話し合いで問いを深める雑誌『syn magazine』
創刊号となる本誌の特集テーマは「よい話し合いとはなにか」。言語学、コミュニティデザイン、地域行政、組織開発、建築、商社、イノベーションなどの領域で活躍する13人の方々との話し合いのプロセスを収録しています。
今回はsyn magazine収録の地域文化商社として事業を展開する株式会社うなぎの寝床の白水さんの記事を少しだけ紹介します!
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白水 高広(しらみず たかひろ)さん
株式会社うなぎの寝床 代表取締役
1985年佐賀県小城市生まれ、大分大学工学部福祉環境工学科建築コース卒業。2009年8月厚生労働省の雇用創出事業「九州ちくご元気計画」に関わり2年半プロジェクトの主任推進員として動く。同事業は2011年グッドデザイン賞商工会議所会頭賞を受賞。その後2012年7月にアンテナショップうなぎの寝床を立ち上げるとともに、現在まで地域文化商社として活動を続ける。地域文脈のリサーチから、メーカーとしての商品開発、問屋業・小売業を横断して連動させながら、地域の方々がやれなさそうな領域を事業化していく。2019年7月に株式会社UNAラボラトリーズ を設立、旅行業2種を取得して出版・ツーリズム・宿などの事業を展開中。
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「話し合い」や「対話」というと、私たちはどうしても人と人が向き合って言葉を交わす場面を思い浮かべがちです。しかし、資本主義の世の中では人と人の間に「モノ」や「コト」を介したコミュニケーションも多く、それらも広い意味での対話と呼べるかもしれません。
白水さん『僕らは地域の文化を「その土地の文脈が可視化されたもの」という捉え方をしていて、その文脈や背景を知ってもらうためのコミュニケーションのきっかけとして「もの(商品)」があると考えています。』
記事では、具体的な事業や「もの」を介した時に発生する適度な距離感や、曖昧さや余白から生まれる豊かさについてたくさんのヒントをいただくことができました。
言葉に頼りきらないコミュニケーションや、モノを通した対話の可能性に触れることのできる記事になっています。
詳しくは、syn magazineをお楽しみください!