クラウドファンディング、60%を超えました!みなさまの応援一つひとつに感謝です。ありがとうございます!残り11日どうぞよろしくお願いします!「社会的養護のアフターケア」のハンドブックを作り、全国の支援者と分かち合いたい!https://camp-fire.jp/projects/view/549844
本の内容を少しご紹介。<先読み原稿>として、今回は、神奈川県の「あすなろサポートステーション」の福本さんに寄稿いただいたコラムです。「施設等とアフターケア事業との連携」と題したコラムからは、児童養護施設等を出た子どもたちをサポートするためには、まずは施設等とアフターケア事業所の関係作りが大切であるという、その取り組みの軌跡が見えます。神奈川県では、アフターケア事業所であるあすなろサポートステーションとの窓口になる「あすなろサポーター」という職員が、各施設に配置されています。本来、児童養護施設にはアフターケアを行うことが義務付けられていますが、施設等の職員さんも、退所した子どもや若者にどう関わっていけばいいか、手探りだったり、悩んだり、時に担当者がひとりで抱え込んでしまうこともあります。あすなろサポートステーションには、そんな職員さんや、里親さんが相談に来ることもあるそうです。「子どもと同じく、支援者も失敗したり間違うものです」と福本さんは言います。「支援者へのケアの大切さが見落とされているかもしれない」とも。子どもも、大人も、安心してトライアンドエラーを繰り返していくことで「そだちなおし」をしていける、そんな自立支援があるのではないか。と、福本さん。現場からの思い。お時間のある時にでも、どうぞご一読ください。(ハンドブック編集長 矢嶋桃子)※原稿は予定稿です。修正が入る可能性もあります。
多彩なトークゲストを招いてアフターケアについて語り合う「スナックえんじゅ」。 第7回のお客様は、+IPPO(プラス・一歩)PROJECT の、スタイリスト井伊百合子さん、PR枝比呂子さん、編集者の渡部かおりさん。 ファッションの持つポジティブな力を社会問題につなげる活動として、ドネーションバザーを開催して、アフターケア事業所へ寄付するなど、ファッション業界と福祉業界に橋をかける活動をしてらっしゃいます。 ママ矢嶋桃子(ハンドブック編集長)とチーママ高橋亜美(えんじゅ代表)がお話を伺います。どうぞみなさまも、ゆるっとご来店ください。●スナックえんじゅ ゲスト:井伊百合子さん、枝比呂子さん、渡部かおりさん(+IPPO PROJECT)●2022年3月22日(火) 20時〜 を予定しています。▼YouTube配信予定です。https://youtu.be/DCEUonXdQOcどうぞよろしくお願いいたします!
多彩なトークゲストを招いて、アフターケアについて語り合う「スナックえんじゅ」。第5回目のお客様は、(株)アンディート 安藤勝信さん。古い建物に新たな価値を付けて再生し、住まい手の愛着や地域とのつながりを育む賃貸事業を行う「愛あるまちの大家さん」。 築30年の木造アパートを、福祉×リノベーションで再生した「タガヤセ大蔵プロジェクト」や、オーナーとしての賃貸物件では、人と人とが自然とつながって楽しく生きていけるような考えでの賃貸運営をしています。 「福祉というと専門的な話になってしまうけれど、住まいこそ福祉の基本」と言う安藤さん。そこを楽しくしていくことの大切さについて、ママ矢嶋桃子(ハンドブック編集長)とチーママ高橋亜美(えんじゅ代表)が一緒に伺います。どうぞみなさまも、ゆるっとご来店ください。●スナックえんじゅ ゲスト:安藤勝信(株式会社アンディート代表取締役)●2022年3月17日(木) 19時〜 を予定しています。▼YouTube配信予定です。https://youtu.be/Tps3c0ddhjsどうぞよろしくお願いいたします!
本の内容を少しご紹介。<先読み原稿>として、今回は、沖縄にある「アフターケア相談室 にじのしずく」の棚原さんに寄稿いただいたコラムです。「アフターケアでの若年母子支援」と題したコラムからは、沖縄県内の若年女性の支援の課題を感じていることが伝わってきます。とりわけ、若くして子どもを持つ女性が多く、10代の妊産婦の数は、人口比率で見ると全国平均の2倍とのこと。私たちは、その育ちの中で、誰にも頼れず、自分の力で生き抜いてきたように思える人たちと出会います。誰かに頼る、甘えるということが苦手な若い女性たちもいます。でも、出産・子育ては、ただでさえひとりでやり切ることが難しい営みです。棚原さんは「若いママたちを孤立させることなく、ロールモデルになり得る、柔軟で寛容な子育て支援」が必要だと言います。若年妊婦、若年母子、というと、無責任だ、育てられるのかなど、非難する声もあがる社会です。でも、決して悪いことだけではない、可能性のようなものも、私たちは伴走する中で、折々、感じることがあります。棚原さんが書くように、「子どもと共に育ち直す」「子どもと一緒に成長していく」ことは、たしかに容易ではないかもしれないけれど、温かな手と眼差しと具体的なサポートがあることで、可能かもしれない。そんな、願いのような、希望のような、祈りのような。ひとつの、支援現場の思いを感じていただけると思います。お時間のある時にでも、どうぞご一読ください。(ハンドブック編集長 矢嶋桃子)※原稿は予定稿です。修正が入る可能性もあります。