「虐待」や「貧困」といった、その子たちには、何の責任も無い”困難” から親元を離れ、頼りにできる身寄りが無い若者たち。そのような彼らに、親身に寄り添う支援者の方々がいらっしゃります。支援者の方々を支えていかれるように、小さなご縁の繋がりを、大切に紡ぐことでできたらとても嬉しいです。---日本マイクロソフト株式会社 社会貢献担当部長 龍治玲奈さんより応援メッセージをいただきました。龍治さんありがとうございます!
学校現場にもハンドブックを私は小学校の教員をしています。毎日朝8時から午後15時近くまで、子どもたちと一緒にいます。彼らにとって、きっと家族の次に1番そばにいる大人です。子どもの変化や困りに、1番に気がつかなくてはいけない立場です。でも、教員は福祉の専門家ではありません。だからこそ、学校現場にもこのハンドブックが必要だと感じました。社会的養護についての知識も経験も浅い学校現場の一教員にとって、・保護者や子どもたちが今まさに直面している or 将来直面するかもしれない「困難」を正しく知っておくこと。・それらを支援する制度や仕組みについて、全体像を知っておくこと。は、今目の前の子ども達と過ごす上でも、とても重要だと思うのです。「やっと相談できた。気づいてもらえた。」という相手が教員だったその時に、その声をきちんと受け止めて正しい支援に繋げていけるように。このハンドブックが、社会的養護に関わる人だけでなく、困っている人たちから相談を受ける機会のあるすべての方に、広く届くことを祈っています。---楠本美央さんよりメッセージをいただきました。ありがとうございます!楠本美央小学校教員 おもしろい大人を巻き込んだ授業や学校でのワークショップ、教育に関する対話の場を作る。EdcampTAITO実行委員長。テーマ「地域×教育」「街の教育力」街と学校を行き来する先生を目指す。
目標達成80%まできました!!!みなさまのおかげです。244名もの方から応援いただいています。ほんとうにありがとうございます!今回のハンドブックは販売の予定はありませんので、このクラウドファンディングのご支援のリターンとしてのみお届け予定です。ぜひ、応援いただき、本もお手元に置いていただければと思います!「社会的養護のアフターケア」のハンドブックを作り、全国の支援者と分かち合いたい!\残り6日/シェアやサポートで引き続き応援よろしくお願いします!https://camp-fire.jp/projects/view/549844#menu
想いをつなぎみんなでアフターケアを僕はこれまで弁護士としてソーシャルワーカーとして少年司法、未成年後見人、こどもシェルター等様々な立場からこども・若者の支援に携わってきました。出会うこども・若者のニーズにあわせて様々な支援の仕組を模索してきましたが、その度にひとりの支援者やひとつの団体・機関だけで支え続けることの限界を痛感してきました。こうした支援の実情を目の当たりにする中で、困難を抱えるこども・若者の支援のその後を支えるアフターケアがより大事であると考えるようになりました。どんなにスペシャルな支援を生み出したとしても、そのこども・若者の抱える困難のすべてを解消することはできません。こども・若者の抱える困難の多くは、そのこども・若者自身の力で時間をかけながら向き合い乗り越えていくものです。こども期に「育つ権利」が十分に保障されてこなかったこども・若者の「育ち直し・学び直し」のためのアフターケアが必要です。人生のメインステージを駆け抜ける若者たちのニーズは多種多様であり一言では言い尽くせません。その歩みの中で、更なる傷つきや挫折、別れを経験することもあるでしょう。また、こうした若者達を支えようとする中で支援者自身が傷ついたり、ときには支援者同士で対立したりするようなこともあるでしょう。だからこそアフターケアはどこか特定の支援者や団体だけで担うのではなくそれぞれがそれぞれの強みを活かしながらみんなで行っていく必要があります。支援のあり方、やり方は様々であって良いと思います。ただ、すべてのこども・若者の幸せを目指すその想いは通じ合っていてほしいです。このハンドブックを通じて全国各地のさまざまな支援者、支援団体の想いをつなぎ、そうしてできたつながりからまた新たな支援の循環が生まれていくことを願います。---安井飛鳥さんよりメッセージをいただきました。ありがとうございます!安井飛鳥アフターケア事業全国ネットワークえんじゅ 監事/ハンドブック 監修/ちば子ども若者ネットワーク 発起人/子どもの声から始めよう 監事/千葉県フリースクール等ネットワーク 監事/弁護士とソーシャルワーカーの協働を考える会 発起人/社会福祉士・精神保健福祉士・弁護士・DJ
「ただの人」も読みたいハンドブック私は、25年前に、離婚してシングルマザーとなった。娘は当時4歳。10代を母子家庭で過ごした私は、「娘とはお互い煮詰まりたくない」と考え、複数の大人と子どもでのシェアハウス生活に加わった。ともに暮らすメンバーと、遊びにきて一緒に過ごしてくれる大人と子どもたち。たくさんの人とのゆるやかで継続的な関わりのおかげで、私はなんとか養育を続けることができた。とても助かった。この経験から、子育ては家族以外の人にもひらかれていたら、もっと親子ともにラクで楽しい豊かなものになると思っている。「実家が太い」という言葉がある。何か困った時に頼れる家、お金、家族のあたたかい支援などがあることを差す。太い実家を持つ友人のことを羨ましいと思うこともある。でもその代わり、私は血縁でないたくさんの人との関わりが太くなった。6年前から我が家では、実子が巣立った1部屋を、若い人にルームシェアして、ともに暮らすことを続けている。私が受けとったもののささやかな恩送りでもある。若い人が家にいるだけで空気が華やぐし、作り置きのご飯を食べてくれるのも嬉しい。我が家を巣立ったシェアメイトが、「帰省」するように時々顔を見せてくれるのも幸せだ。支援というより恵まれたご縁のように感じている。施設や養育家庭などを出たあとの人たちにも、そんな関わりがいろんなかたちで保障されていてほしい。太い実家がなくとも、頼れる太い社会資源があちこちにあるから大丈夫だよと言いたい。このハンドブックを、アフターケア事業に携わる人たちはもちろんのこと、支援者以外の多くの人が手にすることで、誰もが、ゆるやかで継続的な関わりの一員になることができるのではないかと期待する。役割や資格を持った支援者以外に、社会にはたくさんの人がいる。私もその一人だ。私の子育てに、支援者ではない「ただの人」がたくさん関わってくれたように、私のゆるやかで継続的な関わりが、誰かの助けになっていたらいいなと思う。そのためにはどんな困りごとがあって、支援を専業にしている人たちが実際どんなふうに寄り添っているのかを知りたい。知ることで、身近な誰かが困ったときに、必要な支援者につなぐこともできる。関わりかたも、より適切になるかもしれない。ハンドブックが、各地で頑張ってくださっている支援者のみなさんにも、私のようなそれ以外のたくさんの「ただの人」にも、届きますように。太い社会になりますように。えんじゅのみなさん、この取り組みをありがとうございます!応援しています。---エンライト 編集部 NPO法人リスニングママ・プロジェクト 発起人・理事 高橋ライチさんよりメッセージをいただきました。ライチさん、ありがとうございます!