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話し合いで問いを深める雑誌『SYN MAGAZINE』を出版したい!

龍谷大学政策学部同窓会が運営する「問いを深め合うディスカッションメディア syn」による出版プロジェクト。対話をとおして、1年間に1つの問いだけを探求する学びのプロセスをまとめた雑誌『SYN MAGAZINE』を創刊します。

現在の支援総額

1,103,333

110%

目標金額は1,000,000円

支援者数

127

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/04/27に募集を開始し、 127人の支援により 1,103,333円の資金を集め、 2022/05/29に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,103,333

110%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数127

このプロジェクトは、2022/04/27に募集を開始し、 127人の支援により 1,103,333円の資金を集め、 2022/05/29に募集を終了しました

龍谷大学政策学部同窓会が運営する「問いを深め合うディスカッションメディア syn」による出版プロジェクト。対話をとおして、1年間に1つの問いだけを探求する学びのプロセスをまとめた雑誌『SYN MAGAZINE』を創刊します。

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話し合いで問いを深める雑誌『syn magazine』


創刊号となる本誌の特集テーマは「よい話し合いとはなにか」。言語学、コミュニティデザイン、地域行政、組織開発、建築、商社、イノベーションなどの領域で活躍する13人の方々との話し合いのプロセスを収録しています。


今回はsyn magazine収録の龍谷大学政策学部准教授で認知言語学を専門とされている碓井先生の記事を少しだけ紹介します!


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碓井 智子(うすい ともこ)

龍谷大学政策学部 准教授

専門:認知言語学 空間や時間の言語分析を通して、また第一言語習得の観点から、人間にとって普遍的な法則を見つけることが研究目的である。

趣味:旅行、美味しいもの巡り 最近は京都御苑の散策、広大な敷地の中をかなり隅々まで散策している。お勧めは御苑の北東に位置する「森の文庫」という名の森の図書館。子供向けの図鑑などが多く置かれていて、自然の中で本が読める。大きな切り株やトンネル状の茂みもあり、ジブリの世界にいるような空間。コロナ禍の今だからこそ自然を楽しみたいですね。

著書:講座 言語研究の革新と継承 認知言語学 II 池上, 嘉彦, 山梨, 正明, 編(担当:第11章 空間と時間のメタファー)ひつじ書房  2020年3月

論文:日本語版DVSS(Dysfunctional Voiding Symptom Score)の公式認証~小児質問票における言語学的問題を中心に~ 今村正明, 碓井智子, 上仁数義, 吉村耕治, FARHAT Walid, 兼松明弘, 小川修 日本泌尿器科学会雑誌 105(3) 112 – 121 2014年7月


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人と人が話し合う時、お互いに同じ言葉から受ける印象は同じでしょうか。普段話し合いをする中で、意識しておきたいエッセンスを認知言語学のアプローチからお聴きしました。


ー-(下記記事を一部抜粋)--

碓井 簡単に言うと、人間が世界をどのように理解して、それを言語にして表しているのかを分析する学問です。世界を認知する仕方を言語を用いて分析する、というのが一番分かりやすいでしょうか。私たちはみんなが同じ世界を見ているようですが、本当は人それぞれ世界の切り取り方が違っているのです。

認知言語学を紹介する際によく使われるお話を紹介しましょう。例えば、あるコップの中に水が半分入っているとき、現実社会において真実はその一つだけれども、これを解釈して言語化するのは人間ですよね。世界を解釈し、その事実を表現する言語を使う人間がこの世界を表現しようとすると、その人のバックグラウンドや考え方、その日の心理状況などが、言語としてあらわれてくるんですね。コップの中に水が”半分もある”と言った人は、今はのどが渇いてないのかもしれないし、水がそんなに必要ない状態かもしれないという状況が垣間みえます。対して、水が”半分しかない”と言う人は、のどがすごく渇いているのか、もしくは、事実を常に批判的に捉えるようなバックグラウンドを持っている人かもしれない、といったことが、言語表現から見てとれるのです。

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これは記事の冒頭部である「認知言語学がどのような学問なのか」を質問した際の返答になります。学問の領域からよい話し合いに迫る碓井先生のインタビューをぜひご一読ください!

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