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元オウム真理教信者や死刑囚の妻に取材 / 映画『わたしの魔境』製作費支援

構想5年。元NMB48 近藤里奈 映画初主演。 実際の元オウム真理教信者や、死刑囚親族への取材を基に、普通の現代OLが新興宗教にはまり、犯罪に手を染める様を描く。もしコロナ禍の現代に同じようなカルト教団があった場合、人々がどう染まっていくかを描くと共に、現代に潜む洗脳の実態を暴く。

現在の支援総額

2,543,000

101%

目標金額は2,500,000円

支援者数

150

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/01/25に募集を開始し、 150人の支援により 2,543,000円の資金を集め、 2022/03/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

2,543,000

101%達成

終了

目標金額2,500,000

支援者数150

このプロジェクトは、2022/01/25に募集を開始し、 150人の支援により 2,543,000円の資金を集め、 2022/03/30に募集を終了しました

構想5年。元NMB48 近藤里奈 映画初主演。 実際の元オウム真理教信者や、死刑囚親族への取材を基に、普通の現代OLが新興宗教にはまり、犯罪に手を染める様を描く。もしコロナ禍の現代に同じようなカルト教団があった場合、人々がどう染まっていくかを描くと共に、現代に潜む洗脳の実態を暴く。

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オウム真理教事件をモチーフに、カルト洗脳を描く映画『わたしの魔境』
現在クラウドファンディング130万円を突破しました。

このご時世に、ご支援頂いた皆様に深く感謝申し上げます。
いよいよ今週土曜3/19より撮影が開始され、クラウドファンディング自体は3/30に終了致します。
現在公開中の、取材映像含めた映像は全体の2~3割で、残り大部分のドラマパートを、3月下旬にまとめて撮影を行います。尚、完成作品は劇場公開に加え、Amazon Prime・U-NEXT・Netflix等各種配信サービスにて配信予定です。

今日は、魅力あふれるキャスト陣の紹介と、モノ作りの裏側について、お話させて頂きます。

☆キャスト陣紹介

本作主演は、『かば』で映画初出演を果たし、本作が初めての主演作となる、元NMB48の近藤里奈が務めます。
また、『ONODA』や園子温監督『恋の罪』など幅広い出演作を誇る実力派俳優 津田寛治や、園子温監督『地獄でなぜ悪い』『恋の罪』『ヒミズ』はじめ、『アウトレイジビヨンド』等話題作に多数出演する山中アラタ、そして『窮鼠はチーズの夢を見る』『ジムノペディに乱れる』等多数出演の小原徳子らが脇を固めます。

撮影は、深田晃司監督『淵に立つ』でカンヌ国際映画祭受賞を果たした根岸憲一が務めます。
国際的に通用する布陣で、後世に教訓として残る作品に仕上げたいと思っております。
撮影・編集を素晴らしい形で仕上げたいので、少しでもご支援にご協力頂けますと、大変ありがたく思います。

撮影中は、新たな撮影カットを積極的に公開していきますので、楽しみにお待ち頂けたらと思います。

☆モノ作りの裏側 「リアル」とは何か?

今日は、普段観客の皆様が意識しないモノづくりの裏側的なお話を少し出来ればと思います。

よく、ドラマや再現映像などで職場シーン等を見ていて
「何か嘘くさいなぁ…リアルじゃないなぁ…」
そんな風に感じる瞬間があると思います。

映像が嘘くさくなってしまう原因は大きく分けて2つあります。

1つ目の原因は、
「その場所で日常生活を送ってきた歴史が見えない=生活感がない」
です。

脱ぎ散らかした衣類や、置きっぱなしの書類、飲みかけの飲み物、床の汚れや壁のシミ、剥がした後のシール跡…
人間が一つの場所を使い込むと、そうした生活感が出てきます。
時間の都合で、そうしたディテールをスタジオ内に作り込まずに、ツルツルの綺麗な場所で、物語の進行に必要なセリフだけを俳優に言わせると、確かにストーリーを追う事は出来ますが、ディテールの部分で説得力が無くなり、嘘くさく見える原因になります。
(ただし、再現映像などでストーリーの分かりやすさを最優先に訴求したい場合は、こういった手法を取るケースも存在します)

今回の映画では、宗教施設内で複数の人物が共同生活を営んでいるシーンを撮影するにあたり、実際に使い込まれた場所を選定します。

2つ目の原因は、
「動きが止まっている」
です。

多くの人は、しゃべりながら別の何かを頭に浮かべたり、しゃべりながら手いじりしていたり、別の動作をしていたりします。
例えば、「大変申し訳ありません。以後二度とないようにいたします…」と謝りつつ、
実は「あぁ今日の晩飯はラーメン食いたいなぁ」なんて思っている人もいます。
つまり、現実世界では、常に複数の感情と複数の動作が、一人の人物の中に共存しています。
しかし、ストーリーの進行に必要なセリフ・必要な感情だけを出演者に言わせ、撮りやすいようにカメラ側の都合で俳優を棒立ちにさせると、動きが少なくなり、視聴者は無意識的に「ん?何かリアルじゃないな…」となります。

こうした小さな違和感が積み重なる事で、私たちが映像作品を見たときに感じる大きな違和感につながります。

映像作品の中には、その目的によっては、照明を置き、決められたカメラ位置のフレーム内からはみ出さないように、俳優の動きを縛って演出する現場もあります。

しかし、それだと動きがガチガチに決まってしまい、「今、その場で考えて発した言葉」という新鮮さが無くなり、ライブ感のある動的な演技演出が出来なくなります。
そのため、本作はカメラマンと相談の上、ほぼ全編に渡り手持ちカメラ撮影で、自然光の美しさを活かした人工照明なしという手法を取ります。

映像演出は非常に奥の深い世界なので、これ以外にも様々な手法がありますが、今日はその裏側を一つご紹介させて頂きました。

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