜びに心が震えました。アーユルヴェーダのような深く難しい世界をやわらかく、ひらたく伝えるのにかけがえのないデザインの力です。


・伊藤眸(イラスト)イラストレーター

イラストレーター。新潟県新発田市生まれ、東北芸術工科大学建築・環境デザイン学科卒業。本と道具の店、zelt(ツェルト)を準備中。
Web:https://hitomiito.com/
Twitter・Instagram:@hi__m

ひとみさんは絵描き。数年前からひとみさんが描いたイラストが載ったTシャツを買ったり、手がけられているオブスキュラ(三茶の素晴らしいコーヒー屋さん)のグリーティングカードを集めたりしていたら、昨年末に個展を開催されたので、ほくほくポピーの絵を二枚買いました。

お店に一枚、飾ってあります。

表現の好き・嫌いは、たくさん見たり買ったりしていくとだんだん養われていくものですが「好きだなあ」と思うものを作る人と実際に話すことができると、生きていく上で大切にしているものがかなり近いことがわかります。ひとみさんとは「生きていく上でどうしてもままならないこと。あいまいなものにあえて触れる」感じがすごくよく似ています。

イラスト+散文詩パートでは、ひとみさんとの往復書簡で紡いでいこうと思っています。


・藤原章次(印刷)藤原印刷の後継ぎ
1984年生まれ。大学卒業後は人材系ベンチャー企業に就職。2010年に家業の藤原印刷に入社。東京支店営業部に配属。桑沢デザイン研究所非常勤講師。印刷屋の本屋PTBS(PRINTING TELLER BOOK SERVICE)や心刷展・心刷祭など新規サービスを立ち上げる。モットーは「心刷」。 Instagram: @fujihara_jr

今、人との間で話題の本の話がのぼったら、印刷は大体藤原さんなのでは?というくらい人気者な気がします。藤原さんとは10年以上前にどこかで誰かを介して一瞬知り合い、それ以来の再会(お互いおぼろげ)だったのですが、自分が作りたい本ができたときに藤原さんに再会できて本当に良かったと思いました。人と人の間には必要なタイミングで交差点が現れるものです。

藤原さん、日々SNSで手がけた印刷物の紹介をかなりの長文で書いているのですが、変態すぎて(※褒め言葉です)毎回拍手してるから、手が空いてなくていいねが押せません。藤原印刷の情熱に見合った内容に仕上げたいです。


・原口さとみ(編集)フリーランス編集者

ちいさなチームやプロジェクトにおける情報発信のパートナーとして活動中。メッセージや想いを整理・言語化し、チームの資産や魅力を引き出しながら、課題に合わせた企画設計やコンテンツの制作を行う。英治出版(出版プロデューサー)、ロフトワーク(パブリックリレーション)を経て現職。ビールとタップダンスと犬が好き。

SFCの後輩として三茶WORKで知り合ったさとみさん。初期のeatreat.の広報壁打ちでお付き合いいただくうちに「この人とは月一の壁打ちよりも、なんか大きなものを一つ作り上げたほうがいいな」と思い、それが実現したのが今回のプロジェクトです。

わたしという著者に対して、さとみさんが行ってくれる編集は、口に含んだらすぐに美味しい正解!みたいな言葉を先の道において導いてくれる感じではなくて、荒野の中でなんだかんだ言いながら一緒に言葉を探してくれる頼もしい相棒のような感じ。お互い血だらけになりますが、最高の仕事ができます。

それは彼女がわたしと同じように「弱さを力に」変える人だからできることだと感謝して、毎度手を合わせてます。


・写真について

※プロジェクトチームには、とても素敵な写真家の方も参加いただいていますが、現時点では公表することが難しくお名前を伏せています。発表をどうぞお楽しみに!


以上、チームメンバーの紹介でした!
そもそもクラファン達成まであと半分もあるのですが、これを読んでますます楽しみだなあ!と思っていただいた方が多いのではないでしょうか?

引き続き、応援やシェア、よろしくお願いいたします。

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